店頭に青梅が並び始めました。それを使ってこの時期に作りたいのが「梅シロップ」。なんだか面倒くさそうですが、やってみれば意外と簡単♪ はじめての方でもここを見れば作れるよう、基本の作り方を詳しくまとめてみました。同じくこれから旬になる「らっきょう漬け」の作り方、応用レシピもご紹介しています。
夏バテ防止に!1日ひとつは取りたい梅
「梅はその日の難逃れ」と言うことわざを聞いたことはありませんか? これは「朝、梅を食べれば1日災難から逃れられる」という意味。オーバーなようですが、昔の人は理由がわからないなりに、梅がもたらす健康効果を感じでいたのでしょう。
梅に含まれる「クエン酸」に疲労回復効果が期待できることは、広く知られるようになりました。暑い夏を乗り切るために、バランスのいい食事プラス「梅」を上手に取り入れてみましょう。
1.材料・道具を揃える
〔必要な材料〕
・青梅:1kg
・砂糖:1kg(氷砂糖が一般的ですが、きび砂糖などでも。甘さ控えめがお好みなら700~800gまで減量可)
・酢、またはホワイトリカーなど:50~100cc程度
酢やリカーは発酵防止のために入れますが、必ず必要な物ではないので省いても大丈夫です。ご使用になる場合は、お子さんも飲むのであれば酢の方が安心ですね(味に影響はありません)。
出典: peterivy.wordpress.com
〔必要な道具〕
・保存瓶 ・竹串(または、つまようじ) ・キッチンペーパー
1kgの梅につき4リットル程度が入る保存瓶が必要です。専用の大きな保存瓶もありますが、「梅シロップ」は短期間で完成しますし、完成後は要冷蔵のため、“冷蔵庫のドアポケットに入るサイズの小瓶”を何本か用意する方がいいかもしれません。保存瓶は100円ショップにも置いています。もちろんお手持ちの瓶でもOKです。
2.梅の準備をする
水洗い&アク抜き
出典: myvegerecipe.com
青梅を流水で丁寧に洗った後、たっぷりの水に浸して“苦味”や“えぐみ”などのアクを抜きます。
このアク、6月頃から出始める完熟梅よりも青梅の方が強いと言われています。ならば完熟梅を使えばいいのに、と思いますが、若い実が持つ爽やかな風味が夏の飲み物にピッタリなのだそう。2時間(~1日放置でもOK)ほどお待ちくださいね。
ヘタをとる
出典: www16.plala.or.jp
アク抜きが済んだら、キッチンペーパー等で水気を拭きつつ、竹串(つまようじでも)で青梅のヘタを取っていきます。力を入れなくても簡単にコロンと外れるので簡単。お子さんにお手伝いしてもらってもいいですね。
これで梅の準備は完了。簡単です!
キズもの、部分的に傷みがあるものは除きますが、捨ててしまうのはもったいないですよね。
梅5個から作れるジャムのレシピは、以下のリンクボタンからどうぞ。
瓶詰めする前のひと工夫
出典: www.mayuhouse.com
上の状態で瓶に詰めてもいいのですが、ひと晩冷凍するという方法も。そうすることで梅の繊維が壊れてエキスが出やすくなり、完成が早くなります。
ただ、味の比較をすると冷凍梅で作ったシロップは、生梅で作ったものよりも風味が弱いとも言われています。味を取るか早さを取るか・・・どちらも作って飲み比べてもいいですね♪
3.保存瓶の消毒をする
保存瓶を消毒する方法をいくつかご紹介。瓶の材質や大きさなどに合った方法で行ってください(熱湯を使う場合は、ヤケドをしないようご注意を!)。生梅で作る場合は、アク抜きをしている間にこの作業をしておくとスムーズです。
方法その①.熱湯消毒
出典: nanapi.jp
①.「丸ごと煮沸する」方法。いきなり熱湯の中に入れると瓶が割れてしまうので、必ず水から火にかけ、5分間ほど静かに沸騰させます。
②.「熱湯をかけ回す」方法。60度位のお湯(熱湯に同量の水道水を加えると約60度になります)を注いで瓶全体を温めた後、中のお湯を捨て、沸騰したお湯をまんべんなく回しかけます。
どちらの場合でも、消毒後は清潔なフキンやキッチンペーパーなどにふせてしっかり乾燥させます。
方法その②.アルコール消毒
