SNSやブログでよく見かける、デコパージュした小物たち。「自分でも作ってみたいけど、難しそう……。」「一度挑戦してみたけれど、上手くできなかった。」そんなあなたに、マスキングテープを使ったデコパージュのやり方をご紹介します。
デコパージュとは
小物を好きにアレンジできる手芸のこと
デコパージュは、薄い紙を糊で貼り付けることで小物を好きなようにアレンジできる、イタリア発祥の工芸です。デコパージュ液と呼ばれる専用の糊を使います。
貼るものに糊が染みこむのであれば、貼り付ける先を選ばずデコパージュすることができます。デコパージュ液で貼り付けると、貼り付けたものがまるで印刷したかのように一体化して見えます。その仕上がりの美しさが、人気の理由です。
道具・材料は、全部100円ショップで揃います。
デコパージュに必要な主なものは、次の通りです。
・デコパージュ液(デコパ液)
・筆
・貼り付ける素材(ペーパーナプキン、マスキングテープなど)
・アレンジしたい小物(箱、石鹸、スマホケース、トートバッグなど)
これらのものは、すべて100円ショップで買うことができます。もちろん手持ちの小物をアレンジするのもOKです。基本的なやり方は、デコパージュ液で貼り付け、さらに上から液を塗ってコーティングするだけ。
手順がわかりやすくまとめてあります。
マスキングテープを使って簡単にできます♪
様々な種類があり、100円ショップでも手に入るマスキングテープ(マステ)。ついついたくさん集めてしまって、お気に入りだけど使い切れないまま眠っている……。そんなマステを活躍させてあげましょう。
マステの特徴を活かして、デコパージュが簡単にできますよ。
マスキングテープを用いたやり方をご紹介
マスキングテープを使う利点とは?
一般的な、ペーパーナプキンを使うやり方は、まず、貼りたいところにデコパージュ液を塗り、その上に切り取ったペーパーナプキンを貼ります。ペーパーナプキンはとても薄いので、一度糊の上に置いてしまうと、やり直したいと思っても、綺麗に剥がすのは難しいです。また、シワになりやすいのも気になります。
マスキングテープは、糊を使わずに貼れ、剥がしやすいようにできています。なので、柄を配置するときにやり直しが簡単で、初心者には嬉しいのです。貼るものをあらかじめ型取りする必要もありません。シワになりにくいのも、マステの良いところです。
どんなマスキングテープが向いているの?
デコパージュ液が浸透しやすい、薄いものが向いています。マスキングテープによっては、かなり分厚いもの、水分が染み込みにくいものがあるので、注意して選びましょう。
では、デコパージュするものとして人気がある、石鹸と上履きについて、詳しく解説していきます。
石鹸にデコパージュしよう
マスキングテープを斜めに貼ると、動きが出ます。
違う柄を並べても、同系色を選べばガチャガチャしません。
デコパ石鹸は何に使うの?
綺麗な模様の鑑賞用に、インテリア小物として。石鹸の良い香りを活かして、フレグランスにもなります。
そのまま石鹸として使うこともできますよ。水に濡れても色落ちしません。可愛くラッピングすれば、プチギフトに最適です!
デコパ石鹸の作り方
石鹸は、平らで四角いものを選ぶとやりやすいです。
1.石鹸にマスキングテープを貼ります。
ツルツルして貼りにくい場合は、石鹸の表面を乾いた台所用スポンジなどで軽くこすって、ザラザラさせても良いでしょう。やり過ぎるとボコボコしているのが目立ってしまうので、注意が必要です。
マステは重ならないように貼ります。重なると、デコパ液が染み込みにくくなります。はみ出たところは、綺麗に切りましょう。
2.デコパージュ液を塗ります。
ムラにならないよう、気をつけましょう。乾いたら再び塗り重ねます。
よく乾かしたら完成です!
作る時の注意点
全面にデコパ液でコーティングしてしまうと、石鹸として使えなくなる他、香りも閉じこめられてしまいます。石鹸やフレグランスとして使いたい場合は、柄は上面に貼るくらいにとどめておきましょう。
上履きにデコパージュしよう
マスキングテープをランダムに貼って、元気よく♪
幼稚園や保育園の上履き、市販のものはどれも似たような感じで味気ないですね。子どもに、世界でひとつだけの上履きを作ってあげてはいかがでしょうか。字が読めない子どもでも、お気に入りの柄の上履きなら、他の人のと間違えることもありません。
上履きにデコパして大丈夫?お手入れは?
