春はたくさんの野菜が旬を迎える時期です。おいしいだけでなく栄養もたっぷり。この時期しか食べられないものも多く、春野菜は一年に一回のおいしい楽しみでもありますよね。そんな春野菜のおいしい食べ方をご紹介します。
おいしい春
春キャベツ
甘くて柔らかい春に出回るキャベツ。実は通常私たちが食べているキャベツとは品種自体が違うそうです。
もちろんどんな食べ方でもおいしくいただけるのですが、柔らかく水分と甘みが強いのでサラダにするのがオススメです。
春キャベツの焼肉風サラダ
春キャベツの甘みと、こっくりとした手作りの焼肉風のタレが絡んでお箸が止まりません。手軽にできるサラダなので、もう一品にぴったりです。
新じゃが
5~6月に獲れる新じゃがは、みずみずしくしっとりと柔らかいのが特徴です。
皮は薄くてそのまま調理しても食べやすく、ビタミンCなどの栄養分が集中しているのでなるべく剥かずに使いましょう。ただし青く変色したり、芽が出ている場合はその部分は取り除いてくださいね。
新じゃが 揚げ煮
しっとり柔らかい新じゃがを皮付きのまま揚げ煮に。フライパンで揚げ焼きにするのでとっても簡単。皮付き丸ごと調理で、うまみも栄養も逃しません!
新たまねぎ
ふっくらとしてみずみずしく、甘さが際立つ新たまねぎ。北海道産の新たまねぎの出荷は4月までですが、佐賀産のものが入れ替わりに出回ります。
甘くてえぐみが少ないので生食にも最適。ぜひサラダでいただきたいところです。
葉付きものもよく見かけますよね。葉付きたまねぎの葉は、ふっくらとした食感で甘みも強いのでネギが苦手な方でもおいしくいただけます。炒め物や煮物に使いましょう。
新たまねぎとお豆のサラダ
新たまねぎとミックスビーンズを使ったおしゃれなカフェデリ風のサラダです。シャキシャキの新たまねぎが食感のアクセントになってとってもおいしいですよ。
アスパラガス
アスパラガスも春が旬。青々としたアスパラガスは栄養もたっぷりでしかもおいしいですよね。旨みが強いのでシンプルな料理でも味が引き立ちます。
アスパラガスは劣化が早いので、買ったらすぐに調理していただきましょう。オススメの食べ方はグリルや網焼き。焼くと旨みが強くなり、アスパラガスの風味を心ゆくまで楽しむことができます。
☆絶品☆焼きアスパラガス
やっぱりこの時期のアスパラは”焼き”で食べたいもの。網焼きやグリルはちょっと面倒という人は、ぜひトースターを使ってみてください。手軽に焼きアスパラガスを楽しめますよ♪
ごぼう
ごぼうの旬は冬だけだと思われがちですが、実は春もなんです。春に獲れるものは”香りの旬”。また柔らかくアク抜きもざっと水洗いするだけで特に必要ありません。
皮にはポリフェノールが豊富含まれているので、こそげ落とす程度でOK。柔らかいので火の通りも早く調理が簡単です。
アスパラガスと新ゴボウの梅ごま風味
火の通りが早い新ごぼうはさっと炒めていただきましょう。梅ごま風味でさっぱりコクうま、春の爽やかさを感じられる一皿です。
たけのこ
言わずと知れた”春の風物詩”のたけのこ。柔らかく優しい甘みのあるたけのこは春の楽しみですよね。獲れたての新たけのこがいただけるのは春の短い季節だけ。ぜひ食べておきましょう♪
たけのこは部位によって合う料理が違います。先端は”姫皮”といって、薄切りにして和え物やスープの具に。層状になっている部分”穂先”。こちらは柔らかく一番おいしい部分で、どんな料理にも。少し固い”根元”は煮物やたけのこご飯など、じっくり加熱する料理に使うとおいしくいただけます。
甘くて柔らかい春のたけのこ。たけのこを存分に味わうならやっぱりたけのこご飯!土鍋で炊くと時短になるし、何よりおいしさが格段にアップしますよ。
そら豆
ぷっくりとボリューム満点の見た目のそら豆。他の豆類と同様にたんぱく質と炭水化物が主成分ですが、ビタミンやミネラルといった栄養もたっぷりと含まれているんですよ。
味が濃厚で風味も豊か。シンプルに塩茹でするだけでも十分おいしくいただけます。さやから出し、空気に触れると劣化するのでさやごと調理するか、さやから出したらすぐ使用しましょう。
そら豆とマカロニとナッツの粉チーズ和え
コクや旨みの強いそら豆は、パスタとの相性がバッチリです。ナッツの香ばしさもプラスで風味倍増。粉チーズが全体をまろやかにしてくれます。
コツ・ポイント
いかがでしたか?通年食べられるものでも、この時期に獲れるものは柔らかいものが多いようです。それぞれの特質にあった調理で、おいしい春野菜を更においしく料理して、春をめいいっぱい楽しみましょう♪