お家で食事をするとき、どんなメニューを食卓に並べますか?手作りのごはんを家族と一緒に食べるのっておいしいですよね。中華やイタリアンなども今では家庭でも手軽に作ることができるようになりましたが、やっぱり押さえておきたいのは定番の「和食」。今回は材料次第で応用もできる基本のレシピをご紹介します。
ごはんもの
炊き込みごはん
出典: chefgohan.gnavi.co.jp
米と具材をいっしょに炊くときは、かき混ぜずに具を上にのせて、炊飯器のスイッチを入れるのがポイント。炊き込みごはんの基本レシピです。
【調理時間】約20分
【材料】
お米(一度研いで30分以上おいたもの)2合、鶏モモ肉 150g (皮をはがす)、油揚げ1枚、人参30g(約2cmの細切り)、ごぼう30g(ささがきにする)、椎茸 30g(石づきを取る)、三つ葉適量、合わせ調味料(だし汁2カップ、濃い口醤油40cc、みりん40cc)
【作り方】
1. お米は研いで水気を切っておきます。鶏肉の皮は細かく刻み、身の方は2cm×1cm角に刻みます。
2. 油揚げは横半分に切って細切りにします。椎茸の軸は細かく割き、傘は横半分に切り細切りにしましょう。
3. 鍋またはフライパンに、具と合わせ調味料を加えて火にかけます。一煮立ちしたら中火で約2~3分煮て、火を止め常温になるまで冷まします。ざるに上げ、具とだしを分けます。
4. 炊飯器または鍋に米を入れ、だしを加えて平らにならします。具を上にして、平らにちらし炊き上げます。炊く前に具を混ぜないのがポイントです。
5. 炊きあがったら、さっくりと底から混ぜます。お好みで三つ葉を散らしてできあがりです。
ちらし寿司
普段使いの材料でできる見た目も華やかなちらし寿司です。お好みで具材をプラスしても楽しいですよ。お祝いにもおすすめです。
【調理時間】15〜30分
【材料】米2合、酢大さじ3、砂糖大さじ2、塩小さじ2/3、干し椎茸4個(水で戻す)、人参1/2本、れんこん少々、みりん適量、砂糖適量、塩少々、しょうゆ少々、卵2個、さやえんどう又はいんげん適量、小エビ少々、菜の花少々、水2カップ弱
【作り方】
1. 米2合は、規定量よりも少なめの水で1時間浸します。
2. 酢飯に混ぜる具は小さめに切り、調味料のうち砂糖とみりん、乾物の戻し汁少々を加えて人参を煮ます。
3. 人参が煮えたら取り出し、れんこんと椎茸を入れ、しょうゆを追加して煮ます。全て煮えたら取り出します。
4. お寿司の上に乗せる錦糸卵を作ります。
5. 上に乗せるえんどう又はいんげん、菜の花を色よく茹でます。
6. 具ができ上がる頃にごはんが炊きあがるようにします。
7. ごはんが炊けたら蒸らさずすぐに飯台にあけて合わせ酢をまわしかけます。中に混ぜる具を加え、素早く冷ましながらまんべんなく馴染ませ、切るように混ぜます。
8. 酢飯ができたら器に盛り付け、上に具を飾ってできあがりです。
汁もの
豆腐とわかめの味噌汁
何の料理にでも合う、定番のお味噌汁です。急いでいるときでも、作り置きしておくとごはんにプラスできて満足度が大幅にアップ。ネギや油揚げなどを加えてもおいしいですよ。
【調理時間】5分程度
【材料】水850ml、乾燥わかめ適量、だしの素小さじ2、豆腐1丁、味噌大さじ3
【作り方】
1. 鍋に水、わかめを入れて火にかけます。
2. わかめが戻ったらだしの素とサイの目に切った豆腐を加え、味噌を溶き入れます。
3. 器に盛って完成です。
しじみの味噌汁
疲れたときにうれしい、しじみのお味噌汁です。水から煮るので汁にしじみのうまみがたっぷり出てくれます。
【調理時間】10分
【材料】しじみ1/2パック(100g)、みそ小さじ4、万能ねぎの小口切り1本分
【作り方】
1. しじみの砂抜きをします。しじみの表面が出るか出ないかの量の水(ひたひたの水)に30分つけて砂を吐かせてから、殻と殻をこすり合わせて洗います。
2. 鍋に水2カップを入れ、しじみを加えて強火にかけます。沸騰したら弱火にし、アクを取って、5~6分煮ます。
3. みそを煮汁で溶かして加え、ひと煮立ちさせます。器に盛り、万能ねぎを散らして完成です。
はまぐりのお吸い物