元気な子どもが使うものなので、汚れることは当たり前。そこで気になるのは洗えるかどうかです。
デコパージュすると、トップコートのように表面がコーティングされます。なので、汚れにくくなります。耐水加工にもなるので、デコパージュ液を何回か塗り重ねてしっかりコーティングしてあれば、軽くブラシでこするくらいなら大丈夫です。
ただ、熱いお湯やつけ置き洗いには耐えられませんので、避けて下さい。デコパージュは高温多湿に弱いものです。
洗って乾かす時、長期休暇中に保管する時は、柄の部分同士がくっつかないように離しておきましょう。もし、柄が剥がれてきたら、またデコパ液を塗って補修できます。家に持ち帰った時にチェックして、早めに補修するようにしましょう。
デコパ上履きの作り方
マスキングテープなら、ボーダー柄やライン使いが簡単にできます!
上履きにデコパージュするときも、手順は同じです。ただ、マスキングテープはそもそも上履きにくっつきづらいので、その点をカバーしなければなりません。
・デコパージュに向いたマスキングテープを選ぶ
・接着力が強いデコパ液を選ぶ
・マステを貼る前に、上履きにもデコパ液を塗る
・指の付け根に当たるところなど、履きじわができやすい場所は柄を貼るのを避ける
・マステの上から何回かデコパ液を塗り重ね、しっかりコーティングする
など、工夫してみましょう。
また、マステを貼っていないところにもデコパ液を塗り、上履きの生地部分全体をコーティングするようにすると、丈夫になりますし、汚れ防止にもなります。防水スプレーor防水剤を重ねておくと、さらにダメージを受けにくくなります。
作る時の注意点
新しい上履きで作りましょう。汚れの上からデコパージュしてしまうと、その汚れは取れなくなってしまいます。また、上履きは生地製を選びましょう。ビニール製のものだと、デコパ液を弾いてしまいくっつきません。
幼稚園・保育園によっては、デコ上履きが禁止されているところもあるかもしれません。作る前に確認しましょう。
デコパージュは、薄い紙を糊で貼り付けることで小物を好きなようにアレンジできる、イタリア発祥の工芸です。デコパージュ液と呼ばれる専用の糊を使います。
貼るものに糊が染みこむのであれば、貼り付ける先を選ばずデコパージュすることができます。デコパージュ液で貼り付けると、貼り付けたものがまるで印刷したかのように一体化して見えます。その仕上がりの美しさが、人気の理由です。
道具・材料は、全部100円ショップで揃います。
デコパージュに必要な主なものは、次の通りです。
・デコパージュ液(デコパ液)
・筆
・貼り付ける素材(ペーパーナプキン、マスキングテープなど)
・アレンジしたい小物(箱、石鹸、スマホケース、トートバッグなど)
これらのものは、すべて100円ショップで買うことができます。もちろん手持ちの小物をアレンジするのもOKです。基本的なやり方は、デコパージュ液で貼り付け、さらに上から液を塗ってコーティングするだけ。
手順がわかりやすくまとめてあります。
様々な種類があり、100円ショップでも手に入るマスキングテープ(マステ)。ついついたくさん集めてしまって、お気に入りだけど使い切れないまま眠っている……。そんなマステを活躍させてあげましょう。
マステの特徴を活かして、デコパージュが簡単にできますよ。
一般的な、ペーパーナプキンを使うやり方は、まず、貼りたいところにデコパージュ液を塗り、その上に切り取ったペーパーナプキンを貼ります。ペーパーナプキンはとても薄いので、一度糊の上に置いてしまうと、やり直したいと思っても、綺麗に剥がすのは難しいです。また、シワになりやすいのも気になります。
マスキングテープは、糊を使わずに貼れ、剥がしやすいようにできています。なので、柄を配置するときにやり直しが簡単で、初心者には嬉しいのです。貼るものをあらかじめ型取りする必要もありません。シワになりにくいのも、マステの良いところです。
デコパージュ液が浸透しやすい、薄いものが向いています。マスキングテープによっては、かなり分厚いもの、水分が染み込みにくいものがあるので、注意して選びましょう。
では、デコパージュするものとして人気がある、石鹸と上履きについて、詳しく解説していきます。
マスキングテープを斜めに貼ると、動きが出ます。
違う柄を並べても、同系色を選べばガチャガチャしません。
綺麗な模様の鑑賞用に、インテリア小物として。石鹸の良い香りを活かして、フレグランスにもなります。
そのまま石鹸として使うこともできますよ。水に濡れても色落ちしません。可愛くラッピングすれば、プチギフトに最適です!
