学校や職場へ鉛筆やシャープペンシル、その他の筆記用具を持ち運ぶとき、必ず欠かせないアイテムが筆箱。最近ではペンケースなんてオシャレな言い方もしますが、見た目のデザインもスマートなものが増えました。今回は、どこへ持ち運んでも恥ずかしくない、おすすめの筆箱の選び方をご紹介します。
筆箱とは?選び方とポイントを解説
出典: ima-earth.com
文房具を入れるときに使うのが筆箱。鉛筆やシャープペンシル、ボールペンの他、消しゴムや定規を入れ、持ち歩くために使う道具です。筆箱という呼び方以外には、ペンケースや筆入れといった言葉もあります。学生時代はほとんど全員が持っていたと思いますが、社会人になっても使っているという方もいるかもしれません。
現在、筆箱と言えばプラスチック製や布製が主流です。また、少し高級感があるものだと皮革製品を使っているというケースも見受けられます。昔の筆箱というとブリキ製やセルロイドのものが多く使われていましたが、時代の移り変わりとともに少しずつ素材も変化しています。
昔のCMで「象が踏んでも壊れない」と、耐久性を謳ったキャッチフレーズの筆箱が有名になったことがありました。もちろん、アフリカのサファリに筆箱を持って行くことはまずないと思いますが、通学や授業中、学生のニーズを満たすにはある程度の強度が必要です。
筆箱の形やデザインにこだわらない方もいると思いますが、女子の間では「細かい部分だからこそ気を抜かない」と考えている人も多いと言います。かわいい筆箱もたくさんあるので、「この子、センスがある」と思わせるものを選ぶと、他の女の子と差別化できるかもしれません。
筆箱の種類、特徴など
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筆箱にはさまざまな種類があります。筆箱のタイプによって用途も大きく異なるので、選び方一つで使いやすさは大きく変わるはずです。ここでは、基本的なタイプをご紹介しましょう。
・カンペン
缶(ブリキ)素材で作られた筆箱です。強度が高いことから、型崩れする心配はまずありません。元々、一番よく作られていたタイプの筆箱ですが、近年ではペンポーチやプラスチックタイプのもののほうが優勢のようです。
・ペンポーチ
布製や皮製のポーチです。型崩れする可能性はありますが、軽量で持ち運びしやすく、布ならではの優しい雰囲気や皮っぽい上質なデザインのものも多数登場しています。
¥ (税込)
・両面開き
機能性を追求した筆箱です。表面と裏面のどちらも開くことから、たくさん収納したいという方にはおすすめだと言えます。例えば、表面には鉛筆やシャープペンシル、消しゴムといった基本的な道具を入れておき、裏面には定規やコンパス、分度器など、目的に応じて使うものをしまうといいかもしれません。
・ロールタイプ
文房具を入れ、巻いて収納する、ちょっと変わったタイプの筆箱です。皮革製品や布製品というケースも多いですが、収納のほうほうが大人っぽいことから、少しエレガントな雰囲気を出したい方にもおすすめかもしれません。
このようなタイプの筆箱が一般的です。使い勝手や見た目の印象も変わるので、用途に応じて選びましょう。
出典: www.wagaraga.com
選ぶときのポイントを解説
実は、筆箱を選ぶポイントは、普段使っているバッグの使い方や、バッグとの相性に大きく左右されます。選び方を間違えると、せっかくお気に入りのバッグと筆箱が見つかったのに、持ち運びができなかったということがあります。
まずは素材から見てみましょう。ペンケースの素材はプラスチックや布製品など、さまざまな材質で作られていますが、バッグに傷をつけたくないならプラスチックよりも布のものを選んだほうがよいです。バッグに重たい荷物をたくさん入れるのであれば、強度が強いカンベンのタイプを選ぶとよいかもしれません。
大きさにも注目してみましょう。お気に入りのバッグがたくさん荷物の入るものだった場合、筆箱のサイズは特に気にしなくてもよいと思います。デザインや材質、機能重視で選べば問題ありません。しかし、バッグが薄型の場合は厚みのある筆箱だと入らないので、薄型タイプを選ぶようにするとよさそうです。
出典: blog.maekeeeeen.com
筆箱は見た目だけでなく、機能も大切です。機能面で劣っているものだと使い勝手も悪いので、実際に購入したものの、不便に感じることもあるかもしれません。そこで、どのような機能面があるのかを考えてみましょう。
時代を象徴するのは、フタが複数面ある多面式筆箱。2面、3面の収納スペースがあるのは当たり前ですが、70年代後半には16面あるようなタイプも登場していました。面の数ばかり追求してしまうと収納が不便になってしまいますが、現在でもある程度収納できる箇所があると便利かもしれません。
また、筆箱の中に予定帳が収納できるものもありました。月曜から金曜(世代によっては土曜まで)の学校の授業のスケジュールが書き込みできるようになっていたので、筆箱を見るだけで1週間の授業予定が把握できたことが特徴です。
いまどういうタイプが人気の傾向にある?