お祝いにも定番のはまぐりのお吸い物です。別名、潮汁とも呼ばれます。シンプルに貝の美味しさが体中に染み渡りますよ。お麩を入れてもGOODです。
【調理時間】10分
【材料】蛤8個、三つ葉適量、だし汁3カップ、酒大さじ1、しょうゆ大さじ1/2、塩小さじ1/3
【作り方】
1. はまぐりを海水程度の塩水につけてアルミホイルで蓋をし、暗くして2〜3時間砂抜きします。
2. 砂抜きが終わったら、流水で殻をこすり合わせながらよく洗います。
3. 三つ葉はざく切りにします。
4. 鍋にはまぐりとだし汁を入れて火にかけ、沸騰したら酒を加えて弱火にしてアクをとります。
5. 塩としょうゆで味を整え、器に盛り付けて三つ葉を飾ったらできあがりです。
野菜のおかず(和え物)
ほうれん草のおひたし
みずみずしいほうれん草を茹でた、和食におなじみの小鉢です。鮮やかなグリーンとしょうゆの香りに誘われます。ちょっと野菜が欲しいときにサッと作れる一品です。
【調理時間】5分
【材料】ほうれん草160g、だし汁小さじ2、しょうゆ小さじ2、かつお節少々
【作り方】
1. ほうれん草は塩少々(分量外)を加えた、たっぷりの湯で茹でます。何度かに分けて、固い根元から入れて茹でましょう。時間は約20秒が目安です。冷水にとって急激に温度を下げると、鮮やかな色が保てます。
2. 水気をしっかりと絞り、まな板に向きを揃えて置きます。根元を切り、3cmの長さに切ります。
3. ほうれん草に半量のだし汁としょうゆを加えて和え、味を含ませます。
4. 器に移して残りのだし汁としょうゆをかけ、かつお節を振って完成です。
いんげんのごま和え
出典: cookpad.com
小分けして冷凍保存すれば、お弁当のおかずにも役立つ一品です。ごまの味が優しくて癒されます。
【調理時間】10分
【材料】いんげん200g、すりごま大さじ1〜2、薄口しょうゆ大さじ1と1/2、砂糖大さじ1、いりごま適量、塩適量
【作り方】
1. いんげんは両端を切り落とします。
2. 沸騰したところへ塩を入れ、いんげんを入れて茹でます。その後、ザルにあげて冷まします。
3. いんげんを冷ましている間に、すりごま、薄口しょうゆ、砂糖を合わせます。
4. いんげんを1本を3等分くらいに切り、合わせた調味料と和えてできあがりです。
ほうれん草の白和え
ノンオイルでヘルシーなほうれん草の白和えです。豆腐を使っているので、少量でもお腹が膨れる嬉しい料理です。どことなく上品な感じがしますね。豆腐をしっかりと水切りするのがポイントです。
【調理時間】15〜30分
【材料】ほうれん草2袋、木綿豆腐1丁、めんつゆ大さじ3、塩小さじ1/2、砂糖大さじ2、白ごま大さじ1、白すりごま大さじ2
【作り方】
1. 木綿豆腐を水切りしておきます。
2. ホウレン草を茹でて水にとり、適当な長さに切り水を絞ります。
3. 水切りした豆腐をビニール袋に入れてよく潰します。
4. ほうれん草を入れ、めんつゆ、塩、砂糖、白ごま、白すりごまを入れて混ぜ合わせて完成です。
野菜のおかず(煮物)
肉じゃが
家庭料理の代表とも言える肉じゃが。子どもから大人まで大好きなメニューですよね。応用したり、具材を変えても美味しくいただける料理です。お肉を変えてみても違った味を楽しめますよ。
【調理時間】40分
【材料】牛肉切り落とし300g、玉ねぎ1個、人参1本、じゃがいも3個、水1カップ、砂糖大さじ3、酒大さじ3、しょうゆ大さじ2と1/2、みりん大さじ2、絹さや20g、油
【作り方】
1. 牛肉は大きいものは5cm程度の長さに切ります。
2. 玉ねぎは2cm幅のくし形に切ります。人参は一口大の乱切り、じゃがいもは大きめの乱切りにし、水でさっと洗います。絹さやは筋をとりましょう。
3. 中華鍋に油大さじ1を熱し、玉ねぎ、人参、じゃがいもの順に入れ、その都度よく炒めます。全体に油が馴染んだら、牛肉を加えて炒めます。
4. 肉の色が変わったらまず水を加え、煮立ったらアクを除きます。蓋をずらしてかけ、強火で5分煮ます。
5. 砂糖、酒、しょうゆ、みりんを加え、再び蓋をずらして15〜20分、煮汁が少し残るくらいに煮ます。仕上げに絹さやを加えてひと煮して完成です。
