お部屋の壁を変えるだけで、気分一新♪生活にハリが出たりしますよね。今回は壁板の特徴や、ご自分で張る方法などをご紹介していきます。材質によっては、低価格で簡単にDIYすることができるんです。できあがりを考えただけでワクワクしてきますね♪さあ思い切って壁板DIYにトライしてみてはいかがでしょうか!
壁板とは
壁に張ってある板の総称
壁板には、タテのラインが出る縦張りに使われる縦羽目板とヨコのラインが出る横張りに使われる横羽目板があります。板の種類も、節の多少や色の違い、加工形状によってさまざまなものがあります。一般的には、コスト面を考えてか縦張りが多いとか。どちらを選ぶかは、おサイフの中身と相談&お好みで!
縦羽目板の接合部分の種類
縦羽目板の接合部分には主に3種類の加工方法があります。
1.目透加工:組み合わせたときの板と板の間の隙間ができるのですが、これがかえってアクセントになります。この個性から壁板としてこの方法を選ばれる方が多いですね。さらに隙間には、やや広めで角が角ばっているタイプと角に丸みがあって見た目が柔らかい印象のタイプの2つに分けられます。
2.本実加工:組み合わせたとき、隙間ができないことから床板に用いられることが多い加工方法です。隙間にほこりが溜まりにくいという利点があるので、壁板でも好まれている加工方法です。
3.合决(あいじゃくり):この加工方法は、表面からの釘打ちが必要になります。そのため、上からしっかりと釘で固定する必要のある外壁によく用いられる加工方法です。
横羽目板は、下見板(羽重ね)張りが一般的
出典: blog.livedoor.jp
横羽目板を張る場合、下見板(羽重ね)張りが一般的となっています。下見板(羽重ね)張りとは、板を横に張るとき下の板の上に4分の1くらい重なるように張っていく施工方法です。この張り方は、水などの侵入に強いことから外壁に用いられることも多いんです。ただ内装の場合、水の侵入はほとんど心配ありません。なので、平面にシンプルに板を張っていく羽目板張りも好まれています。
壁板施工について
張り方は縦張りと横張りがある
出典: wood-lovers.jp
縦張りのメリットしては、年月が経っても埃は溜まりにくいということでしょう。横張りが洋風のイメージに仕上がるのに対して、縦張りは和室などに用いられることも多いですね。また、吹き抜けなど天井の広さを強調したい場所には、縦張りがオススメです。
横にラインを作る横張りは、部屋に奥行き感を出して広く見せてくれるのでリビングなどにオススメです。ただ、縦張りに比べると、目地にほこりが溜まりやすいというのが少々難点だといえるでしょう。
壁板の選択肢について
出典: www.uchimise.net
壁に自然素材である木を使用すると、お部屋全体が温もりのあるソフトなイメージに仕上がります。壁板として用いられているものはほとんどが合板なんです。種類もいろいろありますが、以下にいくつか取り上げてみました。価格やお部屋の雰囲気、お手入れのしやすさなどから選んでみるのもいいですね。
◎合成樹脂合板:表面を合成樹脂(塩化ビニル・飽和ポリエステル・メラミン樹脂など)でコーティングした合板のこと。耐水性、耐熱性に優れ、表面の仕上がりも美しいのが特徴です。
◎化粧合板:木目の美しさを生かして薄くスライスした薄板を貼り合わせたもので、合板の使いやすさと見た目の美しさを兼ね備えているため用途が広いです。ときどき乾いた雑巾で拭くだけでいいという、お手入れ方法も魅力のひとつですね。
◎プリント合板:合板の上に直接木目などを印刷したり、木目などが印刷された紙を貼り付けたものです。低価格なわりに天然木に近い風合いを出せるのが特徴です。
壁板釘留めの手順をご紹介
出典: www.umee-seizaisho.com
1.まず、材料や道具を準備します。
◎材料:羽目板・見切り・巾木
◎道具:卓上スライドソー(丸のこ・ない場合は手のこぎりとカッターでもOK)・木工用ボンド(よりしっかりと固定させたい場合)・釘打ち機(なければ金づちでいいですが、あった方が断然作業効率UP!)・釘・スケール・差し金・金ざし
作業効率を上げて楽しくDIYをするためにも電動工具のご使用をオススメします♪
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¥27,400 (税込)
出典: hameitaya.com
2.仮並べ
◎色味や木目がバランス良く見えるように配置の順番を決めて、仮に羽目板を並べておきます。
◎施工する部分を測ります。
ポイント:手のこぎりでカットする場合は、先にカッターで切り込みを入れておくと切りやすいです!