出典: 93624649.at.webry.info
今、大人女子の人気の筆箱のタイプは布製、とりわけキャンバス素材のペンケースです。カンベンと呼ばれるタイプはどうしてもシンプルなデザインも多いですし、バッグの中に入れるとかさばってしまうこともしばしばあります。また、持ち運んでいるときに筆箱の中に入っている物が当たり、「カランカラン」と音を立ててしまうのが恥ずかしいという方もいると思います。
布製のペンケースは、こうした問題点をすべて解消します。型崩れしやすいというデメリットはありますが、言い換えれば、多少の柔軟性があり、バッグにも収納しやすいからです。とさらに、デザインもキャンバス素材を上手に使っているので、まるで洋服のような感覚で楽しめるはず。ワンランク上のオシャレが楽しみたいという方は、こういう筆箱を選んでみるのがいいかもしれません。
出典: michikusa-tsushin.net
人気の筆箱メーカー
パイロット
出典: www.pilot.co.jp
パイロット』は、1918年創業の文具メーカーです。受注生産にも対応する、1本80万円の高級万年筆が世界中で知られています。ロンドン海軍軍縮条約の署名時は、このメーカーの万年筆が使われたことからも分かるように、由緒正しい文具メーカーであることが分かります。
創業当時、株式会社並木製作所として設立しましたが、1938年より「業界を先導する水先案内人(パイロット)になりたい」という想いから、パイロット萬年筆株式会社に商号変更をしました。その後、1989年からは株式会社パイロットとしてスタートします。2002年には株式会社パイロットコーポレーションが事業持株会社へ移行し、2015年現在の状況となっています。
そんな文具メーカーのリーディングカンパニー『パイロット』ですが、筆箱にも力を入れています。カッコイイロールタイプで大人のビジネスマンから人気が高いのは、『ペンサンブル』シリーズです。革の質感を存分に活かした外観、内側の柔らかいピッグスウェードで、持つ人に対してちょっとリッチな気分を与えます。
機能面を見てみましょう。太い軸の筆記用具でもしっかり入る5つのペンポケット、ペンが飛び出さないようなフラップがあります。収納しやすさ、実用性の面でもちょうどよいアイテムです。
その他人気文房具は、高級万年筆で知られる『Maki-eシリーズ』、持ちやすいシャープペンシルの『ドクターグリップシリーズ』、熱で消せるサインペン『フリクションシリーズ』が人気です。このほかにも、さまざまな文房具やオフィス用品を扱っているので、きっとお気に入りのアイテムが見つかると思います。
オロビアンコ
出典: guru3me.com
『オロビアンコ』は、イタリアが生んだ高級バッグブランドです。1996年に誕生したばかりの新設ブランドですが、日本ではかなり人気が高いことで知られています。日本人の感性にピッタリはまるデザインで、「高級ブランドのペンケースが持ちたい」という大人から、男女を問わず愛されています。
イタリア語で「オロビアンコ」とは、「高貴」「価値が高い物」などといった意味があります。ブランドネームにこの単語を付けることからも分かるように、質の高い素材や高い技術力による製造工程にこだわり抜き、made in Italyを世界中に発信するバッグブランドであることを証明しようとしているのです。
2016年、オロビアンコは創立20周年を記念し、コクヨとともにペンケースをリリースする予定です。オロビアンコのロゴを大胆に使い、一目で“ソレ”と分かるようなデザインとなっています。ファスナーを開けばペンスタンドのような使い方もでき、オフィスに置いてある高級アイテムとして、周囲からの印象もちょっとよくなるはず。それでいて価格は2,500円というリーズナブルさなので、ビジネスシーンで活用できる便利アイテムとして人気になりそうです。
『DENVER MAXI』はビジネスカジュアルとして人気のバッグ。シンプルかつ飽きが来ないデザインでありながら、十分に存在感を発揮しているのはオロビアンコならではだと言えます。
コクヨ
出典: www.kokuyo.co.jp