筑前煮
おせち料理では定番の筑前煮。味が染み渡るのでごはんが進む一品です。まとめてたくさん作れるのが嬉しいですね。根菜をはじめとして具材がたくさん入っているので、栄養もたっぷり取れます。
【調理時間】1時間以上
【材料】鶏もも肉1枚、こんにゃく1枚、人参1本、ごぼう190g、れんこん150g、たけのこ水煮150g、干し椎茸50g、きぬさや適量、しょうが1片、だし汁3カップ、椎茸の戻し汁1カップ、砂糖大さじ4、酒大さじ2、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ5〜6、油大さじ1
【作り方】
1. 干し椎茸をぬるま湯につけて戻します。
2. こんにゃくを1cm幅に切り、中央に切り目を入れてたづなにします。沸騰した湯に入れてさっと茹で、ザルに取ります。
3. 包丁の背で皮を刮げ取ってきれいに洗ったごぼうを乱切りにし、水につけます。皮をむいたれんこんを乱切りにし、こちらも水につけます。人参は乱切りに、たけのこと鶏肉、戻した干し椎茸は食べやすい大きさに切ります。しょうがはみじん切りにします。
4. フライパンに油大さじ2分の1を入れて火にかけ、フライパンが温まったら鶏肉を入れて焼きます。焼き目がついたらひっくり返し、ふたをして蒸し焼きにして完全に火を通します。火が通ったらふたを外し、日本酒大さじ2としょうゆ大さじ2、砂糖大さじ1を加えて混ぜながら、一煮したら火を止めて鶏肉をザルに取ります。煮汁はとっておきましょう。
5. 厚手の鍋に油大さじ2分の1を入れて火にかけ、水を切ったごぼうとれんこんを加えて炒めます。続いて人参、干し椎茸、こんにゃく、たけのこ、しょうがの順に加えて混ぜます。
6. だし、干し椎茸の戻し汁(1カップ程度)、鶏の煮汁、砂糖大さじ3を加えて、落としぶたをして中火で10分煮ます。
7. 10分経ったら、みりんとしょうゆ大さじ3〜4を加え、再び落としぶたをして煮汁が3分の1程度になるまで中火で煮ます。
8. 煮汁が3分の1程度になったら、落としぶたをはずして鶏肉を加えます。鍋をゆすって具を混ぜ、再び落としぶたをして一煮したら火を止めます。
9. きぬさやを分量外の塩少々を入れた熱湯でさっとゆでます。皿に盛りつけてきぬさやを飾ったらできあがりです。
ひじきの煮物
作り置きのおかずとしても人気のひじきの煮物は鉄分たっぷりで体に良さそうですよね。ご飯に混ぜたり、玉子焼きに混ぜたりと多めに作って、食べ方もいろいろ楽しめますよ。お好みでちくわ、ごぼう、れんこん、大豆などを加えてアレンジしてみてください。
【調理時間】15〜30分
【材料】乾燥ひじき30g(水で戻す)、油揚げ2枚、人参1本、だし汁1カップ、砂糖大さじ2、酒大さじ2、しょうゆ大さじ2
【作り方】
1. ひじきは水で戻して水切りをします。油揚げは千切り、人参も千切りにします。
2. 鍋にごま油を熱し、人参、油揚げ、ひじきを順に炒めます。
3. 砂糖、酒、しょうゆ、だし汁の順に調味料を加え、炒り煮して水気を飛ばして完成です。
魚料理
サンマの塩焼き
シンプルなサンマの塩焼きです。さっぱりしたものが食べたいときや、旬を味わいたいときにおすすめのレシピです。大根おろしとの相性が最高ですよ。
【調理時間】30分
【材料】さんま4尾、塩少々、大根適量、しょうゆ少々、すだち(お好みで)
【作り方】
1. さんまを冷水でさっと洗い、紙タオルなどで水気をふき取ります。半分に切って全体に軽く塩を振ります。
2. 焼き網を強火にかけ、十分熱したら中火にします。サンマは盛り付けたときに表になるほうから焼きましょう。表側が焼けたら裏返し、中までしっかり火を通します。
3. 大根の皮をむき、おろし器で丸く円を描くようにすっていきます。ザルに入れ、1分おいて水気を切ります。サンマを皿にのせ、大根おろしにしょうゆ少々をかけたものと、半分に切ったすだちを添えて完成です。
ぶりの照り焼き
甘辛いタレが食欲をそそってくれる、お魚料理の定番「ぶりの照り焼き」です。かんたんでおいしいので、ぜひ食卓に取り入れてほしい一品です。焦がさないようにするのが最大のポイントです。
【調理時間】15分