出典: item.rakuten.co.jp
3.羽目板に木工用ボンドを塗ります。(ボンドを塗ると、よりしっかりと固定されるので塗ることをオススメします)5mmくらいの太さで、横方向には30~40cmおき、縦方向には板の中央に一筋塗布します。
ポイント:一度にたくさんの板にボンドを塗ってしまうと張る前に乾いてしまうので、2~3枚ずつにしましょう。ボンドがはみ出てしまったら、水でぬらして軽く絞った雑巾でふきとります。
出典: item.rakuten.co.jp
4.釘の打ち込んで固定します。
◎下地板の位置を確認して、最初の板を木工用ボンドと釘で固定します。釘はさねに30cm間隔で打ち込んでいきますが、このとき釘の頭が出ないよう完全に沈み込ませます。
◎最初に固定した板に次の板のさね部分を差し込みます。その後、あて木をして金づちで軽く叩き完全に差し込ませます。先ほどの要領で釘を打ち込み板を固定します。
◎あとは、ボンド、さねの差し込み、釘打ちの順番で繰り返します。
ポイント:端の部分がきれいに収まらないかもしれませんが、そこは巾木や見切り、廻り縁などで見えなくなるので、あまり気にしないで作業を進めていきましょう!
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壁板の作り方をご紹介
シナベニアを使った壁板
出典: kinoie-sekkei.cocolog-nifty.com
DIYには定番のシナベニアですが、特徴はなんといってもきめ細かく優しい手触りです。表面が滑らかなので塗装がしやすいのもメリットですね。ここでは、シナベニアの壁板の作り方(ビス止め)をご紹介します。
用意するものは、シナベニア(厚さは4mmくらい、土台用と最後の上下の飾り板用も忘れずに購入)適宜・電動ドリルドライバー(なければドライバー)・のこぎり・ビス(直径2.1mm×長さ8mm)適宜
1.土台を張る
下地がベニヤの場合はこのままビスが打てますが、ほとんどの住宅は下地が石膏ボードだと思いますので、板を張る範囲の上と下に土台となる板を張りつけます。ここで注意したいのが、下地が石膏ボードの場合ビスが効かないということ。なので土台の板を張りつけるときは、「ボードアンカー」というものを使えば大丈夫!
2.板を張り付ける
端から順に張り付けていきます。板どうしの間隔は3~4mmあけるのがベスト!ここで注意したいのが、いきなりビス止めをしないで仮に当ててから始めるということです。
3.最後、上下両端に、モールとか巾木などと呼ばれている飾りの横板を付けて完成です。
ここでも、できれば電動ドリルドライバーがあれば、作業が断然はかどりますね!
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¥4,093 (税込)
SPF材で作る壁板
出典: roomclip.jp
DIY初心者の方に特にオススメなのがこのSPF材です。お手頃な価格もうれしい!白い木肌はどんなインテリアにもマッチしやすく、素朴な質感がぬくもりを感じさせてくれますね。
それでは、今回はホワイトにペイントした板を壁に張る方法をご紹介していきます。
材料は、SPF材(1×4材)適宜・新聞紙・防腐剤・水性塗料(ミルキーホワイト)・ビス・はけ・サンダー、やすり・電気ドリルです。
1.購入してきたSPF剤をリビングなどに並べます。
2.下地として防腐剤を塗ります。
3.SPF材に塗料を塗り、一日くらいおいて乾かします。
4.乾いたらサンダーかけをしていきます。
5.上記「シナベニアを使った壁板」と同様のやり方で壁に張っていきます。
棚などデコレーションしても楽しいですね♪
ルーバーラティスで作る壁板
出典: www.uchimise.net
ルーバーとは、細長い羽板を、隙間をあけ角度をつけてて横に組んだもののことです。また、ラティスとは園芸用の木製のフェンスのことで、ガーデニングなどでよく見かけますよね。このルーバーラティスを使って、お部屋をアンティーク感あふれるステキな雰囲気にしてみませんか?作り方は下記のホームページをご覧ください!とてもわかりやすく教えてくださっていますよ。
壁板には、タテのラインが出る縦張りに使われる縦羽目板とヨコのラインが出る横張りに使われる横羽目板があります。板の種類も、節の多少や色の違い、加工形状によってさまざまなものがあります。一般的には、コスト面を考えてか縦張りが多いとか。どちらを選ぶかは、おサイフの中身と相談&お好みで!
