来年の干支は辰ではありませんが、伝説の龍は縁起物でもあります。アニメや童話の中にもたくさんでてきます。飾っておくと運気がアップすることでも知られています。そんな龍を折り紙で作る…難しいんじゃないの?と思われるかと思います。簡単なものからちょっと難易度の高いものまでさまざまです。そんな龍の簡単な折り方からご紹介します。
格好良く折るためにポイント確認
同じ折るならできるだけ完成度はあげたいものです。難しい物は一度では無理であっても、ある程度の完成度は欲しいものです。そのためには、やはり、きちんとコツを把握した上で折るようにしましょう。
折り目はキッチリ
紙の角と角がずれないように、キッチリと折り目を付ける必要があります。ほんのちょっとしたずれが、細かい折り方をしていくと、どんどんずれていき、見本と全く違う別のものに行き着いてしまいます。何度も失敗を繰り返したくない大作の場合は特に、はじめからキッチリ折り目をつけていきましょう。
出典: 育児生活・子育て応援ブログ.com
龍の、非常に複雑なものについては、折り目をつけるだけで1時間以上かかるものもあります。たかが折り目とあなどることなかれ。きちんと折り目をつけることは折り紙を完成させる上で欠かすことのできないことです。
細かい箇所こそ丁寧に
細かいところは、わけがわからなくなる場合もありますが、じっくり考えて、丁寧に折りましょう。おかしいと思ったら、わかるところまで戻る勇気も必要です。細かな部分の折り目がよりきれいに付いている方が、やはり仕上がりが違ってきます。満足の行く作品に仕上げるためにも、細部にまで気を配りましょう。
大作には時間がかかります。プロの方でも何日も取り組まれます。一度に一日で仕上げてしまおうとせず、疲れたら残りは翌日に回すなどして、丁寧に仕上げていきましょう。無理は禁物です。
ぶっつけ本番禁止
説明があるからといって、プロの方が何日もかかったような大作を、ぶっつけ本番でいきなり折り始めて上手にできる人はほとんどいません。何事も練習が必要です。一枚しかない最高級の和紙でいきなり折りはじめるのではなく、何度が練習してある程度うまく折れるようになってから本命の紙を使いましょう。
また、大作ははじめはひたすら折り目をつけるところから始めます。省略して折り始めると、やはりきれいには折れません。はやる気持ちがあったとしても、手順を守って丁寧に作っていきましょう。
レベル1 簡単な折り方
まずは簡単な龍から作ってみましょう。いきなり難易度の高いものはやはりうまくは作れません。
簡単な折り方と言っても、その工程は単純ではありません。手順や動画を見ながら、丁寧に折りすすめましょう。迷ったら、動画は止めて、少し戻してやり直すようにしましょう。
簡単な龍① 龍の箸置き
出典: origami-land.com
細長い紙でおります。折り紙を切るのが嫌なのであれば左右対称になるように細く折りたたんで長細くしてから折れば、厚みも出てかっこよさが増します。
子どもにも折ることが可能なシンプルなものですが、不器用な私は四苦八苦しました。頭のところがよくわからなかったからです。
角の角度の付け方を少し変えると立体感が出ると思います。色々工夫を凝らしてみることができます。
出典: blog.canpan.info
折り紙ランド Vol,329 龍の折り方 Ver.1 Origami: How to fold a dragon Ver:1
簡単に折れるので、子どもでも折ることは可能なのが動画からもよくわかります。ここから龍を作ることにはまっていきそうです。
簡単な龍② 空を及ぶ龍
出典: origami-land.com
①の龍と同じページで紹介されています。
折る回数が多いのですが、丁寧に折っていくことでかっこ良く仕上がります。
自分だけのオリジナルのカッコいい龍を作ってください。
こちらの龍のほうが、角度の付け方で表情が変わる度合いがさらに高まります。尾の角度など、それそれの折り手のセンス次第でガラリと表情が変わります。
出典: kamihoajioka.hamazo.tv
簡単な龍③ ドラゴン
出典: kinarinosumomo
体がパーツパーツにわかれているので、ものすごく簡単です。長くするのも短くするのもお好み次第です。
小さな子どもでも作れるし、センスよく作れば簡単でおしゃれです。
