多肉植物ハオルチアがどういうものかというと、とげとげしているもの、ぷにぷにしているもの、キラキラ光っているもの、同じ種類とは思えないほどバラエティに富んでいます。お小遣いで買えるものから、スマホ本体と値段が変わらないものまで本当に奥の深い植物なのがハオルチアです。
種類がいろいろハオルチア
ハオルチアは葉の硬さによって、硬葉系と軟葉系にわけられます。軟葉系は「窓」と呼ばれる葉が透き通った部分を持つものがあります。硬葉系にも軟葉系にも葉の形が全く異なるタイプのものが多数あり、その種類は300種をこえ、まだまだ新しい種類のものが発見されています。
硬葉系
硬葉系のハオルチア葉は、肉厚ではなく、固いものになっています。いわゆる「ツンツン」「トゲトゲ」しているようなハオルチアがこれに当てはまります。
こちらはハオルチア・竜城。そびえたつお城のようですね。
ハオルチア・ギガス。びっしりとトゲトゲしているものを「ノギ」と言います。ノギの形状が異なる品種も数多くあります。
ハオルチア・白蝶。葉一枚一枚の先端がとがったような形状を持っています。葉の色や斑の入り方が異なる品種もあります。
軟葉系
ハオルチアの軟葉系は葉が肉厚のため、「ぷにぷに」しているような、文字通りやわらかい葉をしたものをいいます。ふっくらした葉が多肉植物らしく、愛らしい品種です。
ハオルチア・ウンブラティコーラです。こちらの株は一株ではなく、群生させてあります。
ハオルチア・ダルマ宝草です。小さくきゅっと詰まっている状態がハオルチアのいい状態です。
ハオルチア・玉扇です。葉が肉厚です。多肉植物らしいハオルチアですね。丸い葉をスパッと切ったような形の葉が特徴です。
窓のあるもの
透明感のある「キラキラ」したものを「窓」があるといいます。光をたくさん取り込めるように透き通っています。
ハオルチア・ピリフェラ。
ハオルチア・コンプトニアナ。色も葉の形もさまざまです。透き通った美しさがあります。
花も咲きます
株の中からちょこんと花芽が出てきて、にょきにょきと伸びていきます。
盛大に伸びていますが、徒長ではありません。花芽です。
小さい花がちょこんと咲きます。花が咲くので、花殻を摘まないでいると種が取れます。
ハオルチアについて
ハオルチアはロゼット型に育つ多肉植物です。ほとんどの種は大きく育っても15㎝程度にしかならないので、手ごろなサイズで楽しめる、一年中室内で育てられる植物です。多肉植物は基本的には日光を好みますが、ハオルチアは日光を嫌う陰性植物です。
ハオルチア
ハオルチアはアロエ科(ツルボラン科)ハオルチア属ですが、ユリ科に分類されることもある南アフリカ原産の多肉植物です。開花期は種類によりますが、2~6月ごろです。交配種もあるので、現在種類は300種以上あるとされています。毎年多数の新種が発見されています。
置き場所
ハオルチアはもともと日陰に生息しているので、日陰の風通しの良い場所で育てる必要があります。耐寒温度は0~5℃なので、冬は窓の近くなど、寒くなる場所に置かないようにしましょう。あまり寒すぎると枯れることがあります。
ハオルチアは、ぎゅっと詰まった状態のものがうまく育てている状態になります。日光が不足しすぎても多すぎても株がばらけてきます。この状態を徒長しているといいます。徒長しないように日光量を調整する必要があります。
水やり
水は頻繁に上げると根腐れします。どのくらいが頻繁かというと、土がからっからに乾いてかわいそうかな、というくらいにならないと水をやってはいけないのがハオルチアです。南アフリカ原産ですが、夏の暑さと湿度には弱い品種です。
夏場は休眠!?