『コクヨ』は、1905年に誕生した文房具メーカーです。「国(当時の越中国※現在の富山県にあたる)の誉れになりたい」という想いから「国誉」と名づけられました。元々は和帳や洋式帳簿を販売するメーカーとしてスタートしましたが、その後バインダーをはじめとしたオフィス用品を販売し、次第にスチールデスクやオフィスチェアといった商品を販売するようになります。
現在のコクヨは、ステーショナリー事業とファニチャー事業を中心に展開し、商品の企画製造から販売までを手掛けています。大ヒットしたのは「Campusノート」で、1975年から2014年までの間に、シリーズ累計で約26億冊を出荷したというモンスター的な文房具が人気です。
人気の筆箱は、2007年から2014年までの間に、シリーズ累計販売数20万個を突破した「ペンケース<C2(シーツー)>」。カバンに収まりやすいスクウェアタイプのフォルムが人気で、持ち運びにも便利と好評です。
「ペンケース<C2(シーツー)>」は、小学生から高校生までに人気のモデルでしたが、最近になってデザインを刷新。大人でも使いやすい、デザイン性豊かでスリムのペンケースになっています。
何といっても、コクヨの人気製品は「Cambusノート」です。定番ノートシリーズですが、表紙や背クロスはボールペンでも書きやすく、名前やラベル名が分かりやすいことが特徴。記入しやすい罫線も評価が高く、小学生から社会人まで、ノートのスタンダードモデルとなっています。
おすすめ商品
ロマンティック・ペンケース クラリーノ筆箱
出典: www.coneco.net
「いくつになっても夢を見ていたい……」そんな女の子のニーズを満たすロマンティック・ペンケース。価格は2,700円。女性にピッタリな見た目と、収納力に優れた機能性で人気です。最大13本の鉛筆と、三角定規・分度器が収納できることが魅力だと言えます。
STRUO 牛本革(オイルレザー)角柱BOX型 ジップファスナー式
出典: www.leather-house.net
オリジナルの革製品をひとつひとつ丁寧に制作する工房STRUOから、高品質な牛革製品が届きました。価格は5,076円。オイルレザーの天然の革が持つ自然な風合いで、使えば使うほどなじんでいきます。
ペンケース がま口
出典: www.midori-japan.co.jp
すぐ開けて、簡単に取り出せるがま口ペンケースです。カラーバリエーションは全部で20色展開で、価格は1,700円。オフィスや学校でも活躍します。化粧ポーチとしても使えそうです。
COBU 新本革製マグネット筆箱
出典: lob.shop-pro.jp
職人の確かな腕で作った革製のペンケースは、毎日使っても壊れにくい頑丈さが自慢です。価格は5,940円。シンプルなデザインなので、筆箱が無地の指定を受けている学校でも使いやすいと思います。
オロビアンコ プリック ペンケース MENS JACK別注
出典: review.rakuten.co.jp
イタリア発高級バックブランドのオロビアンコのペンケースです。価格は4,241円。このMENS JACK別注モデルは全8色で、ペンケースランキング1位も獲得した実力派です。
合わせて揃えたい関連グッズ
関連グッズを揃えよう
筆箱は中身が入って、初めて使える本来の機能を発揮するアイテムです。ここからは、筆箱と一緒に使いたいアイテムについてご紹介します。
コクヨ ドクターグリップ
ドクターグリップは、首・肩・腕への負担を考えたシャープペンシルです。コクヨが生み出したこのアイテムは、発売から20年以上愛され続ける「疲れにくい筆記具」へと成長しました。
トンボ鉛筆 MONO消しゴム
MONO消しゴムは、誰しも一度は使ったことがあるであろう消しゴムのスタンダード。1969年に発売して以来、約50年間にわたって、多くの人から愛され続けている人気モデルです。
MONTBLANC
スターウォーカーは、社会人なら持っておきたい高級ボールペンです。ボールペンとしての書き味はもちろん、見た目の高級感で他のビジネスパーソンからも一目置かれる存在だと言えます。
サクラクレパス サインペン極細
サインペン極細は、サインペンの定番モデルです。水にも強く、長期間色あせしないことから多くの人から支持されています。ノートやファイルに名前を書くときにも使いやすいでしょう。
出典: ima-earth.com
