強い日差しもさりげなくインテリアに取り入れてみませんか?海外ではポピュラーなサンキャッチャーは、日差しを柔らかいグラデーションに変えてくれます。今回はインテリアアイテムとしても可愛いサンキャッチャーを、手に入りやすいプラスティックビーズで作る方法をご紹介します。
サンキャッチャーってなに?
強い日差しを優しくとらえるサンキャッチャーを作ってみませんか?カラフルで繊細な光とゆらゆら風に揺れる様子は、インテリアを涼しげに演出して夏にぴったりです。
サンキャッチャーは欧米ではレインボーメイカーとも呼ばれ、眩しい光を柔らかいプリズムに変えて部屋に取り込む、夏定番のインテリアアイテムです。風鈴やドアチャイムのようにハンギングで楽しむタイプが多く見られます。成り立ちは定かではありませんが、北欧で短い夏の日差しを楽しむためにデコレーションされたのが始まりともいわれています。
作り方は簡単!
材料はプラスティックビーズ
ガラスを使うことが多いサンキャッチャーですが、今回は低い温度で溶けるプラスティックビーズで制作しましょう。子どもが落としたり、地震の時にも割れずに安心してデコレーションできます。
海外のクラフトページで良く使用されているのはポニービーズと呼ばれている製品で、日本でも手芸店やホームセンター、インターネット販売で入手できます。穴が大きくてワイヤーやヒモを通しやすいという特徴があります。
星やハートの形をしたパーツを使うと、より簡単でデザインの幅も広がりますね。
ビーズを並べる
手芸店や100円ショップで販売されている、プラスティック製のビーズを使います。パール入りのものやマーブル模様のビーズなどバリエーションが豊富なので、デザインをいろいろイメージしながら好きな色を選びましょう。オーブン対応のマフィン型やケーキ型に敷き詰めていきます。
クッキー型を使えば個性的なアレンジができて、子どもも喜んでいっしょに作ってくれそうです。クッキングシートやアルミホイルを敷いた上に並べて作れば、でき上がった作品を取り外しやすく跡も残りません。
家庭用オーブンで焼く
並べ終えたら200~250℃に予熱したオーブンに入れて20分ほど焼きます。お持ちのオーブンによって250℃まで出力しなかったり、ビーズの大きさによって溶ける時間が異なるので、時々のぞいて調整してください。溶けるとビーズがつながり、画像のようになります。
ちなみに海外クラフトサイトでは大抵が400で焼くと記してありますが、単位が違うので注意してください。華氏400は私たちがいつも使っている摂氏に置き換えると約204℃になります。
クッキー型がなくてもアルミホイルを使って、じゅうぶん可愛い型ができます。オーブンでビーズを溶かしている間は、プラスティック特有の強い匂いで気分を悪くすることがあるので換気を良くしましょう。またクッキングペーパーが燃えることもあるので、時々中の様子をチェックすると安心して作業ができます。
完全に冷めたらできあがり
完全に冷ましてからデコレーションしましょう。ハートのクッキー型を置いた場所にきれいに穴が空いて、キュートなデザインになっていますね!ひもを通して吊るす時にも使えて実用的です。
ガラスよりも柔らかな質感のプラスティックビーズは、ノスタルジックな雰囲気が漂います。そのままそばに置いておくだけでも優しい気持ちになれそうです。プラバン工作で遊んだ思い出のある方なら、特に夢中になってしまうかもしれませんね。
インテリアアクセントに♪
好きな色調のプリズムを
あえて色数を絞った、紫陽花のようなシックなデザインが素敵です。オーブンで焼く時にガラスや金属製のビーズを置いておくと、溶けずに穴があいたままになります。電動ドリルがあれば、完成後でも簡単に穴をあけられて便利です。
切り抜いたアルミホイルを間に挟んだり、ちぎって混ぜると金属の輝きがプラスされて、ますますキラキラ度がアップします。
モチーフを決める
星の形のサマーキャッチャーはロマンティックな雰囲気なので、七夕にデコレーションしてみてはいかがでしょうか?穴をあけなくてもワイヤーを巻いてハンギングできるように仕上げてあります。
枠に沿ってビーズを並べたら、あえて全部埋めずにフラワーモチーフを強調しています。存在感はあるけれど軽やかで、ピースマークのような並べ方もモチーフとマッチして素敵ですね。
ウィンドチャームにも
ハート型をたくさん繋いでモビール状のウィンドチャームにしています。ビーズの粒が完全に溶けていなくてデコボコした仕上がりが、かえって味わいがあって手作りの可愛らしさになっています。
みんなで作ってたくさん飾ると、こんなに華やかなサンキャッチャー兼ウィンドチャームが完成します。
まねしたい!上級テクニック
アメリカのブロガーさんがお手本
ノースカロライナ在住のブロガーさんの作品は本当にユニーク!