【材料】ぶり5切れ、しょうが1片、しょうゆ大さじ2、みりん大さじ2、砂糖小さじ1、薄力粉少々、粉山椒少々、サラダ油大さじ1
【作り方】
1. ぶりに薄力粉をまぶします。
2. フライパンにサラダ油を入れて熱し、ぶりを並べます。
3. 焼き目がついたらひっくり返し、中火で焼いて火を通します。
4. ぶりに火が通ったら、しょうゆとみりん、砂糖を加えて蓋をします。火を弱めて30秒蒸し焼きにします。
5. 30秒経ったら火を止めて蓋をあけ、フライパンの甘辛タレをぶりに絡めます。
6. 器にぶりを盛ってフライパンの中のタレをかけ、粉山椒を軽くふりかけて完成です。
カレイの煮つけ
ちょっと手がかかった雰囲気のカレイの煮付け、食卓に並ぶと一気に和食感が増しますよね。タレまでおいしい煮魚、意外とかんたんにできるんですよ。
【調理時間】30分
【材料】カレイ3切れ、生姜1片、水1カップ、酒1/3カップ、しょうゆ大さじ3、みりん大さじ3、砂糖大さじ1と1/2
【作り方】
1. 生姜は極細の千切りにし、水にサッとさらして水けを切ります(皮も使用します)。
2. カレイは水けを拭き、皮目に十字の切り込みを入れます。
3. フライパンにしょうゆとみりん、生姜の皮を入れて火にかけ、煮立ったらカレイの皮目を上にして並べ入れます。再び煮立ったらアクを取り、落とし蓋をして中火で10分位煮ます。
4. 落とし蓋を取り、煮汁スプーンなどで回しかけながら照りよく煮上げます。器に盛り、千切りにした生姜を天盛りにして完成です。
さわらの味噌漬け
お味噌によって味が変わるのもおもしろい、さわらの味噌漬け。甘めのお味噌がおいしく、お弁当のおかずに便利です。とてもかんたんでおいしい一品ですよ。
【調理時間】20分
【材料】さわら2切れ、味噌大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ1、砂糖大さじ1
【作り方】
1. さわらは2切れをさらに半分に切り、4切れにします。小さめの方が浸かりやすいです。
2. ジップロックなどのビニールに調味料を入れ、よく混ぜたらさわらを入れ、空気を抜いて冷蔵庫で1〜2日寝かせます。
3. 調味料を拭き取り、油を軽くひいたフライパンでこんがり焼きます。仕上げに酒を少し振り入れて完成です。
タラのホイル焼き
フライパンで蒸し焼きにできる、スピードおかずです。お好みできのこや野菜、バターを加えて冷蔵庫に入っているものがなんでも活躍しちゃいます。
【調理時間】 20分
【材料】たら2切れ、塩・こしょう適量、玉ねぎ1/2個、しめじ1/3パック、人参1/2本、絹さや適量、塩・酒適量
【作り方】
1. たらはペーパータオルで水けをふき、両面に塩・こしょうを振って下味をつけ5分ほど置いておきます。人参は7mm程度の厚さの輪切りにし、筋をとった絹さやとともに塩茹でします。しめじは石づきをとって小房に分けましょう。玉ねぎは5mm程度の厚さに輪切りにします。
2. アルミホイルを25cm幅に切って2枚用意し、玉ねぎを2枚ずつ並べてたらをのせます。人参としめじを等分に添え、酒小さじ1/2ずつをふります。
3. アルミホイルをたたんで端を閉じて包み、フライパンに並べます。湯1カップ弱を注いで蓋をし、中火で7〜8分蒸し焼きにします。皿に盛ってアルミホイルを開き、絹さやを飾って完成です。お好みでゆずを添えてもGOOD。
あさりの酒蒸し
お酒のおつまみとしても定番の「あさりの酒蒸し」。シンプルで、プラス一品したいときにかんたんに作れて嬉しいですね。
【調理時間】30分
【材料】あさり1パック、酒大さじ3、しょうゆ適量、万能ねぎ適量
【作り方】
1. あさりを塩水で砂抜きして、フライパンに入れます。
2. 酒をふり、蓋をしながらフライパンをふり蒸します。
3. あさりが開いたら、しょうゆをサッとさします。皿に盛り、万能ねぎを散らしたらできあがりです。
肉料理
鶏のからあげ
お弁当にもおかずにも人気のからあげ。ついつい箸が進んでしまいますよね。しょうがやにんにくをきかせて、おいしいからあげで食卓を盛り上げましょう。
【調理時間】1時間