文房具を入れるときに使うのが筆箱。鉛筆やシャープペンシル、ボールペンの他、消しゴムや定規を入れ、持ち歩くために使う道具です。筆箱という呼び方以外には、ペンケースや筆入れといった言葉もあります。学生時代はほとんど全員が持っていたと思いますが、社会人になっても使っているという方もいるかもしれません。
現在、筆箱と言えばプラスチック製や布製が主流です。また、少し高級感があるものだと皮革製品を使っているというケースも見受けられます。昔の筆箱というとブリキ製やセルロイドのものが多く使われていましたが、時代の移り変わりとともに少しずつ素材も変化しています。
昔のCMで「象が踏んでも壊れない」と、耐久性を謳ったキャッチフレーズの筆箱が有名になったことがありました。もちろん、アフリカのサファリに筆箱を持って行くことはまずないと思いますが、通学や授業中、学生のニーズを満たすにはある程度の強度が必要です。
筆箱の形やデザインにこだわらない方もいると思いますが、女子の間では「細かい部分だからこそ気を抜かない」と考えている人も多いと言います。かわいい筆箱もたくさんあるので、「この子、センスがある」と思わせるものを選ぶと、他の女の子と差別化できるかもしれません。
《無地シルバー》ブリキ缶ペンケース(ふでばこ)☆文房具通販☆
¥ (税込)
筆箱にはさまざまな種類があります。筆箱のタイプによって用途も大きく異なるので、選び方一つで使いやすさは大きく変わるはずです。ここでは、基本的なタイプをご紹介しましょう。
・カンペン
缶(ブリキ)素材で作られた筆箱です。強度が高いことから、型崩れする心配はまずありません。元々、一番よく作られていたタイプの筆箱ですが、近年ではペンポーチやプラスチックタイプのもののほうが優勢のようです。
・ペンポーチ
布製や皮製のポーチです。型崩れする可能性はありますが、軽量で持ち運びしやすく、布ならではの優しい雰囲気や皮っぽい上質なデザインのものも多数登場しています。
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・両面開き
機能性を追求した筆箱です。表面と裏面のどちらも開くことから、たくさん収納したいという方にはおすすめだと言えます。例えば、表面には鉛筆やシャープペンシル、消しゴムといった基本的な道具を入れておき、裏面には定規やコンパス、分度器など、目的に応じて使うものをしまうといいかもしれません。
・ロールタイプ
文房具を入れ、巻いて収納する、ちょっと変わったタイプの筆箱です。皮革製品や布製品というケースも多いですが、収納のほうほうが大人っぽいことから、少しエレガントな雰囲気を出したい方にもおすすめかもしれません。
このようなタイプの筆箱が一般的です。使い勝手や見た目の印象も変わるので、用途に応じて選びましょう。
出典: www.wagaraga.com
実は、筆箱を選ぶポイントは、普段使っているバッグの使い方や、バッグとの相性に大きく左右されます。選び方を間違えると、せっかくお気に入りのバッグと筆箱が見つかったのに、持ち運びができなかったということがあります。
まずは素材から見てみましょう。ペンケースの素材はプラスチックや布製品など、さまざまな材質で作られていますが、バッグに傷をつけたくないならプラスチックよりも布のものを選んだほうがよいです。バッグに重たい荷物をたくさん入れるのであれば、強度が強いカンベンのタイプを選ぶとよいかもしれません。
大きさにも注目してみましょう。お気に入りのバッグがたくさん荷物の入るものだった場合、筆箱のサイズは特に気にしなくてもよいと思います。デザインや材質、機能重視で選べば問題ありません。しかし、バッグが薄型の場合は厚みのある筆箱だと入らないので、薄型タイプを選ぶようにするとよさそうです。
出典: blog.maekeeeeen.com
筆箱は見た目だけでなく、機能も大切です。機能面で劣っているものだと使い勝手も悪いので、実際に購入したものの、不便に感じることもあるかもしれません。そこで、どのような機能面があるのかを考えてみましょう。
時代を象徴するのは、フタが複数面ある多面式筆箱。2面、3面の収納スペースがあるのは当たり前ですが、70年代後半には16面あるようなタイプも登場していました。面の数ばかり追求してしまうと収納が不便になってしまいますが、現在でもある程度収納できる箇所があると便利かもしれません。