石鹸は、平らで四角いものを選ぶとやりやすいです。
1.石鹸にマスキングテープを貼ります。
ツルツルして貼りにくい場合は、石鹸の表面を乾いた台所用スポンジなどで軽くこすって、ザラザラさせても良いでしょう。やり過ぎるとボコボコしているのが目立ってしまうので、注意が必要です。
マステは重ならないように貼ります。重なると、デコパ液が染み込みにくくなります。はみ出たところは、綺麗に切りましょう。
2.デコパージュ液を塗ります。
ムラにならないよう、気をつけましょう。乾いたら再び塗り重ねます。
よく乾かしたら完成です!
全面にデコパ液でコーティングしてしまうと、石鹸として使えなくなる他、香りも閉じこめられてしまいます。石鹸やフレグランスとして使いたい場合は、柄は上面に貼るくらいにとどめておきましょう。
マスキングテープをランダムに貼って、元気よく♪
幼稚園や保育園の上履き、市販のものはどれも似たような感じで味気ないですね。子どもに、世界でひとつだけの上履きを作ってあげてはいかがでしょうか。字が読めない子どもでも、お気に入りの柄の上履きなら、他の人のと間違えることもありません。
元気な子どもが使うものなので、汚れることは当たり前。そこで気になるのは洗えるかどうかです。
デコパージュすると、トップコートのように表面がコーティングされます。なので、汚れにくくなります。耐水加工にもなるので、デコパージュ液を何回か塗り重ねてしっかりコーティングしてあれば、軽くブラシでこするくらいなら大丈夫です。
ただ、熱いお湯やつけ置き洗いには耐えられませんので、避けて下さい。デコパージュは高温多湿に弱いものです。
洗って乾かす時、長期休暇中に保管する時は、柄の部分同士がくっつかないように離しておきましょう。もし、柄が剥がれてきたら、またデコパ液を塗って補修できます。家に持ち帰った時にチェックして、早めに補修するようにしましょう。
マスキングテープなら、ボーダー柄やライン使いが簡単にできます!
上履きにデコパージュするときも、手順は同じです。ただ、マスキングテープはそもそも上履きにくっつきづらいので、その点をカバーしなければなりません。
・デコパージュに向いたマスキングテープを選ぶ
・接着力が強いデコパ液を選ぶ
・マステを貼る前に、上履きにもデコパ液を塗る
・指の付け根に当たるところなど、履きじわができやすい場所は柄を貼るのを避ける
・マステの上から何回かデコパ液を塗り重ね、しっかりコーティングする
など、工夫してみましょう。
また、マステを貼っていないところにもデコパ液を塗り、上履きの生地部分全体をコーティングするようにすると、丈夫になりますし、汚れ防止にもなります。防水スプレーor防水剤を重ねておくと、さらにダメージを受けにくくなります。
新しい上履きで作りましょう。汚れの上からデコパージュしてしまうと、その汚れは取れなくなってしまいます。また、上履きは生地製を選びましょう。ビニール製のものだと、デコパ液を弾いてしまいくっつきません。
幼稚園・保育園によっては、デコ上履きが禁止されているところもあるかもしれません。作る前に確認しましょう。
コツ・ポイント
デコパ石鹸・上履き、いかがでしたか?マスキングテープの特徴を活かして、楽しくデコパージュしてみてください。
デコパージュは、金属やガラスなど、素材を選ばずできる優れもの。マスキングテープの用途の広さにも驚かされます。「デコパ×マステ」のタッグで、皆さんの身の回りの小物たちを、たくさんアレンジしてみてくださいね♪