いつも部屋が散らかっていて片付けが不得意、という方も多いのではないでしょうか。そのなかでも、限度をこえた散らかりようで悩んでいませんか?さまざまな片付けられない理由と対策のコツを解説していきます。
どうして、片付けられない私なの?
やる気がでない
出典: clintonpower.com.au
片付けしようとしても、なんだかダルくなって先延ばしにしてしまう。その積み重ねが、汚い部屋の原因に。
もったいない
「捨てるのがもったいない」と思い、何でも取っておく習慣が。結果的に使わないもので汚部屋に。
片付けないほうが、落ち着く
少し汚いことに慣れてしまっている。むしろ、心地よくなってきてる。片付けて環境が変わることに戸惑いがあり、今のままでいいと心の底で思ってしまっているのかも。
片付けられない原因は色々ですよね。気持ち次第でなんとかなりそうな場合は心配ありませんが、問題はがんばっているのに片付けられない場合。「私って片付けられない病気かも」安易な判断は避けるべきですが、実は障害の可能性があるんです。
ADHD [注意欠陥多動性障害] という脳の障害
出典: www.huffingtonpost.com
片付けられないことに悩んでいる人に多い障害の1つが、ADHDです。集中力不足、活動性や多動性などの行動があるのが特徴です。時々パニック状態になることもあります。ものごとを途中で放棄してしまう傾向があり、片付けられないことに影響します。
原因としては「遺伝」といった説や、注意や行動を支配する「脳機能の偏り」が関係している説がありますが、詳しいことはいまだに分かっていないとのことです。
性格の傾向
出典: www.atama-bijin.jp
○注意が散漫になり、集中できない
○整理能力の欠如
○計画性がなく、時間が守れない
○衝動的・感情的
○作業を順序立てて行うことが難しい
などが代表的なもの。それに加えて上記の特性が7歳以前からあり、生活に支障が出ていることが重要だそうです。
大人になってから気づくことも
出典: xn--q9jb6c8bj5752g.biz
ADHDは、大人になってから気づくケースも多いとのこと。仕事では書類の整理がうまくできなかったり、モノをなくしたり、アポイントを忘れてしまったりすることで仕事に支障をきたすことも。
また一人暮らしを始めたものの、部屋の片づけができなくなり汚部屋になってしまったり。火をかけているのも忘れて、火事を起こしてしまう危険さえあるそう。こんなミスの連続でトラブルとなり「もしかして病気かも」と意識するそうです。
片づけとの、上手な向き合いかた
TO DO リストをつくる
「忘れっぽさ」「注意の持続が困難」であることは、片付けの妨げとなります。
たとえば1つの箱を片付けようとしたとき、中から靴下が出てくるとそれに気をとられて片づけを忘れてしまったり、次に目に付いた洋服を着てみたりして時間をロス。その繰り返しで、結局片付られないままの状態が続いてしまうのです。
その解決のために、TO DOリストは使えます。視覚化することで、片付けられない性格にストップをかけてくれるのです。
そのときのポイントとして、やるべきことを書いたらその末尾に( )で期限を必ず書いておいてください。明確にすることで、その日のやるべきことがハッキリと確認できます。
×悪い例: 部屋の片付け
○良い例: 本棚の片付け(11月15日)
また、その日やるべきことが終わったら赤ペンでチェックしておくといいですよ。今後やることも分かりやすいですし、計画通りできたということで自信にもつながりますよね。
完璧は目指さない
完璧を目指してしまうと出来なかったときの反省や後悔から、自分をもっと責めてしまいます。完璧主義はやめて、できないところは他の人に助けてもらいましょう。
小さな成功体験を
出典: www.popsugar.com
小さな目標を掲げて、それを達成してみましょう。いきなり、家全体をキレイにするなどの大きな目標はやめて、机の上だけを整頓するなどで十分。
それよりもっと大切なことは、達成したときに自分をほめてあげること。自分を認めてあげて、次回への意欲につなげましょうね。
どうしてもできない時は、あきらめる
出典: lovemo.jp
どうしてもできないこともありますよね。そんなときは、キッパリとあきらめましょう。「また気が向いたときにしてみよう」ぐらいの気持ちで構えましょう。
いっけん、あきらめることが悪いような印象がありますが、そんなことはありません。あきらめることで、他にできることが探せるのです。できないことを見分け、できることを見つけていくことが最終的には自尊心を育てることにもつながります。
片付けるポイント
持ち物は最小限に
出典: profile.ne.jp
持ち物は最小限にすることがベスト。物理的に多ければ多いほど、どうしたらいいのか迷ってしまうもの。その判断を簡単にできるように、モノは極力少なくしましょうね。
よく使うモノは、取りだしやすい位置に
タンスに洋服や小物を入れる際には、取り出しやすさを心がけてください。
たとえばタンスの上段にはよく使うもの、中断には比較的よく使うもの、下段にはあまり使わないものといったように分類分け。迷うことなく収納できますし、また取り出しもしやすくなりますよね。
本・雑誌は、マガジンラックへ
読みかけの本や雑誌などは、本棚に入れずに机の上や床に置きがち。その積み重ねが、部屋を汚していってしまいます。
そんなときは、手軽に置けるマガジンラックをオススメします。マガジンラックにまとめて置くことで、乱雑な雰囲気も避けることができますよね。
洋服は、ポールハンガーにかける
出典: park.jp