ユーモラスで可愛いスカルは、型に沿ってカットした木の板にビーズを載せて焼いたそうです。木材はクッキングペーパーと同じように、少し焦げてしまうので後で着色しています。
取り付けた吸盤を直接窓に貼り付けるデコレーションは、家の中でも手軽に楽しめておすすめです。ガラスと違って軽く、落ちても割れにくいプラスティック素材ならではの飾り方ですね。
ジュエリー製作用の細いワイヤーにビーズを通して、あらかじめハートの形を作って焼いています。
ガラスビーズやジェムストーンを使ったアイディアです。プラスティックビーズが溶ける温度(200℃〜250℃)ではガラスや金属・石は溶かすことができません。その性質を活かして組み合わせることで、立体感のあるユニークな作品になっています。
アーティーな作品に
子どもと安心して楽しめるDIYクラフトですが、デザインを決めて本格的な作品に挑戦しても満足感のあるアートになります。
完成した作品です。配色やレイアウトが計算されていて、オリエンタルな工芸品のような美しさですね。
個性的で素敵な型を見つけたら、ぜひビーズクラフトに使ってみましょう。もしクリスマスで飾るような木製のオーナメントがあれば、スカルを作ったブロガーさんをまねしてみても面白そうですね。
強い日差しを優しくとらえるサンキャッチャーを作ってみませんか?カラフルで繊細な光とゆらゆら風に揺れる様子は、インテリアを涼しげに演出して夏にぴったりです。
サンキャッチャーは欧米ではレインボーメイカーとも呼ばれ、眩しい光を柔らかいプリズムに変えて部屋に取り込む、夏定番のインテリアアイテムです。風鈴やドアチャイムのようにハンギングで楽しむタイプが多く見られます。成り立ちは定かではありませんが、北欧で短い夏の日差しを楽しむためにデコレーションされたのが始まりともいわれています。
ガラスを使うことが多いサンキャッチャーですが、今回は低い温度で溶けるプラスティックビーズで制作しましょう。子どもが落としたり、地震の時にも割れずに安心してデコレーションできます。
海外のクラフトページで良く使用されているのはポニービーズと呼ばれている製品で、日本でも手芸店やホームセンター、インターネット販売で入手できます。穴が大きくてワイヤーやヒモを通しやすいという特徴があります。
星やハートの形をしたパーツを使うと、より簡単でデザインの幅も広がりますね。
手芸店や100円ショップで販売されている、プラスティック製のビーズを使います。パール入りのものやマーブル模様のビーズなどバリエーションが豊富なので、デザインをいろいろイメージしながら好きな色を選びましょう。オーブン対応のマフィン型やケーキ型に敷き詰めていきます。
クッキー型を使えば個性的なアレンジができて、子どもも喜んでいっしょに作ってくれそうです。クッキングシートやアルミホイルを敷いた上に並べて作れば、でき上がった作品を取り外しやすく跡も残りません。
並べ終えたら200~250℃に予熱したオーブンに入れて20分ほど焼きます。お持ちのオーブンによって250℃まで出力しなかったり、ビーズの大きさによって溶ける時間が異なるので、時々のぞいて調整してください。溶けるとビーズがつながり、画像のようになります。
ちなみに海外クラフトサイトでは大抵が400で焼くと記してありますが、単位が違うので注意してください。華氏400は私たちがいつも使っている摂氏に置き換えると約204℃になります。