【材料】鶏もも肉300g、おろしにんにく1片、おろししょうが1片、酒大さじ2、しょうゆ大さじ1と1/2、ごま油小さじ1、卵1/2個、油適量、薄力粉大さじ1と1/2、片栗粉大さじ1と1/2
【作り方】
1. 鶏肉は大きめの一口大にカットします。おろしにんにく、しょうが、酒、しょうゆ、ごま油をよく揉み込み、30分ほど冷蔵庫に入れて置いておきます。ビニール袋を使うと便利です。
2. 卵をときほぐし、1の鶏肉によく揉み込みます。時間があれば30分置きます。
3. 2に薄力粉、片栗粉を入れて混ぜます。
4. 中温の油で揚げます。
5. まだ少し揚げ色が足りないうちに取り出し、2〜3分置きます。この間に油を高温に上げます。
6. 高温の油に戻し入れて、こんがり良い揚げ色がつくまで1〜2分揚げて完成です。
鶏の照り焼き
漬け込んで焼くだけでごはんが何杯でも進んでしまいそうなおかずです。お肉に味がしみこむとたまらない美味しさですよね。ちょっと手間がかかっていそうな感じも嬉しいレシピです。
【調理時間】15〜30分
【材料】鶏もも肉3枚、酒大さじ2、しょうゆ大さじ2、しょうが(すりおろし)小さじ1、みりん大さじ1、砂糖大さじ1、しょうゆ大さじ2、サラダ油適量
【作り方】
1. 鶏のもも肉にフォークなどで数か所穴を開け、酒、しょうゆ大さじ2、しょうがと合わせて20分くらい漬け込みます。
2. 1から肉だけ取り出してフライパンに油をひき、皮目から肉を焼きます。ひっくり返して蓋をし、中まで火を通します。
3. 油がたくさん出るので肉を一度取り出し、油を捨てます。
4. フライパンに調味料と下味のつけ汁も一緒に入れ、少し水分が飛ぶまで煮詰めます。3の肉を戻し、たれをからめて完成です。
アスパラの豚肉巻き
下ゆでなし、蒸し焼きでお肉と野菜が柔らかく食べれる人気のレシピです。ちょうどいい歯ごたえとお肉の旨味が嬉しいですね。
【調理時間】30分
【材料】豚バラ薄切り肉300g、アスパラガス2束、酒50cc、塩・こしょう適量、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ2、みりん大さじ2
【作り方】
1. しょうゆ、砂糖、みりんを合わせます。アスパラは下半分の皮を剥き、4〜5等分に切ります。
2. アスパラに豚肉を巻きつけます。アスパラが細いときは2〜3本まとめて巻きます。
3. 肉巻きの巻き終わりを下にして並べ、塩こしょうします。油は引かずに点火し、焼き目をつけます。
4. 焼き目がついたら酒50ccを回しかけます。蓋をして、焦げないように火加減を調整しながら2〜3分蒸し焼きにします。
5. 余分な油を軽く拭き取り、合わせた調味料を入れて強火にします。少し煮詰めて皿に盛り、タレをかけてできあがりです。
豚の生姜焼き
野菜の甘みがたっぷりの生姜焼き。子どもも食べやすい味で人気のメニューです。タレを付け合わせの野菜とからめてもおいしいですよ。
【調理時間】15〜30分
【材料】豚ロース肉350g、たまねぎ1/4個、人参1/3本、しょうが2片、しょうゆ大さじ3、酒大さじ1、みりん大さじ1、ハチミツ小さじ1、サラダ油小さじ1、塩・こしょう適量
【作り方】
1. 玉ねぎ、人参、しょうがは皮を剥いてすりおろします。しょうが、しょうゆ、酒、みりん、ハチミツを合わせて玉ねぎ、人参と一緒にします。
2. フライパンにサラダ油を入れて熱し、豚肉を並べ入れ、両面ほんのり焼き色がつくまで中火で焼きます。
3. 1を加えて煮からめ、お好みで塩・こしょうで味を整えます。お皿に盛って完成です。
牛ごぼう煮
牛肉にはスタミナや代謝をあげてくれる食材。ごぼう、こんにゃくも味がしみるとおいしいですよね。日中のパワー補給もしてくれるレシピです。
【調理時間】1時間
【材料】牛切り落とし肉100g、糸こんにゃく50g、ごぼう100g、しょうゆ大さじ2、酒大さじ1、ハチミツ大さじ1〜2、鷹の目(お好み)、片栗粉小さじ1/2、ごま油小さじ1
【作り方】
1. ごぼうを縦半分に切り、スライスして酢水につけてアク抜きします。
2. 糸こんにゃくを水洗いし、適当に切ります。肉が大きいときは食べやすい大きさに切りましょう。