夏は暑いから、お日様にたっぷり当てて、お水をいっぱいあげよう!なんてことをしたら、すぐに枯れてしまいます。
なんと、ハオルチアは「夏休眠型」の多肉植物。夏は休眠しているので、月に一度しか水をやらなかったような状態でも問題がありません。水のやりすぎに注意してください。
ハオルチアの人気品種
たくさんあるハオルチアの中から、人気のある品種をいくつかご紹介しましょう。外観が全く異なるので、同じ品種に見えない面白さがあります。
ハオルチア・オブツーサ(砂漠の宝石)
「雫石」とも呼ばれる一般的な軟葉系の種類です。上半分が半透明で内部に光がよく通ります。透明な窓がキラキラ輝くので「クリスタルプラント」とも呼ばれています。ハオルチアの中でも最も人気の高い品種です。
ハオルチア・レツーサ(寿)
出典: closedsearch.auctions.yahoo.co.jp
横から見ると葉の上部が透き通ってきます。子株を横から出しやすく、初心者でもとても育てやすい入門編として最適のハオルチアです。増やす楽しみがあります。
葉先がとがっていて、平面の窓の部分に筋模様が入ります。
大型品種から小型品種まで、変異が多くあります。
ハオルチア・ファスキアタ(十二の巻)
硬葉系のハオルチアの代表格なのが十二の巻です。細い葉が放射状に展開し、葉の外側に白い線が縞状に入ります。
葉が劣化しやすいので、取り扱いに注意する必要があります。成育はとてもゆっくりです。
春になると、ピョンピョン花が咲いてきて愛らしい姿になります。日陰を好むように見えないので、うっかりしそうです。
ハオルチア・トゥルンカータ(玉扇)
平たい葉を扇状に展開させ、葉先の平面部分の窓に白や緑の線状の模様が入ります。
こんなにぎっしり育つこともあるようです。
ハオルチア・玉扇ですが、鬼岩城と言われる品種で、先端の形状が楕円形ではなく、独特の形状になっています。玉扇は子株をよく出して増えるタイプなので、増やす楽しみもあります。
ハオルチア・氷砂糖
出典: plaza.rakuten.co.jp
ハオルチア・氷砂糖は真っ白でキラキラしています。白い葉が透き通っています。白い部分は光合成できないので、品種としても他のハオルチアのように強健とはいえません。
出典: daybyday.jeremiah.velvet.jp
別名は「玉緑錦」。真っ白な状態が安定せず、緑が増えたり減ったりします。分岐して子株が出やすい品種です。
ハオルチア・万象
途中で水平にスパッと切られたような葉がロゼット状に展開しています。その切り口のような平面が窓になっていて、窓の模様の妙を楽しみます。
色も模様も様々です。
ハオルチアを語るとき、この万象を語らずしてすべてを紹介したとは言えません。
一株で、諭吉様が何枚も必要になります。ハオルチアなので、ちっちゃい鉢植えです。それなのに、スマホ本体価格と変わりません。
ハオルチアの増やし方
出典: plaza.rakuten.co.jp
多肉植物は根をあまりはらないイメージがありますが、太めの根をしっかりとはります。鉢がいっぱいになりやすいので、2~3年に1回は植え替えをする必要があります。植え替えは、生育期の春か秋に行います。
種まき
出典: s.webry.info
自分で育てた種からも育てることができますし、種も販売されています。
種は撒く1週間前に冷蔵庫に入れてから種まきします。
バーミキュライトや赤玉土など保水性のある清潔な用土を用いて、種を5mm間隔でばらまき、上から土はかぶせないで暖かい日陰で水切れしないよう気を付けて管理します。3週間くらいしたら発芽します。ある程度の大きさに育つまでそのまま管理し、大きくなったら植え替えします。
植え替えるときは水はけのよい用土に植えます。サボテンや多肉植物用の土でも構いません。
株分け
ハオルチアは根がはる品種なので、根が回っているようなら植え替えをする必要があります。そのまま一回り大きい鉢に植え替えてもかまいませんが、株分けして増やしていくようにしましょう。
鉢を外して、根をきれいにほぐして土を落とします。このとき傷つけないように小株にわけ、そのまま植えつけずに、一日置いてから植えつけます。水はけのよい用土に植え替えてください。
ハオルチア株分け
株分けを実践している動画です。わかりやすいので、参考になります。
葉挿し
葉挿しは株の下のほうのよく育った葉をとって土に挿していきます。種類にもよりますが、2~6カ月で発根し、さらに半年~1年ほどで新しい芽が出てきます。葉が途中で折れていると根が出てこないときもあるので、付け根から折るようにしましょう。
出典: blog.livedoor.jp
ちょっと気の長くなるようなスパンのように思えますね。確かに植物のサイクルとしては成長が早いほうではありませんが、特殊なケースではありません。ゆっくりと大事に育てるからこそ愛着もひとしおです。
間違えやすいこと・気を付けたいこと
ハオルチアは室内栽培に適した育てやすい多肉植物ですが、間違った世話のし方をすると枯れてしまうので気を付けましょう。肥料はあまり必要のない品種なので、肥料のやりすぎにも気をつけましょう。
夏の水やりは要注意
夏は暑いので、からからに乾くと枯れてしまうイメージがありますが、夏休眠しているので、からからに乾いていないと枯れてしまいます。水やりは月に1回くらいでも十分です。与えすぎには注意しましょう。根腐れの原因になります。
徒長するの?