出典: hokuohkurashi.com
大きな瓶やプラスチック製の保存容器をお使いの場合は、こちらの方法で。
焼酎やホワイトリカー、ウォッカなど、アルコール度数の高いお酒をキッチンペーパーに含ませて拭き取る、または少量のお酒を入れて蓋を閉め、よく振るという方法で消毒します(瓶の口や蓋の部分も念入りに)
こちらも上記と同様に中をしっかり乾燥させてから使用します。
4.瓶に詰める
青梅とお好みの砂糖を交互に入れていきます。ポイントは砂糖が一番上になるようにすること(酢やホワイトリカーを入れるのであればここで。梅1㎏につき50~100cc程度ですので、小分けにして作る場合は梅の量で加減してくださいね)。
冷暗所に置き、1日1~2回、瓶を上下左右にゆすります。約2週間位(冷凍梅なら1週間位)、砂糖が溶けきったら完成です♪
シロップをおすそ分けするなら、この状態でも。かわいい保存容器に入れて差しあげたら喜んでもらえそうです。
できるまでのお世話の仕方や使い方(最後にご紹介しています)なども教えてあげましょう♪
梅酒・梅サワーを作るなら
瓶に詰めるところまで作り方は「梅シロップ」と同様。
「梅サワー」は梅1kgなら1リットルのお好みの酢を注ぎます(1日1回は瓶をゆすってください)。1ヵ月後から飲めますよ。5倍程度に薄めてどうぞ♪
「梅酒」は市販の1.8リットルのホワイトリカー(写真は果実酒用ブランデー使用)を注ぐだけ。けれども飲めるようになるのは1年後からなので床下収納などに大事に保管し、楽しみに待ちましょう♪
冷暗所ってどこだろう?
出典: www.dreamotasuke.co.jp
冷暗所とは冷蔵庫の中ではなく、「直射日光が当たらない常温程度の場所」のこと。よく挙げられるのが「シンク下」ですが、キッチンの場所によっては冷暗どころか高温多湿ということも。
押入れや物置、廊下、机の下等々、キッチンに限らず、お宅の中で一番涼しい場所に置いてください。
5.長期保存するには“火入れ”を
出典: www.minabe.net
梅を取り出したらシロップだけお鍋に移し、沸騰させない程度の弱火にかけます(白いアクが浮かんだらすくいつつ、15分ほど)。
ひと月以内に飲み終える量でしたら、この作業は省略可ですが、シロップは必ず冷蔵庫に保管してくださいね。
「梅シロップ」を使ったレシピ
まずは定番の水割り&炭酸割り
梅ジュースは、ほのかな酸味のせいか、普段は甘いのがちょっと苦手な人でも飲めたりしますね。暑い日やお風呂上りに、お水や炭酸水に氷をたっぷり浮かべてぐいっとどうぞ。
牛乳や豆乳で割るのも美味しいですよ♪
食後のデザートに、おやつに。シャーベット&ゼリー
「梅シロップ」と水だけで作るお手軽シャーベット。こってりした食事の後のデザートにすれば、口の中がさっぱりしそうです。
水の代わりに同量のヨーグルトを使うとちょっと洋風のデザートになります。
出典: cookpad.com
梅シロップを使えばゼリーも簡単。子どもから大人まで楽しめる、さっぱり味の健康デザートになります。寒天で作ってもいいですね。
調味料代わりに
出典: cookpad.com
みりん感覚で「梅シロップ」をお料理にも使ってみましょう。ただ甘いだけでなく、梅のやわらかな酸味が旨みとなって、お子さんでもパクパク食べられちゃいます。
写真は「鶏と野菜の照り焼き」。食欲をそそる照りが出てますね♪
他にもあります♪初夏から旬!の食材
「らっきょう」
「らっきょう」もこれからが旬。スーパーや八百屋さんで見かけたら、自分で漬けてみませんか? 目利きポイントは、“泥つきで身がしまっている物”、“芽が出ていない物”です。
下ごしらえで薄皮を剥くのが大変と言われる「らっきょう」ですが、ちょっとだけ楽になる方法があります。リンクボタンからどうぞ♪
カレーライスの名脇役♪甘酢漬け
福神漬けと共にカレーを引き立てる、シャキシャキの歯ごたえが美味しいらっきょうの甘酢漬け。ひと月後くらいから食べられますが、2~3ヵ月するとより美味になるそうです。冷蔵庫で1年は保存できますよ♪(保存瓶をしっかり消毒しておきましょう!)