クッキー型がなくてもアルミホイルを使って、じゅうぶん可愛い型ができます。オーブンでビーズを溶かしている間は、プラスティック特有の強い匂いで気分を悪くすることがあるので換気を良くしましょう。またクッキングペーパーが燃えることもあるので、時々中の様子をチェックすると安心して作業ができます。
完全に冷ましてからデコレーションしましょう。ハートのクッキー型を置いた場所にきれいに穴が空いて、キュートなデザインになっていますね!ひもを通して吊るす時にも使えて実用的です。
ガラスよりも柔らかな質感のプラスティックビーズは、ノスタルジックな雰囲気が漂います。そのままそばに置いておくだけでも優しい気持ちになれそうです。プラバン工作で遊んだ思い出のある方なら、特に夢中になってしまうかもしれませんね。
あえて色数を絞った、紫陽花のようなシックなデザインが素敵です。オーブンで焼く時にガラスや金属製のビーズを置いておくと、溶けずに穴があいたままになります。電動ドリルがあれば、完成後でも簡単に穴をあけられて便利です。
切り抜いたアルミホイルを間に挟んだり、ちぎって混ぜると金属の輝きがプラスされて、ますますキラキラ度がアップします。
星の形のサマーキャッチャーはロマンティックな雰囲気なので、七夕にデコレーションしてみてはいかがでしょうか?穴をあけなくてもワイヤーを巻いてハンギングできるように仕上げてあります。
枠に沿ってビーズを並べたら、あえて全部埋めずにフラワーモチーフを強調しています。存在感はあるけれど軽やかで、ピースマークのような並べ方もモチーフとマッチして素敵ですね。
ハート型をたくさん繋いでモビール状のウィンドチャームにしています。ビーズの粒が完全に溶けていなくてデコボコした仕上がりが、かえって味わいがあって手作りの可愛らしさになっています。
みんなで作ってたくさん飾ると、こんなに華やかなサンキャッチャー兼ウィンドチャームが完成します。
ノースカロライナ在住のブロガーさんの作品は本当にユニーク!
ユーモラスで可愛いスカルは、型に沿ってカットした木の板にビーズを載せて焼いたそうです。木材はクッキングペーパーと同じように、少し焦げてしまうので後で着色しています。
取り付けた吸盤を直接窓に貼り付けるデコレーションは、家の中でも手軽に楽しめておすすめです。ガラスと違って軽く、落ちても割れにくいプラスティック素材ならではの飾り方ですね。
ジュエリー製作用の細いワイヤーにビーズを通して、あらかじめハートの形を作って焼いています。
ガラスビーズやジェムストーンを使ったアイディアです。プラスティックビーズが溶ける温度(200℃〜250℃)ではガラスや金属・石は溶かすことができません。その性質を活かして組み合わせることで、立体感のあるユニークな作品になっています。
子どもと安心して楽しめるDIYクラフトですが、デザインを決めて本格的な作品に挑戦しても満足感のあるアートになります。
完成した作品です。配色やレイアウトが計算されていて、オリエンタルな工芸品のような美しさですね。
個性的で素敵な型を見つけたら、ぜひビーズクラフトに使ってみましょう。もしクリスマスで飾るような木製のオーナメントがあれば、スカルを作ったブロガーさんをまねしてみても面白そうですね。
コツ・ポイント
いかがでしたか?色づかいや組み合わせは作っているうちに新しい発見がありそうですよね。焼いている途中でこまめにチェックすることで、安全に作成できるだけでなく面白い溶け方を見つけたりと、思いもかけないアーティーな作品の製作につながります。ぜひ夏本番を迎える前にトライしてみてくださいね!