ハオルチアの徒長は、葉と葉の間が広がり縦に縦にぐんぐん伸びるというよりも、株が全体的に広がるような状態をいいます。もちろん、縦に伸びていく場合もあります。ハオルチアは、ぎゅっとしまった状態が良い状態と言います。よく育つと広がるのですが、広げないように育てます。
日光浴厳禁
直射日光が嫌いなので、真夏にしっかり日に当てたりしないようにしてください。日陰を好みます。
多肉植物→サボテン→砂漠→日差したっぷりで元気になる、という図式は全く当てはまりません。夏、休眠しています。また、寒すぎて霜が降りるような環境でも枯れるので、気を付けるようにしてください。
ハオルチアおススメ販売サイト
ハオルチアを多く取り扱っているネットショップをいくつかご紹介します。コレクター向けのショップもありますが、ハオルチアの奥深さを知ることができるので、とても参考になります。
カクタス・ニシ
カクタス・ニシは、和歌山県和歌山市にあるサボテンと多肉植物を扱うショップですが、ハオルチア・コレクターから根強い支持があり、ハオルチアの交配種が数多く取り扱われています。「宝草×大型寿」といった、親品種も記載されています。HPの品種別カタログをクリックすると、ハオルチアが品種ごとにずらりと並び、さらにその品種の取扱苗も一つではないので、さながらハオルチア図鑑のようです。間違いのない優良品種や希少種もここで手に入れることができます。
luz
luz(ルース)は東京都福生市のサボテン・多肉植物を中心に苗から植物に合うインテリアまで取り扱うショップです。ハオルチア販売数は213点と圧倒的です。「硬め」「ちょい硬」「ちょい軟」「軟らかめ」といった性質から選ぶアイコンもあって、あちこちクリックするだけでもとても楽しめます。
多肉永遠
株式会社多肉永遠は群馬県太田市にある多肉植物やサボテンを専門に販売しているオンラインショップです。約40種のハオルチアが扱われています。多肉植物の専門店なので、寄せ植えも多く扱われていて、とても参考になります。
MILII
MILII(ミリー)は群馬県前橋市の多肉植物、サボテン販売のネットショップです。ハオルチアも55種の取り扱いがあります。そのほかの多肉植物も多数取り扱われています。
green factory
green factoryは愛知県豊田市の多肉植物とサボテンを中心とした観葉植物を扱うオンライン販売ショップです。株式会社三光ライト工業所が運営しています。現在売り切れのものもありますが、ハオルチアが62種扱われています。多肉植物が多く扱われています。
pico庵
pico庵は多肉植物とサボテンを販売している石川県金沢市のショップです。
ハオルチアは欠品もありますが、114種取り扱われていて、コレクター向けの品種も取り揃えられています。コレクター向けの高級品種も多いため、一方からみた画像だけでなく、いろいろな方向から撮った画像で紹介されています。
ハオルチアは葉の硬さによって、硬葉系と軟葉系にわけられます。軟葉系は「窓」と呼ばれる葉が透き通った部分を持つものがあります。硬葉系にも軟葉系にも葉の形が全く異なるタイプのものが多数あり、その種類は300種をこえ、まだまだ新しい種類のものが発見されています。
硬葉系のハオルチア葉は、肉厚ではなく、固いものになっています。いわゆる「ツンツン」「トゲトゲ」しているようなハオルチアがこれに当てはまります。
こちらはハオルチア・竜城。そびえたつお城のようですね。
ハオルチア・ギガス。びっしりとトゲトゲしているものを「ノギ」と言います。ノギの形状が異なる品種も数多くあります。
ハオルチア・白蝶。葉一枚一枚の先端がとがったような形状を持っています。葉の色や斑の入り方が異なる品種もあります。
ハオルチアの軟葉系は葉が肉厚のため、「ぷにぷに」しているような、文字通りやわらかい葉をしたものをいいます。ふっくらした葉が多肉植物らしく、愛らしい品種です。
ハオルチア・ウンブラティコーラです。こちらの株は一株ではなく、群生させてあります。
ハオルチア・ダルマ宝草です。小さくきゅっと詰まっている状態がハオルチアのいい状態です。
ハオルチア・玉扇です。葉が肉厚です。多肉植物らしいハオルチアですね。丸い葉をスパッと切ったような形の葉が特徴です。
透明感のある「キラキラ」したものを「窓」があるといいます。光をたくさん取り込めるように透き通っています。
ハオルチア・ピリフェラ。