しょうゆ漬け
出典: cookpad.com
昆布としょう油の旨み、唐辛子の辛さが、ご飯ともお酒とも相性抜群! モリモリ、グイグイいけてしまいそうです。冷蔵庫で1週間漬け込んで完成です。
らっきょうタルタルソース
こちらのチキン南蛮にかかっているのは、“らっきょうの甘酢漬け”を使ったタルタルソース。玉ねぎの食感、ピクルスの酸っぱさ、そのふたつの役割をらっきょうが単体でこなしてくれます。オススメです♪
このソースをマヨネーズ代わりにポテトサラダに使っても美味しいですよ。
らっきょう×トマト
刻んだらっきょうと乱切りトマトの上へゴマ油をひと垂らし。材料さえあれば3分以内でできてしまうお手軽さです。あと1品欲しいとき、おつまみにもぜひどうぞ。
「赤じそ」
もう少し先ですが、6月に入ると赤じそが出回ります。梅干の色付けに使うほか、チビッ子のいるご家庭は「赤じそのジュース」もオススメ。
シソをぐつぐつ煮立てると、だんだんと色素が抜けてお鍋のお湯は透明から濃い紫色に、赤紫色だったシソの葉は緑色になります。その様子はとても面白いもの。また、仕上げにレモン汁を加えるとジュースの色が劇的に変化するので、ここはお子さんにぜひやらせてあげてください。
「梅はその日の難逃れ」と言うことわざを聞いたことはありませんか? これは「朝、梅を食べれば1日災難から逃れられる」という意味。オーバーなようですが、昔の人は理由がわからないなりに、梅がもたらす健康効果を感じでいたのでしょう。
梅に含まれる「クエン酸」に疲労回復効果が期待できることは、広く知られるようになりました。暑い夏を乗り切るために、バランスのいい食事プラス「梅」を上手に取り入れてみましょう。
〔必要な材料〕
・青梅:1kg
・砂糖:1kg(氷砂糖が一般的ですが、きび砂糖などでも。甘さ控えめがお好みなら700~800gまで減量可)
・酢、またはホワイトリカーなど:50~100cc程度
酢やリカーは発酵防止のために入れますが、必ず必要な物ではないので省いても大丈夫です。ご使用になる場合は、お子さんも飲むのであれば酢の方が安心ですね(味に影響はありません)。
出典: peterivy.wordpress.com
〔必要な道具〕
・保存瓶 ・竹串(または、つまようじ) ・キッチンペーパー
1kgの梅につき4リットル程度が入る保存瓶が必要です。専用の大きな保存瓶もありますが、「梅シロップ」は短期間で完成しますし、完成後は要冷蔵のため、“冷蔵庫のドアポケットに入るサイズの小瓶”を何本か用意する方がいいかもしれません。保存瓶は100円ショップにも置いています。もちろんお手持ちの瓶でもOKです。
水洗い&アク抜き
出典: myvegerecipe.com
青梅を流水で丁寧に洗った後、たっぷりの水に浸して“苦味”や“えぐみ”などのアクを抜きます。
このアク、6月頃から出始める完熟梅よりも青梅の方が強いと言われています。ならば完熟梅を使えばいいのに、と思いますが、若い実が持つ爽やかな風味が夏の飲み物にピッタリなのだそう。2時間(~1日放置でもOK)ほどお待ちくださいね。
ヘタをとる
出典: www16.plala.or.jp
アク抜きが済んだら、キッチンペーパー等で水気を拭きつつ、竹串(つまようじでも)で青梅のヘタを取っていきます。力を入れなくても簡単にコロンと外れるので簡単。お子さんにお手伝いしてもらってもいいですね。
これで梅の準備は完了。簡単です!