縦羽目板の接合部分には主に3種類の加工方法があります。
1.目透加工:組み合わせたときの板と板の間の隙間ができるのですが、これがかえってアクセントになります。この個性から壁板としてこの方法を選ばれる方が多いですね。さらに隙間には、やや広めで角が角ばっているタイプと角に丸みがあって見た目が柔らかい印象のタイプの2つに分けられます。
2.本実加工:組み合わせたとき、隙間ができないことから床板に用いられることが多い加工方法です。隙間にほこりが溜まりにくいという利点があるので、壁板でも好まれている加工方法です。
3.合决(あいじゃくり):この加工方法は、表面からの釘打ちが必要になります。そのため、上からしっかりと釘で固定する必要のある外壁によく用いられる加工方法です。
出典: blog.livedoor.jp
横羽目板を張る場合、下見板(羽重ね)張りが一般的となっています。下見板(羽重ね)張りとは、板を横に張るとき下の板の上に4分の1くらい重なるように張っていく施工方法です。この張り方は、水などの侵入に強いことから外壁に用いられることも多いんです。ただ内装の場合、水の侵入はほとんど心配ありません。なので、平面にシンプルに板を張っていく羽目板張りも好まれています。
出典: wood-lovers.jp
縦張りのメリットしては、年月が経っても埃は溜まりにくいということでしょう。横張りが洋風のイメージに仕上がるのに対して、縦張りは和室などに用いられることも多いですね。また、吹き抜けなど天井の広さを強調したい場所には、縦張りがオススメです。
横にラインを作る横張りは、部屋に奥行き感を出して広く見せてくれるのでリビングなどにオススメです。ただ、縦張りに比べると、目地にほこりが溜まりやすいというのが少々難点だといえるでしょう。
出典: www.uchimise.net
壁に自然素材である木を使用すると、お部屋全体が温もりのあるソフトなイメージに仕上がります。壁板として用いられているものはほとんどが合板なんです。種類もいろいろありますが、以下にいくつか取り上げてみました。価格やお部屋の雰囲気、お手入れのしやすさなどから選んでみるのもいいですね。
◎合成樹脂合板:表面を合成樹脂(塩化ビニル・飽和ポリエステル・メラミン樹脂など)でコーティングした合板のこと。耐水性、耐熱性に優れ、表面の仕上がりも美しいのが特徴です。
◎化粧合板:木目の美しさを生かして薄くスライスした薄板を貼り合わせたもので、合板の使いやすさと見た目の美しさを兼ね備えているため用途が広いです。ときどき乾いた雑巾で拭くだけでいいという、お手入れ方法も魅力のひとつですね。
◎プリント合板:合板の上に直接木目などを印刷したり、木目などが印刷された紙を貼り付けたものです。低価格なわりに天然木に近い風合いを出せるのが特徴です。
出典: www.umee-seizaisho.com
1.まず、材料や道具を準備します。
◎材料:羽目板・見切り・巾木
◎道具:卓上スライドソー(丸のこ・ない場合は手のこぎりとカッターでもOK)・木工用ボンド(よりしっかりと固定させたい場合)・釘打ち機(なければ金づちでいいですが、あった方が断然作業効率UP!)・釘・スケール・差し金・金ざし
作業効率を上げて楽しくDIYをするためにも電動工具のご使用をオススメします♪
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2.仮並べ
◎色味や木目がバランス良く見えるように配置の順番を決めて、仮に羽目板を並べておきます。
◎施工する部分を測ります。
ポイント:手のこぎりでカットする場合は、先にカッターで切り込みを入れておくと切りやすいです!