同じようなユニットをどんどん作っていき、それを組み立てて立体的な龍を作ることもできます。
組み立て方作り方の動画もあるので、やてみても面白いですね。たくさんの紙を使うので、重さがあるので、風に吹かれたくらいでは倒れない置物にすることができます。
レベル2 立体的な折り方
平面的に出来上がる簡単な龍であっても、作り方の工夫次第で立体的な龍にすることもできますが、複雑な工程を経てはじめから立体的に作り上げていく龍の迫力には到底及びません。これまでとは全く異なった次元の作品に仕上がります。そんな立体的な龍も、小学生から挑戦できるように工夫されたものまであります。
カッコいい龍① ドラゴン
非常にカッコいい立体型の龍ですが、小学生から折れるように簡単に折れるよう作られています。
もちろん、高学年でないと、少し難しいと思いますが、鶴の折り方から入るので、入りやすいと思います。
折り方の説明や動画をみながら、少しづつ折っていきましょう。折るのには時間がかかります。根を詰め過ぎるとうまく行かなくなってしまうので、適度に休息を取りながら少しづつし上げるようにしてください。
勇ましい龍② 「ドラゴン」
中島譲さんのデザインの龍です。カッコいいですね。立体感・躍動感があります。20×20cmのTissue Foilという紙を使って折られているようです。画像の龍はクラフト紙で作られています。
フィギュアの女の子がのってしまっていますが、乗せたい気持ちがわかります。
もはやここまで来ると、簡単とは口が裂けても言えない折り方になりますが、実際こんなにかっこ良く紙だけで作れるのが本当にすごいですね。動画で詳しい作り方の過程がUPされています。手際良く作られているので、止めたり巻き戻したりしながらじっくり真似て作ってみましょう。出来上がった時の感激はひとしおです。
迫力ある龍③ シンプルなドラゴン
出典: www.youtube.com
シンプルと言い切れるほど簡単ではないのですが、丁寧に折り込んでいくことで出来上がります。
こちらの作品は17.6×17.6cmの折り紙で作られています。なれないうちはもう少し大きいもので挑戦したほうが仕上げやすくなります。
レベル3 リアルな龍の折り方
動き出しそうな龍① ダークネスドラゴン
出典: h.hatena.ne.jp
手順が詳しく動画で説明されています。
展開図が最初に見えますが、複雑怪奇になっています。
丁寧に折っていくことで迫力ある龍がてにはいります。
折り目をどれだけきちんとつけられたかで仕上がりが全く違います。よりかんせいどをあげるためにも、きっちり通り目をつけましょう。
吠えそうな龍② Origami Fiery Dragon (Kade Chan)
躍動感があり、一つ一つのパーツが細やかに作られています。今にも龍の咆哮が聞こえてきそうな迫力ある仕上がりになっています。折る紙の色や質感で全く仕上がりが変わってきます。
折り方は鶴の折り方から入っていきます。まずはきちんと折り目をつけるようにしましょう。手順通りに何度かやればうまく仕上がるようになります。はじめからスイスイできる方は少ないのですが、挑戦しがいのある作品です。
神レベル! プロが作った龍の世界
もはやここまで来ると、折り方を見ようが展開図を見ようが、なんとかなるレベルを超えています。プロの方が何日も、場合によっては何年もかけて折られた作品なので、その重厚感・ダイナミックさは圧巻です。作り方や展開図がUPされている作品もあるので、真似て挑戦される方もいらっしゃるようです。何度か挑戦すれば誰でも作れるようなレベルではありませんが、器用な方はいらっしゃるようで、作ってしまわれる方もみられます。どちらも芸術品の域に達しています。
神レベルな龍① 「龍「願いを叶え給え」
出典: enjoy.sso.biglobe.ne.jp
まさかのトイレットペーパーで折られた龍です。
トイレで出会ったら、そのトイレットペーパーごと持ってかけ出してしまいます。ロールごと、一生使いません。家宝にします。水がついたら溶けてしまうから、水濡れ厳禁です。
いい紙を使えばそれなりの作品が仕上がるかもしれないという思い上がりを根底から覆してくれる名作です。
折り紙名人の西村光平さんの作品です。
製作時間は30時間。
出典: puzzle-of-mine.at.webry.info