3. 鍋にごま油と鷹の爪を入れ、牛肉を軽く炒めたらごぼうを入れて香りが出るまでよく炒めます。
4. 調味料と水大さじ1とこんにゃくを入れて蓋をし、弱火で約10分煮ます。煮汁がなくなって焦げないように気をつけてくださいね。
5. 片栗粉を大さじ1ほどの水で溶き入れて加熱し、とろみがついたら完成です。
青椒肉絲
家にある調味料でかんたんにできる青椒肉絲です。野菜がたくさんとれるのが嬉しいですね◎ 食べ応えが欲しいときにおすすめです。
【調理時間】 30分
【材料】豚肉300g、ピーマン8個、たけのこ水煮(細切り)1袋、片栗粉大さじ1、オイスターソース大さじ3、顆粒鶏ガラ大さじ1、酒大さじ3、塩・こしょう適量
【作り方】
1. ピーマン、豚肉を細切りにします。
2. 片栗粉をまぶした豚肉を炒め、オイスターソース、顆粒鶏ガラ、酒、塩・こしょうを加えます。
3. ピーマンとたけのこを加えて、水分がなくなるまで炒めたら完成です。
子どもが大好きな定番料理
卵焼き
卵焼きは「我が家の味」とも言える定番料理ですよね。ふわふわで、冷めてもおいしいのでお弁当に入っていると嬉しいメニューです。色もきれいで嬉しいですね。
【調理時間】5分
【材料】卵2個、牛乳大さじ2、砂糖大さじ1、塩1つまみ、サラダ油適量
【作り方】
1. ボウルに卵を割りいれ、よく溶きほぐします。牛乳、砂糖、塩を加えて混ぜます。
2. 卵焼き器を熱し、ペーパータオルで全体にサラダ油をしきます。
3. 卵焼き器に卵液の半分の量を流し入れ、卵が固まってきたらフライ返しを使って巻いていきます。
4. 残り半分の卵液も流し入れ、先に巻いた卵の下にも卵液を流し込んで同様に巻いて完成です。
ポテトサラダ
ボリュームがあって、野菜が苦手な子どもにも人気の「ポテトサラダ」。電子レンジをうまく使えば、かんたんに作れます。
【調理時間】15〜30分
【材料】じゃがいも2個、たまねぎ1/4個、人参1/4本、きゅうり1/4本、ハム2枚、塩・こしょう適量、マヨネーズ大さじ5
【作り方】
1. じゃがいもを洗い、濡れたまま乾いたクッキングペーパーで包みます。ラップでふんわり包んでレンジ(500W)で約6分半加熱し、皮を剥きます。
2. じゃがいもが熱いうちに、木べら等を用いて固形感が残る程度にマッシュし、粗熱をとります。
3. たまねぎは薄切りに、人参は皮を剥いていちょう切りにします。耐熱皿にたまねぎと人参をのせ、ラップをかけてレンジで約2分加熱します。
4. きゅうりは輪切り、ハムは短冊切りにします。
5. マッシュしたじゃがいもの粗熱がとれたら、たまねぎ、人参、きゅうり、マヨネーズを加えて全体をよく和えて完成です。
ハンバーグ
子どもの大好きなメニューの代表「ハンバーグ」。和風や煮込みなど、アレンジがきくのも嬉しいですね。旬の野菜を入れてみたり、ヘルシーにしたいときは豆腐を使うのもおすすめです。
【調理時間】1時間
【材料】合挽き肉400g、たまねぎ1個、にんにく1片、パン粉1/2カップ、牛乳大さじ3、卵1個、しょうゆ小さじ1、塩・こしょう適量、バター大さじ1+小さじ1、サラダ油大さじ1、酒または赤ワイン大さじ3、ケチャップ大さじ3、ウスターソース大さじ3
【作り方】
1. 玉ねぎとにんにくをみじん切りにし、バター大さじ1でしっかり炒めます。
2. パン粉を牛乳に浸します。
3. 1の粗熱をとって、パン粉、ひき肉、卵、しょうゆ、塩こしょうを入れてよく練ります。
4. 4つに平たくまとめて、フライパンにバター小さじ1とサラダ油を温めて焼きます。
5. 最初は弱火にして蓋をし、5分ほど焼きます。蓋を開けて表面が白くなっていたら裏返し、少し火を強めて焼きます。
6. 4〜5分焼いて軽く押し、透き通った汁が出てくれば火が通っています。フライパンから下ろして皿に盛ります。
7. フライパンをクッキングシートでさっと拭き、酒を入れて火にかけアルコール分をとばします。ケチャップとソースを入れて少し煮詰め、ハンバーグにかけて完成です。
エビフライ
こんがりと上がったエビと衣がおいしいエビフライ。タルタルソースやしょうゆなど、つけるものによっても味わいが変わっておいしいですよね。面倒な衣づけがかんたんにできるレシピをご紹介します。