また、筆箱の中に予定帳が収納できるものもありました。月曜から金曜(世代によっては土曜まで)の学校の授業のスケジュールが書き込みできるようになっていたので、筆箱を見るだけで1週間の授業予定が把握できたことが特徴です。
出典: 93624649.at.webry.info
今、大人女子の人気の筆箱のタイプは布製、とりわけキャンバス素材のペンケースです。カンベンと呼ばれるタイプはどうしてもシンプルなデザインも多いですし、バッグの中に入れるとかさばってしまうこともしばしばあります。また、持ち運んでいるときに筆箱の中に入っている物が当たり、「カランカラン」と音を立ててしまうのが恥ずかしいという方もいると思います。
布製のペンケースは、こうした問題点をすべて解消します。型崩れしやすいというデメリットはありますが、言い換えれば、多少の柔軟性があり、バッグにも収納しやすいからです。とさらに、デザインもキャンバス素材を上手に使っているので、まるで洋服のような感覚で楽しめるはず。ワンランク上のオシャレが楽しみたいという方は、こういう筆箱を選んでみるのがいいかもしれません。
出典: michikusa-tsushin.net
出典: www.pilot.co.jp
パイロット』は、1918年創業の文具メーカーです。受注生産にも対応する、1本80万円の高級万年筆が世界中で知られています。ロンドン海軍軍縮条約の署名時は、このメーカーの万年筆が使われたことからも分かるように、由緒正しい文具メーカーであることが分かります。
創業当時、株式会社並木製作所として設立しましたが、1938年より「業界を先導する水先案内人(パイロット)になりたい」という想いから、パイロット萬年筆株式会社に商号変更をしました。その後、1989年からは株式会社パイロットとしてスタートします。2002年には株式会社パイロットコーポレーションが事業持株会社へ移行し、2015年現在の状況となっています。
そんな文具メーカーのリーディングカンパニー『パイロット』ですが、筆箱にも力を入れています。カッコイイロールタイプで大人のビジネスマンから人気が高いのは、『ペンサンブル』シリーズです。革の質感を存分に活かした外観、内側の柔らかいピッグスウェードで、持つ人に対してちょっとリッチな気分を与えます。
機能面を見てみましょう。太い軸の筆記用具でもしっかり入る5つのペンポケット、ペンが飛び出さないようなフラップがあります。収納しやすさ、実用性の面でもちょうどよいアイテムです。
その他人気文房具は、高級万年筆で知られる『Maki-eシリーズ』、持ちやすいシャープペンシルの『ドクターグリップシリーズ』、熱で消せるサインペン『フリクションシリーズ』が人気です。このほかにも、さまざまな文房具やオフィス用品を扱っているので、きっとお気に入りのアイテムが見つかると思います。
出典: guru3me.com
『オロビアンコ』は、イタリアが生んだ高級バッグブランドです。1996年に誕生したばかりの新設ブランドですが、日本ではかなり人気が高いことで知られています。日本人の感性にピッタリはまるデザインで、「高級ブランドのペンケースが持ちたい」という大人から、男女を問わず愛されています。
イタリア語で「オロビアンコ」とは、「高貴」「価値が高い物」などといった意味があります。ブランドネームにこの単語を付けることからも分かるように、質の高い素材や高い技術力による製造工程にこだわり抜き、made in Italyを世界中に発信するバッグブランドであることを証明しようとしているのです。
2016年、オロビアンコは創立20周年を記念し、コクヨとともにペンケースをリリースする予定です。オロビアンコのロゴを大胆に使い、一目で“ソレ”と分かるようなデザインとなっています。ファスナーを開けばペンスタンドのような使い方もでき、オフィスに置いてある高級アイテムとして、周囲からの印象もちょっとよくなるはず。それでいて価格は2,500円というリーズナブルさなので、ビジネスシーンで活用できる便利アイテムとして人気になりそうです。
『DENVER MAXI』はビジネスカジュアルとして人気のバッグ。シンプルかつ飽きが来ないデザインでありながら、十分に存在感を発揮しているのはオロビアンコならではだと言えます。