出典: item.rakuten.co.jp
3.羽目板に木工用ボンドを塗ります。(ボンドを塗ると、よりしっかりと固定されるので塗ることをオススメします)5mmくらいの太さで、横方向には30~40cmおき、縦方向には板の中央に一筋塗布します。
ポイント:一度にたくさんの板にボンドを塗ってしまうと張る前に乾いてしまうので、2~3枚ずつにしましょう。ボンドがはみ出てしまったら、水でぬらして軽く絞った雑巾でふきとります。
出典: item.rakuten.co.jp
4.釘の打ち込んで固定します。
◎下地板の位置を確認して、最初の板を木工用ボンドと釘で固定します。釘はさねに30cm間隔で打ち込んでいきますが、このとき釘の頭が出ないよう完全に沈み込ませます。
◎最初に固定した板に次の板のさね部分を差し込みます。その後、あて木をして金づちで軽く叩き完全に差し込ませます。先ほどの要領で釘を打ち込み板を固定します。
◎あとは、ボンド、さねの差し込み、釘打ちの順番で繰り返します。
ポイント:端の部分がきれいに収まらないかもしれませんが、そこは巾木や見切り、廻り縁などで見えなくなるので、あまり気にしないで作業を進めていきましょう!
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出典: kinoie-sekkei.cocolog-nifty.com
DIYには定番のシナベニアですが、特徴はなんといってもきめ細かく優しい手触りです。表面が滑らかなので塗装がしやすいのもメリットですね。ここでは、シナベニアの壁板の作り方(ビス止め)をご紹介します。
用意するものは、シナベニア(厚さは4mmくらい、土台用と最後の上下の飾り板用も忘れずに購入)適宜・電動ドリルドライバー(なければドライバー)・のこぎり・ビス(直径2.1mm×長さ8mm)適宜
1.土台を張る
下地がベニヤの場合はこのままビスが打てますが、ほとんどの住宅は下地が石膏ボードだと思いますので、板を張る範囲の上と下に土台となる板を張りつけます。ここで注意したいのが、下地が石膏ボードの場合ビスが効かないということ。なので土台の板を張りつけるときは、「ボードアンカー」というものを使えば大丈夫!
2.板を張り付ける
端から順に張り付けていきます。板どうしの間隔は3~4mmあけるのがベスト!ここで注意したいのが、いきなりビス止めをしないで仮に当ててから始めるということです。
3.最後、上下両端に、モールとか巾木などと呼ばれている飾りの横板を付けて完成です。
ここでも、できれば電動ドリルドライバーがあれば、作業が断然はかどりますね!
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出典: roomclip.jp
DIY初心者の方に特にオススメなのがこのSPF材です。お手頃な価格もうれしい!白い木肌はどんなインテリアにもマッチしやすく、素朴な質感がぬくもりを感じさせてくれますね。
それでは、今回はホワイトにペイントした板を壁に張る方法をご紹介していきます。
材料は、SPF材(1×4材)適宜・新聞紙・防腐剤・水性塗料(ミルキーホワイト)・ビス・はけ・サンダー、やすり・電気ドリルです。
1.購入してきたSPF剤をリビングなどに並べます。
2.下地として防腐剤を塗ります。
3.SPF材に塗料を塗り、一日くらいおいて乾かします。
4.乾いたらサンダーかけをしていきます。
5.上記「シナベニアを使った壁板」と同様のやり方で壁に張っていきます。
棚などデコレーションしても楽しいですね♪
出典: www.uchimise.net
ルーバーとは、細長い羽板を、隙間をあけ角度をつけてて横に組んだもののことです。また、ラティスとは園芸用の木製のフェンスのことで、ガーデニングなどでよく見かけますよね。このルーバーラティスを使って、お部屋をアンティーク感あふれるステキな雰囲気にしてみませんか?作り方は下記のホームページをご覧ください!とてもわかりやすく教えてくださっていますよ。
コツ・ポイント
いかがでしたか?DIYしようと思ったときは、まずカットサービスや、道具もすべて揃っている作業スペースがあるホームセンターを上手に活用することをオススメします!平日などの店舗が空いている時間帯に店員さんやアドバイザーに、作りたいものや、それに必要な部材などいろいろ聞いてみましょう。あこがれの木の壁に囲まれて過ごしたい……さあDIYでその夢を叶えましょう!