【調理時間】1時間
【材料】エビ10匹、塩・こしょう適量、牛乳60cc、小麦粉50g、パン粉適量、卵1個
【作り方】
1. エビは解凍したら塩水に5分ほどつけ、ザッと軽く洗い塩水を捨てて新しい水で洗い、水気を拭きます。
2. エビの殻を剥きます。背わたがあれば、エビの背中から爪楊枝などで背わたを取りましょう。
3. エビを裏返して切り込みをいくつか包丁で入れます。エビをまっすぐにして塩こしょうします。
4. 衣をつくります。卵、牛乳、小麦粉をボウルに入れて泡立て器で混ぜます。衣ができたら、エビにつけます。
5. パン粉をトレイに入れて4につけます。軽く押さえてパン粉をつけましょう。
6.170〜180℃のてんぷら油で、きつね色になるまで揚げます。お好みでレモンを添えてできあがりです。
冷蔵庫の余り物でプラス一品
野菜のかきあげ
野菜だけで大満足の食べ応えになる「かきあげ」。残っている野菜を揚げるだけで、丼にしたり麺にのせたり、万能なおかずに変身します。風味と食感の違うものを組み合わせるとおいしいですよ。
【調理時間】30〜60分
【材料】たまねぎ1/4個、人参1/3本、ごぼう50g、しいたけ1〜2枚、三つ葉1/5束、塩適量、小麦粉大さじ1、揚げ油適量、小麦粉大さじ3、水大さじ3
【作り方】
1. 揚げるときに野菜同士が絡みやすくなるように、少し太めの千切り、薄切り(長さ4〜5cm)にします。三つ葉は2cm幅に切ります。
2. 切った野菜をボウルに混ぜ合わせます。小麦粉大さじ1を加え、全体を混ぜ合わせます。
3. かきあげの衣を作ります。ポイントは冷たい水を合わせ、粘りが出ないようにざっくりと混ぜることです。小麦粉はザルなどを通してふるっておき、好みで卵を入れても良いでしょう。
4. かきあげを揚げるときのコツは「少量ずつ揚げること」「初めにおたまの上などでひと塊にしてから油に落とすこと」です。油の量や鍋の大きさによって揚げる回数の目星をつけ、用意した野菜を2〜3等分にします。衣も同じく2〜3等分にして、揚げる直前に野菜と衣を混ぜ合わせます。
5. おたまやしゃもじなどで揚げる大きさにまとめ、油に落とし入れます。揚げる温度は170〜180℃で、鍋の淵から滑らせるように油に落とします。
6. 油に落としたら、おたまに残ったり周りに散った野菜をかきあげの上に乗せます。揚げ時間は30秒ほど触らずにそのまま火を通してから上下を入れ替え、さらに1〜1分半揚げるのが目安です。
7. 揚げている最中に、中央に1~2箇所ほど箸を刺して穴を開けます。かき揚げを縦に持って、3回ほど油を切ってから引き上げます。
野菜のチャンプルー
ゴーヤじゃなくても、家にある野菜でできるチャンプルー。順番に加えて炒めるだけのかんたんレシピです。野菜がたっぷり取れるのが嬉しいですね。
【調理時間】 15〜30分
【材料】ピーマン2個、人参5cm、もやし40g、厚揚げ1丁、スパム70g、たまねぎ1/4個、サラダ油大さじ1/2、水50cc、顆粒の和風だし5g、鰹節大さじ1、酒大さじ1、ブラックペッパー少々
【作り方】
1. 厚揚げをザルに入れ、沸騰したお湯をたっぷりかけて油抜きし、食べやすい大きさに切ります。
2. ピーマンは洗って中の種を取り除き太めの千切りにします。玉ねぎは繊維にそって薄切りに、人参は皮をむいて拍子切りにします。スパムは人参よりやや大きめの拍子切りにしましょう。
3. フライパンにサラダ油をひき、スパムを入れて中火にかけます。両面に軽く焼き目をつけたら、玉ねぎ、人参、ピーマンを順に加えて炒めます。
4. 厚揚げと、水・和風だし・鰹節・酒・ブラックペッパーを合わせたものを入れて蓋をします。5分ほど中火にかけ、沸騰したら火を弱めます。
5. 蓋を開け、もやしを加えたらサッと混ぜ合わせて1分ほどで火を止め、ブラックペッパーで味を整えたら完成です。
ほっこりコンソメスープ
冷蔵庫に何もないときでも、きのこがあればほっこり温まるコンソメスープができちゃいます。お好みでたまねぎや人参など、好きな野菜を加えてもいいですね。2〜3種類のきのこを使うと、よりコクが出て美味しいですよ◎
【調理時間】15分