キズもの、部分的に傷みがあるものは除きますが、捨ててしまうのはもったいないですよね。
梅5個から作れるジャムのレシピは、以下のリンクボタンからどうぞ。
瓶詰めする前のひと工夫
出典: www.mayuhouse.com
上の状態で瓶に詰めてもいいのですが、ひと晩冷凍するという方法も。そうすることで梅の繊維が壊れてエキスが出やすくなり、完成が早くなります。
ただ、味の比較をすると冷凍梅で作ったシロップは、生梅で作ったものよりも風味が弱いとも言われています。味を取るか早さを取るか・・・どちらも作って飲み比べてもいいですね♪
保存瓶を消毒する方法をいくつかご紹介。瓶の材質や大きさなどに合った方法で行ってください(熱湯を使う場合は、ヤケドをしないようご注意を!)。生梅で作る場合は、アク抜きをしている間にこの作業をしておくとスムーズです。
方法その①.熱湯消毒
出典: nanapi.jp
①.「丸ごと煮沸する」方法。いきなり熱湯の中に入れると瓶が割れてしまうので、必ず水から火にかけ、5分間ほど静かに沸騰させます。
②.「熱湯をかけ回す」方法。60度位のお湯(熱湯に同量の水道水を加えると約60度になります)を注いで瓶全体を温めた後、中のお湯を捨て、沸騰したお湯をまんべんなく回しかけます。
どちらの場合でも、消毒後は清潔なフキンやキッチンペーパーなどにふせてしっかり乾燥させます。
方法その②.アルコール消毒
出典: hokuohkurashi.com
大きな瓶やプラスチック製の保存容器をお使いの場合は、こちらの方法で。
焼酎やホワイトリカー、ウォッカなど、アルコール度数の高いお酒をキッチンペーパーに含ませて拭き取る、または少量のお酒を入れて蓋を閉め、よく振るという方法で消毒します(瓶の口や蓋の部分も念入りに)
こちらも上記と同様に中をしっかり乾燥させてから使用します。
青梅とお好みの砂糖を交互に入れていきます。ポイントは砂糖が一番上になるようにすること(酢やホワイトリカーを入れるのであればここで。梅1㎏につき50~100cc程度ですので、小分けにして作る場合は梅の量で加減してくださいね)。
冷暗所に置き、1日1~2回、瓶を上下左右にゆすります。約2週間位(冷凍梅なら1週間位)、砂糖が溶けきったら完成です♪
シロップをおすそ分けするなら、この状態でも。かわいい保存容器に入れて差しあげたら喜んでもらえそうです。
できるまでのお世話の仕方や使い方(最後にご紹介しています)なども教えてあげましょう♪
梅酒・梅サワーを作るなら
瓶に詰めるところまで作り方は「梅シロップ」と同様。
「梅サワー」は梅1kgなら1リットルのお好みの酢を注ぎます(1日1回は瓶をゆすってください)。1ヵ月後から飲めますよ。5倍程度に薄めてどうぞ♪
「梅酒」は市販の1.8リットルのホワイトリカー(写真は果実酒用ブランデー使用)を注ぐだけ。けれども飲めるようになるのは1年後からなので床下収納などに大事に保管し、楽しみに待ちましょう♪
冷暗所ってどこだろう?
