結婚をしたり、お子さんが増えたりと、家族の形は少しずつ変わっていくもの。その変化に柔軟に対応してくれる家があったら、ライフスタイルの変化をより楽しむことができます。今回、そんなサステナブルな家づくりを提案したイケアとUR都市機構(以下、UR)の“コラボ団地”を見てきました。
「イケア×UR」の“コラボ団地”って何だろう?
築年数40年近くの団地が、日本にはいまたくさん存在します。でも、壊してしまうのではなく、団地の魅力を残したまま、インテリアや暮らしを楽しめたら、もっと経済的で快適な住まい選びができる。そんな思いが、今回ご紹介するイケアのインテリアと、URの団地のコラボレーションに込められていました。
テーマは「イケアとURに住もう。」

イケアとURのふたつの強みがコラボした「リデザイン住宅」が日本でさらに展開されているということで、どんな団地なのか学びに行ってきました。
今回、ご紹介するのは、神奈川県川崎市にある「虹ヶ丘団地」の一室。到着後すぐに、ゆったりした建物周辺の環境と、緑化されたきれいな敷地に魅了されました。洗濯物がよく乾き、電気をつけなくても昼間はずっと明るい「日当たり」は、団地の嬉しいポイント。イケアの家具が、そこに入ると、どんなお部屋になるのでしょうか?
人気の「イケア」が、団地のインテリアを変える

出典: www.ikea.com
イケアの家具は、多彩なバリエーションから気軽に買えるアイテムがとても多いですよね。イケアでは、使いやすいキッチンシステムや、単身から若いファミリー世代に手頃で取り入れやすい家具を世界中で届けています。今回、団地の再生に、イケアが満を持してデザインやインテリアのアイディアを提案しています。
つよみのひとつは、世界中で人気の「キッチン」!

イケアのキッチンは、いまや1年間で100万台も売れている人気商品。今回URの団地に「イケアのキッチン付きモデル」を取り入れた新プランのスタイルを発表!イケアのキッチンは、日本の住宅には大きいかも…という印象を持っていた筆者ですが、団地の中にぴったりとコーディネートされたイケアのキッチンに一瞬で虜になりましたよ♡
いざ、お部屋へ♡
間取りはこちら

出典: www.ur-net.go.jp
所在地:神奈川県川崎市麻生区虹ケ丘(東急田園都市線・横浜市営地下鉄ブルーライン「あざみ野」駅バス17分)
床面積:49㎡
間取り:2DK
プロフィールイメージ:20代後半の新婚夫婦
家賃:79,500円/月
従前は3KだったURのお部屋を、2DKにリデザインした間取り。団地ならではのふすまや仕切りをなくし、多世代が生き生きと暮らせる、開放的な間取りでした。
テーマは「ポピュラーモダン」!

20代の新婚夫婦をイメージした、イケアならではのアイディア。つい家にいる時間が長くなってしまうような、明るくポップな家具に囲まれた空間です。
夫婦が好きな色を取り入れて素材にもこだわりながらコーディネートされていました。さらに、49㎡といえども、意外に広く感じる2DK!

ダイニングわきの壁は、ダイニングのアクセントクロスと合わせたターコイズブルーの壁紙。ペンダントライトで優しく壁を照らし、お仕事帰りのご夫婦の夜をゆったり演出してくれそうです。

リビングルームは、本来の和室を一新して、モダンな装いに変え、お友達や親戚がきたらゲストルームとして使ってもらえるように大きなソファーベッドをレイアウト。
押入れと和室の境目にあったふすまを取り外し、空間を拡張。

6畳の和室に、ここまで大きな家具を置いても、ポピュラーモダンな装いなら、明るく軽やかな雰囲気になるんですね。
ウォークイン化された押入れ

フロアを開放的にした以外にも、段差のない押入れはウォークインタイプの収納スペースとして作り変え、イケアの家具を収容しています。住まい方によって、お好みで活用できます。
レール&カーテンをつけて、隠すことも

引き戸を取り払った分、カーテンレールをつけることで、収納空間を隠すことも。このコーディネート、すべてイケアの商品です。押入れもコーディネートを変えながら楽しめるんですね。
こちらは寝室♡

ダイニングの雰囲気と合わせたベッドまわりのコーディネート。ポップなインテリアとはいえ、落ち着いて夜を迎えられるような柔らかい配色です。こちらも、カーテンをあけると日当たりの良さがとても心地よいお部屋でした。
コンパクトで場所をとらない洗面台