出典: www.kokuyo.co.jp
『コクヨ』は、1905年に誕生した文房具メーカーです。「国(当時の越中国※現在の富山県にあたる)の誉れになりたい」という想いから「国誉」と名づけられました。元々は和帳や洋式帳簿を販売するメーカーとしてスタートしましたが、その後バインダーをはじめとしたオフィス用品を販売し、次第にスチールデスクやオフィスチェアといった商品を販売するようになります。
現在のコクヨは、ステーショナリー事業とファニチャー事業を中心に展開し、商品の企画製造から販売までを手掛けています。大ヒットしたのは「Campusノート」で、1975年から2014年までの間に、シリーズ累計で約26億冊を出荷したというモンスター的な文房具が人気です。
人気の筆箱は、2007年から2014年までの間に、シリーズ累計販売数20万個を突破した「ペンケース<C2(シーツー)>」。カバンに収まりやすいスクウェアタイプのフォルムが人気で、持ち運びにも便利と好評です。
「ペンケース<C2(シーツー)>」は、小学生から高校生までに人気のモデルでしたが、最近になってデザインを刷新。大人でも使いやすい、デザイン性豊かでスリムのペンケースになっています。
何といっても、コクヨの人気製品は「Cambusノート」です。定番ノートシリーズですが、表紙や背クロスはボールペンでも書きやすく、名前やラベル名が分かりやすいことが特徴。記入しやすい罫線も評価が高く、小学生から社会人まで、ノートのスタンダードモデルとなっています。
出典: www.coneco.net
「いくつになっても夢を見ていたい……」そんな女の子のニーズを満たすロマンティック・ペンケース。価格は2,700円。女性にピッタリな見た目と、収納力に優れた機能性で人気です。最大13本の鉛筆と、三角定規・分度器が収納できることが魅力だと言えます。
出典: www.leather-house.net
オリジナルの革製品をひとつひとつ丁寧に制作する工房STRUOから、高品質な牛革製品が届きました。価格は5,076円。オイルレザーの天然の革が持つ自然な風合いで、使えば使うほどなじんでいきます。
出典: www.midori-japan.co.jp
すぐ開けて、簡単に取り出せるがま口ペンケースです。カラーバリエーションは全部で20色展開で、価格は1,700円。オフィスや学校でも活躍します。化粧ポーチとしても使えそうです。
出典: lob.shop-pro.jp
職人の確かな腕で作った革製のペンケースは、毎日使っても壊れにくい頑丈さが自慢です。価格は5,940円。シンプルなデザインなので、筆箱が無地の指定を受けている学校でも使いやすいと思います。
出典: review.rakuten.co.jp
イタリア発高級バックブランドのオロビアンコのペンケースです。価格は4,241円。このMENS JACK別注モデルは全8色で、ペンケースランキング1位も獲得した実力派です。
筆箱は中身が入って、初めて使える本来の機能を発揮するアイテムです。ここからは、筆箱と一緒に使いたいアイテムについてご紹介します。
ドクターグリップは、首・肩・腕への負担を考えたシャープペンシルです。コクヨが生み出したこのアイテムは、発売から20年以上愛され続ける「疲れにくい筆記具」へと成長しました。
MONO消しゴムは、誰しも一度は使ったことがあるであろう消しゴムのスタンダード。1969年に発売して以来、約50年間にわたって、多くの人から愛され続けている人気モデルです。
スターウォーカーは、社会人なら持っておきたい高級ボールペンです。ボールペンとしての書き味はもちろん、見た目の高級感で他のビジネスパーソンからも一目置かれる存在だと言えます。
サインペン極細は、サインペンの定番モデルです。水にも強く、長期間色あせしないことから多くの人から支持されています。ノートやファイルに名前を書くときにも使いやすいでしょう。
コツ・ポイント
こだわりがない方からすると、筆箱やペンケースはどれでも同じと感じるかもしれません。しかし、一度筆箱の特徴や種類、デザイン性やトレンドが分かると、「周りとは差別化した筆箱が欲しい」という気持ちになるはず。文房具メーカーだけでなく高級ブランドからも登場しているので、自分ならではの筆箱を選んでみてはいかがでしょうか。