出典: www.dreamotasuke.co.jp
冷暗所とは冷蔵庫の中ではなく、「直射日光が当たらない常温程度の場所」のこと。よく挙げられるのが「シンク下」ですが、キッチンの場所によっては冷暗どころか高温多湿ということも。
押入れや物置、廊下、机の下等々、キッチンに限らず、お宅の中で一番涼しい場所に置いてください。
出典: www.minabe.net
梅を取り出したらシロップだけお鍋に移し、沸騰させない程度の弱火にかけます(白いアクが浮かんだらすくいつつ、15分ほど)。
ひと月以内に飲み終える量でしたら、この作業は省略可ですが、シロップは必ず冷蔵庫に保管してくださいね。
まずは定番の水割り&炭酸割り
梅ジュースは、ほのかな酸味のせいか、普段は甘いのがちょっと苦手な人でも飲めたりしますね。暑い日やお風呂上りに、お水や炭酸水に氷をたっぷり浮かべてぐいっとどうぞ。
牛乳や豆乳で割るのも美味しいですよ♪
食後のデザートに、おやつに。シャーベット&ゼリー
「梅シロップ」と水だけで作るお手軽シャーベット。こってりした食事の後のデザートにすれば、口の中がさっぱりしそうです。
水の代わりに同量のヨーグルトを使うとちょっと洋風のデザートになります。
出典: cookpad.com
梅シロップを使えばゼリーも簡単。子どもから大人まで楽しめる、さっぱり味の健康デザートになります。寒天で作ってもいいですね。
調味料代わりに
出典: cookpad.com
みりん感覚で「梅シロップ」をお料理にも使ってみましょう。ただ甘いだけでなく、梅のやわらかな酸味が旨みとなって、お子さんでもパクパク食べられちゃいます。
写真は「鶏と野菜の照り焼き」。食欲をそそる照りが出てますね♪
「らっきょう」
「らっきょう」もこれからが旬。スーパーや八百屋さんで見かけたら、自分で漬けてみませんか? 目利きポイントは、“泥つきで身がしまっている物”、“芽が出ていない物”です。
下ごしらえで薄皮を剥くのが大変と言われる「らっきょう」ですが、ちょっとだけ楽になる方法があります。リンクボタンからどうぞ♪
カレーライスの名脇役♪甘酢漬け
福神漬けと共にカレーを引き立てる、シャキシャキの歯ごたえが美味しいらっきょうの甘酢漬け。ひと月後くらいから食べられますが、2~3ヵ月するとより美味になるそうです。冷蔵庫で1年は保存できますよ♪(保存瓶をしっかり消毒しておきましょう!)
しょうゆ漬け
出典: cookpad.com
昆布としょう油の旨み、唐辛子の辛さが、ご飯ともお酒とも相性抜群! モリモリ、グイグイいけてしまいそうです。冷蔵庫で1週間漬け込んで完成です。
らっきょうタルタルソース
こちらのチキン南蛮にかかっているのは、“らっきょうの甘酢漬け”を使ったタルタルソース。玉ねぎの食感、ピクルスの酸っぱさ、そのふたつの役割をらっきょうが単体でこなしてくれます。オススメです♪
このソースをマヨネーズ代わりにポテトサラダに使っても美味しいですよ。
らっきょう×トマト
刻んだらっきょうと乱切りトマトの上へゴマ油をひと垂らし。材料さえあれば3分以内でできてしまうお手軽さです。あと1品欲しいとき、おつまみにもぜひどうぞ。
「赤じそ」
もう少し先ですが、6月に入ると赤じそが出回ります。梅干の色付けに使うほか、チビッ子のいるご家庭は「赤じそのジュース」もオススメ。
シソをぐつぐつ煮立てると、だんだんと色素が抜けてお鍋のお湯は透明から濃い紫色に、赤紫色だったシソの葉は緑色になります。その様子はとても面白いもの。また、仕上げにレモン汁を加えるとジュースの色が劇的に変化するので、ここはお子さんにぜひやらせてあげてください。
コツ・ポイント
簡単とは言え“手作りのモノ”は、手間ヒマがやっぱりかかります。でも、その面倒くささこそが、できあがりの美味しさを何倍にもしてくれるように思います。「美味しくな~れ♪」と瓶をゆすりつつ、日々、瓶の中身を確かめる時間もお楽しみくださいね♪