スタイリッシュな洗面シンクに、イケアの「収納付きミラー」と、「バスケット」を合わせてコンパクトに実装された洗面所。清潔感のあるターコイズと白が北欧らしい♡
水回りは、毎日使う場所だから、使いやすくスタイルチェンジして、イケアらしくシンプルに仕上げたそうです。
ほかにもバリエーション豊富な団地がいっぱい
住まい手のニーズに合わせて変化させていく団地は、これまで神奈川県や埼玉県の一部で実施されていましたが、先週13日(金)から愛知県、福岡県でも募集が開始。イケアのカラーコーディネートは、お部屋によってテーマが異なり、見ているだけで幸せな気持ちになります♡ここで、他のお部屋も少しだけご紹介します。
ナチュラルな北欧テイスト

愛知県名古屋市にある「アーバンラフレ志賀」のモデルルームです。素朴な北欧家具がイケアらしい、あたたかい空間。
あかるくトラディショナルなスタイル

埼玉県越谷市の「グリーンアベニュー谷塚」の一室です。クラシカルなインテリアは、格調高さがあり落ち着いた世代にぴったり。
幾何学とビビッドカラーが明るい空間

こちらは愛知県豊明市のモデルルームです。若い世代に人気の、エネルギッシュでデザイン性の高いコーディネート。仕切りを取り払った空間ですが、左右できれいにゾーニングされていて、インテリアを2倍楽しめそう。
飽きのこない、大人のモダンスタイル

埼玉県越谷市の「グリーンアベニュー谷塚」の一室です。落ち着いたナチュラルな床材に、ハイグロスグレーの高級感あるキッチンは、大人の空間。ガス台にドロップインコンロをリニューアルして、キッチンの使い勝手も快適に。ご夫婦の時間がぐっとグレードアップしそうです。
いかがでしたか?

URの団地は、ワンルームから、ファミリー層まで世帯が変わっても住み続けることができるお部屋があります。家族が増えたら1Kから2DKへと住み替えれば、経済的でコミュニティが持続された生活環境で家族が快適に暮らすことができます。
実際の平均居住年数は、一般賃貸物件が4年であるのに対して、URの団地は13.4年。また、4人に1人はURをリピートされるんだそうですよ。“また選びたくなる”団地であることが、この数字からもわかりますね。

さらには、イケアのキッチンを活用するだけでなく、高い費用をかけなくてもいい生活のアイディアを発信していく取り組みも。普段の暮らしの工夫で、節水や省エネなどが可能となれば、わたしたちの暮らしはもっと豊かになっていくはず。イケアとURの、暮らしに寄り添う家づくりの提案を、たくさん感じた1日でした。
築年数40年近くの団地が、日本にはいまたくさん存在します。でも、壊してしまうのではなく、団地の魅力を残したまま、インテリアや暮らしを楽しめたら、もっと経済的で快適な住まい選びができる。そんな思いが、今回ご紹介するイケアのインテリアと、URの団地のコラボレーションに込められていました。
テーマは「イケアとURに住もう。」

イケアとURのふたつの強みがコラボした「リデザイン住宅」が日本でさらに展開されているということで、どんな団地なのか学びに行ってきました。
今回、ご紹介するのは、神奈川県川崎市にある「虹ヶ丘団地」の一室。到着後すぐに、ゆったりした建物周辺の環境と、緑化されたきれいな敷地に魅了されました。洗濯物がよく乾き、電気をつけなくても昼間はずっと明るい「日当たり」は、団地の嬉しいポイント。イケアの家具が、そこに入ると、どんなお部屋になるのでしょうか?
人気の「イケア」が、団地のインテリアを変える

出典: www.ikea.com
イケアの家具は、多彩なバリエーションから気軽に買えるアイテムがとても多いですよね。イケアでは、使いやすいキッチンシステムや、単身から若いファミリー世代に手頃で取り入れやすい家具を世界中で届けています。今回、団地の再生に、イケアが満を持してデザインやインテリアのアイディアを提案しています。
つよみのひとつは、世界中で人気の「キッチン」!

イケアのキッチンは、いまや1年間で100万台も売れている人気商品。今回URの団地に「イケアのキッチン付きモデル」を取り入れた新プランのスタイルを発表!イケアのキッチンは、日本の住宅には大きいかも…という印象を持っていた筆者ですが、団地の中にぴったりとコーディネートされたイケアのキッチンに一瞬で虜になりましたよ♡
間取りはこちら

出典: www.ur-net.go.jp
所在地:神奈川県川崎市麻生区虹ケ丘(東急田園都市線・横浜市営地下鉄ブルーライン「あざみ野」駅バス17分)
床面積:49㎡
間取り:2DK
プロフィールイメージ:20代後半の新婚夫婦
家賃:79,500円/月
従前は3KだったURのお部屋を、2DKにリデザインした間取り。団地ならではのふすまや仕切りをなくし、多世代が生き生きと暮らせる、開放的な間取りでした。
テーマは「ポピュラーモダン」!