【材料】好きなきのこ150g、オリーブオイル大さじ1、水400cc、コンソメ小さじ2、塩・こしょう適量、乾燥パセリ
【作り方】
1. きのこはバラバラにし、小鍋に熱したオリーブオイルで炒めます。
2. 水とコンソメを加え、沸騰したらきのこが柔らかくなるまで少々煮込んで塩・こしょうで味を整えます。
3. 器によそい、お好みで乾燥パセリを散らしたら完成です。
炊き込みごはん
出典: chefgohan.gnavi.co.jp
米と具材をいっしょに炊くときは、かき混ぜずに具を上にのせて、炊飯器のスイッチを入れるのがポイント。炊き込みごはんの基本レシピです。
【調理時間】約20分
【材料】
お米(一度研いで30分以上おいたもの)2合、鶏モモ肉 150g (皮をはがす)、油揚げ1枚、人参30g(約2cmの細切り)、ごぼう30g(ささがきにする)、椎茸 30g(石づきを取る)、三つ葉適量、合わせ調味料(だし汁2カップ、濃い口醤油40cc、みりん40cc)
【作り方】
1. お米は研いで水気を切っておきます。鶏肉の皮は細かく刻み、身の方は2cm×1cm角に刻みます。
2. 油揚げは横半分に切って細切りにします。椎茸の軸は細かく割き、傘は横半分に切り細切りにしましょう。
3. 鍋またはフライパンに、具と合わせ調味料を加えて火にかけます。一煮立ちしたら中火で約2~3分煮て、火を止め常温になるまで冷まします。ざるに上げ、具とだしを分けます。
4. 炊飯器または鍋に米を入れ、だしを加えて平らにならします。具を上にして、平らにちらし炊き上げます。炊く前に具を混ぜないのがポイントです。
5. 炊きあがったら、さっくりと底から混ぜます。お好みで三つ葉を散らしてできあがりです。
ちらし寿司
普段使いの材料でできる見た目も華やかなちらし寿司です。お好みで具材をプラスしても楽しいですよ。お祝いにもおすすめです。
【調理時間】15〜30分
【材料】米2合、酢大さじ3、砂糖大さじ2、塩小さじ2/3、干し椎茸4個(水で戻す)、人参1/2本、れんこん少々、みりん適量、砂糖適量、塩少々、しょうゆ少々、卵2個、さやえんどう又はいんげん適量、小エビ少々、菜の花少々、水2カップ弱
【作り方】
1. 米2合は、規定量よりも少なめの水で1時間浸します。
2. 酢飯に混ぜる具は小さめに切り、調味料のうち砂糖とみりん、乾物の戻し汁少々を加えて人参を煮ます。
3. 人参が煮えたら取り出し、れんこんと椎茸を入れ、しょうゆを追加して煮ます。全て煮えたら取り出します。
4. お寿司の上に乗せる錦糸卵を作ります。
5. 上に乗せるえんどう又はいんげん、菜の花を色よく茹でます。
6. 具ができ上がる頃にごはんが炊きあがるようにします。
7. ごはんが炊けたら蒸らさずすぐに飯台にあけて合わせ酢をまわしかけます。中に混ぜる具を加え、素早く冷ましながらまんべんなく馴染ませ、切るように混ぜます。
8. 酢飯ができたら器に盛り付け、上に具を飾ってできあがりです。
豆腐とわかめの味噌汁
何の料理にでも合う、定番のお味噌汁です。急いでいるときでも、作り置きしておくとごはんにプラスできて満足度が大幅にアップ。ネギや油揚げなどを加えてもおいしいですよ。
【調理時間】5分程度
【材料】水850ml、乾燥わかめ適量、だしの素小さじ2、豆腐1丁、味噌大さじ3
【作り方】
1. 鍋に水、わかめを入れて火にかけます。
2. わかめが戻ったらだしの素とサイの目に切った豆腐を加え、味噌を溶き入れます。
3. 器に盛って完成です。
しじみの味噌汁
疲れたときにうれしい、しじみのお味噌汁です。水から煮るので汁にしじみのうまみがたっぷり出てくれます。
【調理時間】10分
【材料】しじみ1/2パック(100g)、みそ小さじ4、万能ねぎの小口切り1本分
【作り方】
1. しじみの砂抜きをします。しじみの表面が出るか出ないかの量の水(ひたひたの水)に30分つけて砂を吐かせてから、殻と殻をこすり合わせて洗います。
2. 鍋に水2カップを入れ、しじみを加えて強火にかけます。沸騰したら弱火にし、アクを取って、5~6分煮ます。
3. みそを煮汁で溶かして加え、ひと煮立ちさせます。器に盛り、万能ねぎを散らして完成です。