2011年の東大五月祭でも展示された作品です。これが元は紙だとは思えないような展示の数々が並んでいました。著作も現在は何冊か出されています。どんなに熟読しても不器用な私に作れるとはかけらも思えないのが残念です。
出典: mido-ri.net
東大五月祭での展示の中では、トイレットペーペー以外の紙の龍も展示されていました。とても精巧に作られています。元が紙とは思えない仕上がりです。
トイレットペーパーおりがみ (講談社の実用BOOK)
¥1,028 (税込)
西村光平さんが参加されている東大折紙サークル「Orist」からトイレットペーパーの折り方の本が出ています。さすがに龍までは説明されても無理でしょうが、楽しいトイレットペーパー作品が自分でも作れるのがいいですね。使うのがもったいなくなってしまいます。
ハート、ネクタイ、兜、富士山、四葉のクローバー、葉っぱなど、使うのがもったいなくなるほどの作品の作り方が詳しく説明されています
神レベルな龍② エンシェントドラゴン シューティングスター
出典: saya.s145.xrea.com
折り紙作家、神谷哲史さんが2002年10月にTVチャンピオン「第三回折り紙王選手権」で作られた優勝作品です。放送を見ながら口がぽかんと空いてしまったのを今でもよく覚えています。
一枚の紙からこんな立体的で躍動感とエネルギーにあふれた龍ができあがる素晴らしさに感動を覚えます。
「神谷哲史作品集」に折り図とともに紹介されています。
折図化するために整理改修されています
上述の東大五月祭の2体のドラゴンはこの折り方を踏襲しているように思いますが、紙の色と質の違いで雰囲気が全く違っています。すごいですね。
出典: www.folders.jp
どこから見ても格好いいですね! 折図があろうと、それを紙にコピーして折り始めようと、私程度では作るのは到底無理ですが、あこがれます。
神谷哲史作品集 (おりがみはうすの本)
¥ (税込)
神谷哲史さんの8年間の集大成です。作品解説と折り図とその説明文が英語と日本語の両方で書かれています。
19作品全てのの折り図と折り方が掲載されています。見ているだけでため息が出ます。
掲載作品はエンシェントドラゴンの他に、カルノタウルス・トビエイ・白鳥離水・天馬・ヘラクレスオオカブト・ディバインドラゴン(バハムート)・麒麟・ティラノサウルス・猪神・バロサウルス・ユニコーン・黄色い鳥・シロナガスクジラ・スミロドン・コエロフィシス・シャチ・ウィザード・マンモスです。
出典: www.origamihouse.jp
作品集は2冊めが出ています。
掲載作品は16作品です。
掲載作品は表紙のフェニックスの他に、紅葉・ゴールデンレトリーバー・アジアゾウ・たぬき・ライオン・小鳥・コトドリ・サザエ・ヤドカリ・アマガエル・セミの幼虫・メタリフェルホソアカクワガタ・スレイプニル・ケルベロス・ミノタウルスです。
神レベルな龍③ 龍神3.5
出典: folders.jp
折り紙作家 神谷哲史さんの最高傑作の一つと言われています。
三年以上かかって作られた作品です。
3m四方の正方形の一枚の紙を使って作られています。構造が実は左右非対称なのだそうです。
出典: www.flickr.com
龍神3.5の展開図です。これさえあれば、私も折れる!という方がどのくらいいらっしゃるんでしょうか。複雑怪奇と言ってしまいます。一枚の紙からここまでの大作を作るのは並大抵ではないことがうかがい知れます。
出典: saya.s145.xrea.com
この素晴らしい作品とともに、国内外の折り紙作品が「おりがみはうす」で展示されています。
展開図がまるで背景の模様のようです。
ギャラリーおりがみはうす
東京都文京区白山1-33-8-216
運気をあげる飾り方
出典: blogs.yahoo.co.jp
龍は架空の動物ですが、実際にはエネルギー(気)を例えたものだと言われています。エネルギーは目には見えませんが、鋭い人には感じられるものです。エネルギーを目に見える形として龍を活用し、龍のパワーを取り込み運気をアップさせましょう。
風水における龍とは
龍は風水には欠かせない必須アイテムです。龍を大切にすることで全体運が上昇します。
エネルギーの通り道を龍脈と言います。エネルギーは水に集まる性質があると言われているので、水回りを清潔に保ちましょう。エネルギーを司るので、龍にも同じことがいえます。
色は関係ある?