20代の新婚夫婦をイメージした、イケアならではのアイディア。つい家にいる時間が長くなってしまうような、明るくポップな家具に囲まれた空間です。
夫婦が好きな色を取り入れて素材にもこだわりながらコーディネートされていました。さらに、49㎡といえども、意外に広く感じる2DK!

ダイニングわきの壁は、ダイニングのアクセントクロスと合わせたターコイズブルーの壁紙。ペンダントライトで優しく壁を照らし、お仕事帰りのご夫婦の夜をゆったり演出してくれそうです。

リビングルームは、本来の和室を一新して、モダンな装いに変え、お友達や親戚がきたらゲストルームとして使ってもらえるように大きなソファーベッドをレイアウト。
押入れと和室の境目にあったふすまを取り外し、空間を拡張。

6畳の和室に、ここまで大きな家具を置いても、ポピュラーモダンな装いなら、明るく軽やかな雰囲気になるんですね。
ウォークイン化された押入れ

フロアを開放的にした以外にも、段差のない押入れはウォークインタイプの収納スペースとして作り変え、イケアの家具を収容しています。住まい方によって、お好みで活用できます。
レール&カーテンをつけて、隠すことも

引き戸を取り払った分、カーテンレールをつけることで、収納空間を隠すことも。このコーディネート、すべてイケアの商品です。押入れもコーディネートを変えながら楽しめるんですね。
こちらは寝室♡

ダイニングの雰囲気と合わせたベッドまわりのコーディネート。ポップなインテリアとはいえ、落ち着いて夜を迎えられるような柔らかい配色です。こちらも、カーテンをあけると日当たりの良さがとても心地よいお部屋でした。
コンパクトで場所をとらない洗面台

スタイリッシュな洗面シンクに、イケアの「収納付きミラー」と、「バスケット」を合わせてコンパクトに実装された洗面所。清潔感のあるターコイズと白が北欧らしい♡
水回りは、毎日使う場所だから、使いやすくスタイルチェンジして、イケアらしくシンプルに仕上げたそうです。
住まい手のニーズに合わせて変化させていく団地は、これまで神奈川県や埼玉県の一部で実施されていましたが、先週13日(金)から愛知県、福岡県でも募集が開始。イケアのカラーコーディネートは、お部屋によってテーマが異なり、見ているだけで幸せな気持ちになります♡ここで、他のお部屋も少しだけご紹介します。
ナチュラルな北欧テイスト

愛知県名古屋市にある「アーバンラフレ志賀」のモデルルームです。素朴な北欧家具がイケアらしい、あたたかい空間。
あかるくトラディショナルなスタイル

埼玉県越谷市の「グリーンアベニュー谷塚」の一室です。クラシカルなインテリアは、格調高さがあり落ち着いた世代にぴったり。
幾何学とビビッドカラーが明るい空間

こちらは愛知県豊明市のモデルルームです。若い世代に人気の、エネルギッシュでデザイン性の高いコーディネート。仕切りを取り払った空間ですが、左右できれいにゾーニングされていて、インテリアを2倍楽しめそう。
飽きのこない、大人のモダンスタイル

埼玉県越谷市の「グリーンアベニュー谷塚」の一室です。落ち着いたナチュラルな床材に、ハイグロスグレーの高級感あるキッチンは、大人の空間。ガス台にドロップインコンロをリニューアルして、キッチンの使い勝手も快適に。ご夫婦の時間がぐっとグレードアップしそうです。
いかがでしたか?

URの団地は、ワンルームから、ファミリー層まで世帯が変わっても住み続けることができるお部屋があります。家族が増えたら1Kから2DKへと住み替えれば、経済的でコミュニティが持続された生活環境で家族が快適に暮らすことができます。
実際の平均居住年数は、一般賃貸物件が4年であるのに対して、URの団地は13.4年。また、4人に1人はURをリピートされるんだそうですよ。“また選びたくなる”団地であることが、この数字からもわかりますね。

さらには、イケアのキッチンを活用するだけでなく、高い費用をかけなくてもいい生活のアイディアを発信していく取り組みも。普段の暮らしの工夫で、節水や省エネなどが可能となれば、わたしたちの暮らしはもっと豊かになっていくはず。イケアとURの、暮らしに寄り添う家づくりの提案を、たくさん感じた1日でした。
コツ・ポイント
古い建物の活用によって、「豊かなコミュニティづくり」にも取り組んでいくというイケアとUR。暮らしを快適にする視点はインテリアにとどまりません。ゴミの削減、再生可能素材を使った住まいづくりなど環境への配慮にも力が入っています。「イケア×UR」の団地には、ライフステージを豊かにする要素がいっぱい詰まっていました。
「イケアとURに住もう。」公式ページ
http://www.ur-net.go.jp/ikea/