脱いだ洋服は、そのままイスやソファーにかけて放置……洋服を毎回タンスにしまうのは確かに疲れますよね。
そんなときは、一時的にポールハンガーにかけておきましょう。見た目にも見苦しくなく、片付けの手間もはぶけます。
出典: clintonpower.com.au
片付けしようとしても、なんだかダルくなって先延ばしにしてしまう。その積み重ねが、汚い部屋の原因に。
「捨てるのがもったいない」と思い、何でも取っておく習慣が。結果的に使わないもので汚部屋に。
少し汚いことに慣れてしまっている。むしろ、心地よくなってきてる。片付けて環境が変わることに戸惑いがあり、今のままでいいと心の底で思ってしまっているのかも。
片付けられない原因は色々ですよね。気持ち次第でなんとかなりそうな場合は心配ありませんが、問題はがんばっているのに片付けられない場合。「私って片付けられない病気かも」安易な判断は避けるべきですが、実は障害の可能性があるんです。
出典: www.huffingtonpost.com
片付けられないことに悩んでいる人に多い障害の1つが、ADHDです。集中力不足、活動性や多動性などの行動があるのが特徴です。時々パニック状態になることもあります。ものごとを途中で放棄してしまう傾向があり、片付けられないことに影響します。
原因としては「遺伝」といった説や、注意や行動を支配する「脳機能の偏り」が関係している説がありますが、詳しいことはいまだに分かっていないとのことです。
出典: www.atama-bijin.jp
○注意が散漫になり、集中できない
○整理能力の欠如
○計画性がなく、時間が守れない
○衝動的・感情的
○作業を順序立てて行うことが難しい
などが代表的なもの。それに加えて上記の特性が7歳以前からあり、生活に支障が出ていることが重要だそうです。
出典: xn--q9jb6c8bj5752g.biz
ADHDは、大人になってから気づくケースも多いとのこと。仕事では書類の整理がうまくできなかったり、モノをなくしたり、アポイントを忘れてしまったりすることで仕事に支障をきたすことも。
また一人暮らしを始めたものの、部屋の片づけができなくなり汚部屋になってしまったり。火をかけているのも忘れて、火事を起こしてしまう危険さえあるそう。こんなミスの連続でトラブルとなり「もしかして病気かも」と意識するそうです。
「忘れっぽさ」「注意の持続が困難」であることは、片付けの妨げとなります。
たとえば1つの箱を片付けようとしたとき、中から靴下が出てくるとそれに気をとられて片づけを忘れてしまったり、次に目に付いた洋服を着てみたりして時間をロス。その繰り返しで、結局片付られないままの状態が続いてしまうのです。
その解決のために、TO DOリストは使えます。視覚化することで、片付けられない性格にストップをかけてくれるのです。
そのときのポイントとして、やるべきことを書いたらその末尾に( )で期限を必ず書いておいてください。明確にすることで、その日のやるべきことがハッキリと確認できます。
×悪い例: 部屋の片付け
○良い例: 本棚の片付け(11月15日)
また、その日やるべきことが終わったら赤ペンでチェックしておくといいですよ。今後やることも分かりやすいですし、計画通りできたということで自信にもつながりますよね。
完璧を目指してしまうと出来なかったときの反省や後悔から、自分をもっと責めてしまいます。完璧主義はやめて、できないところは他の人に助けてもらいましょう。
出典: www.popsugar.com
小さな目標を掲げて、それを達成してみましょう。いきなり、家全体をキレイにするなどの大きな目標はやめて、机の上だけを整頓するなどで十分。
それよりもっと大切なことは、達成したときに自分をほめてあげること。自分を認めてあげて、次回への意欲につなげましょうね。
出典: lovemo.jp
どうしてもできないこともありますよね。そんなときは、キッパリとあきらめましょう。「また気が向いたときにしてみよう」ぐらいの気持ちで構えましょう。
いっけん、あきらめることが悪いような印象がありますが、そんなことはありません。あきらめることで、他にできることが探せるのです。できないことを見分け、できることを見つけていくことが最終的には自尊心を育てることにもつながります。
出典: profile.ne.jp
持ち物は最小限にすることがベスト。物理的に多ければ多いほど、どうしたらいいのか迷ってしまうもの。その判断を簡単にできるように、モノは極力少なくしましょうね。
タンスに洋服や小物を入れる際には、取り出しやすさを心がけてください。
たとえばタンスの上段にはよく使うもの、中断には比較的よく使うもの、下段にはあまり使わないものといったように分類分け。迷うことなく収納できますし、また取り出しもしやすくなりますよね。
読みかけの本や雑誌などは、本棚に入れずに机の上や床に置きがち。その積み重ねが、部屋を汚していってしまいます。
そんなときは、手軽に置けるマガジンラックをオススメします。マガジンラックにまとめて置くことで、乱雑な雰囲気も避けることができますよね。
出典: park.jp
脱いだ洋服は、そのままイスやソファーにかけて放置……洋服を毎回タンスにしまうのは確かに疲れますよね。
そんなときは、一時的にポールハンガーにかけておきましょう。見た目にも見苦しくなく、片付けの手間もはぶけます。
コツ・ポイント
いかがでしたか?片づけられない原因についてご紹介してきました。ですが、いくつか症状が当てはまるからといって自分もADHDであるという安易な判断はしないでくださいね。詳しくは、医師の受診が必要です。単なるやる気の問題もありえます。参考にしていただき、片付けられない原因を見直してくださいね。