龍は、外見・気質・能力などで分類は異なりますが、青龍・紅龍・黄龍・白龍・黒龍に別れます。これらは、易の五行説「木・火・土・金・水」に対応しています。
また、3本爪の龍はより、4本爪の龍のほうが高位になり、5本爪の龍は最上位になります。
何色がいいというよりは、直感が大切です。自分にとって一番安心感が持てる龍が一番あっています。
どこに飾るべき?
龍は水を意味する北か、あるいは玄関や入り口を入って右側に置くようにしましょう。火のそばや火を意味する南側には絶対に置かないようにしましょう。
また、龍は干支で言う辰に数えて、戌(いぬ)の真反対の位置にあります。エネルギーを引っ張り合ってしまうので、いぬの置物と一緒に飾らないようにしましょう。
水晶などをそばに置くと、龍のパワーがますますアップします。
注意点は?
龍は素直でやさしい心を持った人や前向きに頑張っている人が好きです。龍に愛情を持って接していると、龍が舞い降りてきて幸運のエネルギーが循環し始め、運が良くなっていきます。龍は水を飲むので、毎日おちょこいっぱい程度のきれいな水をそばに置いてあげると運が良くなります。
前向きに「とりあえずやってみる!」という気持ちを持ちながら、愛情を持って龍に接するようにしてください。
同じ折るならできるだけ完成度はあげたいものです。難しい物は一度では無理であっても、ある程度の完成度は欲しいものです。そのためには、やはり、きちんとコツを把握した上で折るようにしましょう。
紙の角と角がずれないように、キッチリと折り目を付ける必要があります。ほんのちょっとしたずれが、細かい折り方をしていくと、どんどんずれていき、見本と全く違う別のものに行き着いてしまいます。何度も失敗を繰り返したくない大作の場合は特に、はじめからキッチリ折り目をつけていきましょう。
出典: 育児生活・子育て応援ブログ.com
龍の、非常に複雑なものについては、折り目をつけるだけで1時間以上かかるものもあります。たかが折り目とあなどることなかれ。きちんと折り目をつけることは折り紙を完成させる上で欠かすことのできないことです。
細かいところは、わけがわからなくなる場合もありますが、じっくり考えて、丁寧に折りましょう。おかしいと思ったら、わかるところまで戻る勇気も必要です。細かな部分の折り目がよりきれいに付いている方が、やはり仕上がりが違ってきます。満足の行く作品に仕上げるためにも、細部にまで気を配りましょう。
大作には時間がかかります。プロの方でも何日も取り組まれます。一度に一日で仕上げてしまおうとせず、疲れたら残りは翌日に回すなどして、丁寧に仕上げていきましょう。無理は禁物です。
ぶっつけ本番禁止
説明があるからといって、プロの方が何日もかかったような大作を、ぶっつけ本番でいきなり折り始めて上手にできる人はほとんどいません。何事も練習が必要です。一枚しかない最高級の和紙でいきなり折りはじめるのではなく、何度が練習してある程度うまく折れるようになってから本命の紙を使いましょう。
また、大作ははじめはひたすら折り目をつけるところから始めます。省略して折り始めると、やはりきれいには折れません。はやる気持ちがあったとしても、手順を守って丁寧に作っていきましょう。
まずは簡単な龍から作ってみましょう。いきなり難易度の高いものはやはりうまくは作れません。
簡単な折り方と言っても、その工程は単純ではありません。手順や動画を見ながら、丁寧に折りすすめましょう。迷ったら、動画は止めて、少し戻してやり直すようにしましょう。
出典: origami-land.com
細長い紙でおります。折り紙を切るのが嫌なのであれば左右対称になるように細く折りたたんで長細くしてから折れば、厚みも出てかっこよさが増します。
子どもにも折ることが可能なシンプルなものですが、不器用な私は四苦八苦しました。頭のところがよくわからなかったからです。
角の角度の付け方を少し変えると立体感が出ると思います。色々工夫を凝らしてみることができます。
出典: blog.canpan.info
折り紙ランド Vol,329 龍の折り方 Ver.1 Origami: How to fold a dragon Ver:1
簡単に折れるので、子どもでも折ることは可能なのが動画からもよくわかります。ここから龍を作ることにはまっていきそうです。
出典: origami-land.com
①の龍と同じページで紹介されています。
折る回数が多いのですが、丁寧に折っていくことでかっこ良く仕上がります。
自分だけのオリジナルのカッコいい龍を作ってください。
こちらの龍のほうが、角度の付け方で表情が変わる度合いがさらに高まります。尾の角度など、それそれの折り手のセンス次第でガラリと表情が変わります。
出典: kamihoajioka.hamazo.tv
出典: kinarinosumomo
体がパーツパーツにわかれているので、ものすごく簡単です。長くするのも短くするのもお好み次第です。
小さな子どもでも作れるし、センスよく作れば簡単でおしゃれです。
同じようなユニットをどんどん作っていき、それを組み立てて立体的な龍を作ることもできます。
組み立て方作り方の動画もあるので、やてみても面白いですね。たくさんの紙を使うので、重さがあるので、風に吹かれたくらいでは倒れない置物にすることができます。
平面的に出来上がる簡単な龍であっても、作り方の工夫次第で立体的な龍にすることもできますが、複雑な工程を経てはじめから立体的に作り上げていく龍の迫力には到底及びません。これまでとは全く異なった次元の作品に仕上がります。そんな立体的な龍も、小学生から挑戦できるように工夫されたものまであります。
非常にカッコいい立体型の龍ですが、小学生から折れるように簡単に折れるよう作られています。
もちろん、高学年でないと、少し難しいと思いますが、鶴の折り方から入るので、入りやすいと思います。
折り方の説明や動画をみながら、少しづつ折っていきましょう。折るのには時間がかかります。根を詰め過ぎるとうまく行かなくなってしまうので、適度に休息を取りながら少しづつし上げるようにしてください。
中島譲さんのデザインの龍です。カッコいいですね。立体感・躍動感があります。20×20cmのTissue Foilという紙を使って折られているようです。画像の龍はクラフト紙で作られています。
フィギュアの女の子がのってしまっていますが、乗せたい気持ちがわかります。
もはやここまで来ると、簡単とは口が裂けても言えない折り方になりますが、実際こんなにかっこ良く紙だけで作れるのが本当にすごいですね。動画で詳しい作り方の過程がUPされています。手際良く作られているので、止めたり巻き戻したりしながらじっくり真似て作ってみましょう。出来上がった時の感激はひとしおです。
出典: www.youtube.com
シンプルと言い切れるほど簡単ではないのですが、丁寧に折り込んでいくことで出来上がります。
こちらの作品は17.6×17.6cmの折り紙で作られています。なれないうちはもう少し大きいもので挑戦したほうが仕上げやすくなります。
出典: h.hatena.ne.jp
手順が詳しく動画で説明されています。
展開図が最初に見えますが、複雑怪奇になっています。
丁寧に折っていくことで迫力ある龍がてにはいります。
折り目をどれだけきちんとつけられたかで仕上がりが全く違います。よりかんせいどをあげるためにも、きっちり通り目をつけましょう。
吠えそうな龍② Origami Fiery Dragon (Kade Chan)
躍動感があり、一つ一つのパーツが細やかに作られています。今にも龍の咆哮が聞こえてきそうな迫力ある仕上がりになっています。折る紙の色や質感で全く仕上がりが変わってきます。
折り方は鶴の折り方から入っていきます。まずはきちんと折り目をつけるようにしましょう。手順通りに何度かやればうまく仕上がるようになります。はじめからスイスイできる方は少ないのですが、挑戦しがいのある作品です。
もはやここまで来ると、折り方を見ようが展開図を見ようが、なんとかなるレベルを超えています。プロの方が何日も、場合によっては何年もかけて折られた作品なので、その重厚感・ダイナミックさは圧巻です。作り方や展開図がUPされている作品もあるので、真似て挑戦される方もいらっしゃるようです。何度か挑戦すれば誰でも作れるようなレベルではありませんが、器用な方はいらっしゃるようで、作ってしまわれる方もみられます。どちらも芸術品の域に達しています。
神レベルな龍① 「龍「願いを叶え給え」
出典: enjoy.sso.biglobe.ne.jp
まさかのトイレットペーパーで折られた龍です。
トイレで出会ったら、そのトイレットペーパーごと持ってかけ出してしまいます。ロールごと、一生使いません。家宝にします。水がついたら溶けてしまうから、水濡れ厳禁です。
いい紙を使えばそれなりの作品が仕上がるかもしれないという思い上がりを根底から覆してくれる名作です。
折り紙名人の西村光平さんの作品です。
製作時間は30時間。
出典: puzzle-of-mine.at.webry.info
2011年の東大五月祭でも展示された作品です。これが元は紙だとは思えないような展示の数々が並んでいました。著作も現在は何冊か出されています。どんなに熟読しても不器用な私に作れるとはかけらも思えないのが残念です。
出典: mido-ri.net
東大五月祭での展示の中では、トイレットペーペー以外の紙の龍も展示されていました。とても精巧に作られています。元が紙とは思えない仕上がりです。
トイレットペーパーおりがみ (講談社の実用BOOK)
¥1,028 (税込)
西村光平さんが参加されている東大折紙サークル「Orist」からトイレットペーパーの折り方の本が出ています。さすがに龍までは説明されても無理でしょうが、楽しいトイレットペーパー作品が自分でも作れるのがいいですね。使うのがもったいなくなってしまいます。
ハート、ネクタイ、兜、富士山、四葉のクローバー、葉っぱなど、使うのがもったいなくなるほどの作品の作り方が詳しく説明されています
神レベルな龍② エンシェントドラゴン シューティングスター
出典: saya.s145.xrea.com
折り紙作家、神谷哲史さんが2002年10月にTVチャンピオン「第三回折り紙王選手権」で作られた優勝作品です。放送を見ながら口がぽかんと空いてしまったのを今でもよく覚えています。
一枚の紙からこんな立体的で躍動感とエネルギーにあふれた龍ができあがる素晴らしさに感動を覚えます。
「神谷哲史作品集」に折り図とともに紹介されています。
折図化するために整理改修されています
上述の東大五月祭の2体のドラゴンはこの折り方を踏襲しているように思いますが、紙の色と質の違いで雰囲気が全く違っています。すごいですね。
出典: www.folders.jp
どこから見ても格好いいですね! 折図があろうと、それを紙にコピーして折り始めようと、私程度では作るのは到底無理ですが、あこがれます。
神谷哲史作品集 (おりがみはうすの本)
¥ (税込)
神谷哲史さんの8年間の集大成です。作品解説と折り図とその説明文が英語と日本語の両方で書かれています。
19作品全てのの折り図と折り方が掲載されています。見ているだけでため息が出ます。
掲載作品はエンシェントドラゴンの他に、カルノタウルス・トビエイ・白鳥離水・天馬・ヘラクレスオオカブト・ディバインドラゴン(バハムート)・麒麟・ティラノサウルス・猪神・バロサウルス・ユニコーン・黄色い鳥・シロナガスクジラ・スミロドン・コエロフィシス・シャチ・ウィザード・マンモスです。
出典: www.origamihouse.jp
作品集は2冊めが出ています。
掲載作品は16作品です。
掲載作品は表紙のフェニックスの他に、紅葉・ゴールデンレトリーバー・アジアゾウ・たぬき・ライオン・小鳥・コトドリ・サザエ・ヤドカリ・アマガエル・セミの幼虫・メタリフェルホソアカクワガタ・スレイプニル・ケルベロス・ミノタウルスです。
神レベルな龍③ 龍神3.5
出典: folders.jp
折り紙作家 神谷哲史さんの最高傑作の一つと言われています。
三年以上かかって作られた作品です。
3m四方の正方形の一枚の紙を使って作られています。構造が実は左右非対称なのだそうです。
出典: www.flickr.com
龍神3.5の展開図です。これさえあれば、私も折れる!という方がどのくらいいらっしゃるんでしょうか。複雑怪奇と言ってしまいます。一枚の紙からここまでの大作を作るのは並大抵ではないことがうかがい知れます。
出典: saya.s145.xrea.com
この素晴らしい作品とともに、国内外の折り紙作品が「おりがみはうす」で展示されています。
展開図がまるで背景の模様のようです。
ギャラリーおりがみはうす
東京都文京区白山1-33-8-216
出典: blogs.yahoo.co.jp
龍は架空の動物ですが、実際にはエネルギー(気)を例えたものだと言われています。エネルギーは目には見えませんが、鋭い人には感じられるものです。エネルギーを目に見える形として龍を活用し、龍のパワーを取り込み運気をアップさせましょう。
龍は風水には欠かせない必須アイテムです。龍を大切にすることで全体運が上昇します。
エネルギーの通り道を龍脈と言います。エネルギーは水に集まる性質があると言われているので、水回りを清潔に保ちましょう。エネルギーを司るので、龍にも同じことがいえます。
龍は、外見・気質・能力などで分類は異なりますが、青龍・紅龍・黄龍・白龍・黒龍に別れます。これらは、易の五行説「木・火・土・金・水」に対応しています。
また、3本爪の龍はより、4本爪の龍のほうが高位になり、5本爪の龍は最上位になります。
何色がいいというよりは、直感が大切です。自分にとって一番安心感が持てる龍が一番あっています。
龍は水を意味する北か、あるいは玄関や入り口を入って右側に置くようにしましょう。火のそばや火を意味する南側には絶対に置かないようにしましょう。
また、龍は干支で言う辰に数えて、戌(いぬ)の真反対の位置にあります。エネルギーを引っ張り合ってしまうので、いぬの置物と一緒に飾らないようにしましょう。
水晶などをそばに置くと、龍のパワーがますますアップします。
龍は素直でやさしい心を持った人や前向きに頑張っている人が好きです。龍に愛情を持って接していると、龍が舞い降りてきて幸運のエネルギーが循環し始め、運が良くなっていきます。龍は水を飲むので、毎日おちょこいっぱい程度のきれいな水をそばに置いてあげると運が良くなります。
前向きに「とりあえずやってみる!」という気持ちを持ちながら、愛情を持って龍に接するようにしてください。
コツ・ポイント
折り紙で作る龍は、簡単にできるものから芸術品の域に達しているものまであります。立体的なものであって