ハオルチア・コンプトニアナ。色も葉の形もさまざまです。透き通った美しさがあります。
株の中からちょこんと花芽が出てきて、にょきにょきと伸びていきます。
盛大に伸びていますが、徒長ではありません。花芽です。
小さい花がちょこんと咲きます。花が咲くので、花殻を摘まないでいると種が取れます。
ハオルチアはロゼット型に育つ多肉植物です。ほとんどの種は大きく育っても15㎝程度にしかならないので、手ごろなサイズで楽しめる、一年中室内で育てられる植物です。多肉植物は基本的には日光を好みますが、ハオルチアは日光を嫌う陰性植物です。
ハオルチアはアロエ科(ツルボラン科)ハオルチア属ですが、ユリ科に分類されることもある南アフリカ原産の多肉植物です。開花期は種類によりますが、2~6月ごろです。交配種もあるので、現在種類は300種以上あるとされています。毎年多数の新種が発見されています。
ハオルチアはもともと日陰に生息しているので、日陰の風通しの良い場所で育てる必要があります。耐寒温度は0~5℃なので、冬は窓の近くなど、寒くなる場所に置かないようにしましょう。あまり寒すぎると枯れることがあります。
ハオルチアは、ぎゅっと詰まった状態のものがうまく育てている状態になります。日光が不足しすぎても多すぎても株がばらけてきます。この状態を徒長しているといいます。徒長しないように日光量を調整する必要があります。
水は頻繁に上げると根腐れします。どのくらいが頻繁かというと、土がからっからに乾いてかわいそうかな、というくらいにならないと水をやってはいけないのがハオルチアです。南アフリカ原産ですが、夏の暑さと湿度には弱い品種です。
夏は暑いから、お日様にたっぷり当てて、お水をいっぱいあげよう!なんてことをしたら、すぐに枯れてしまいます。
なんと、ハオルチアは「夏休眠型」の多肉植物。夏は休眠しているので、月に一度しか水をやらなかったような状態でも問題がありません。水のやりすぎに注意してください。
たくさんあるハオルチアの中から、人気のある品種をいくつかご紹介しましょう。外観が全く異なるので、同じ品種に見えない面白さがあります。
「雫石」とも呼ばれる一般的な軟葉系の種類です。上半分が半透明で内部に光がよく通ります。透明な窓がキラキラ輝くので「クリスタルプラント」とも呼ばれています。ハオルチアの中でも最も人気の高い品種です。
出典: closedsearch.auctions.yahoo.co.jp
横から見ると葉の上部が透き通ってきます。子株を横から出しやすく、初心者でもとても育てやすい入門編として最適のハオルチアです。増やす楽しみがあります。
葉先がとがっていて、平面の窓の部分に筋模様が入ります。
大型品種から小型品種まで、変異が多くあります。
硬葉系のハオルチアの代表格なのが十二の巻です。細い葉が放射状に展開し、葉の外側に白い線が縞状に入ります。
葉が劣化しやすいので、取り扱いに注意する必要があります。成育はとてもゆっくりです。
春になると、ピョンピョン花が咲いてきて愛らしい姿になります。日陰を好むように見えないので、うっかりしそうです。
平たい葉を扇状に展開させ、葉先の平面部分の窓に白や緑の線状の模様が入ります。
こんなにぎっしり育つこともあるようです。
ハオルチア・玉扇ですが、鬼岩城と言われる品種で、先端の形状が楕円形ではなく、独特の形状になっています。玉扇は子株をよく出して増えるタイプなので、増やす楽しみもあります。
出典: plaza.rakuten.co.jp
ハオルチア・氷砂糖は真っ白でキラキラしています。白い葉が透き通っています。白い部分は光合成できないので、品種としても他のハオルチアのように強健とはいえません。
出典: daybyday.jeremiah.velvet.jp
別名は「玉緑錦」。真っ白な状態が安定せず、緑が増えたり減ったりします。分岐して子株が出やすい品種です。
途中で水平にスパッと切られたような葉がロゼット状に展開しています。その切り口のような平面が窓になっていて、窓の模様の妙を楽しみます。
色も模様も様々です。
ハオルチアを語るとき、この万象を語らずしてすべてを紹介したとは言えません。
一株で、諭吉様が何枚も必要になります。ハオルチアなので、ちっちゃい鉢植えです。それなのに、スマホ本体価格と変わりません。
出典: plaza.rakuten.co.jp
多肉植物は根をあまりはらないイメージがありますが、太めの根をしっかりとはります。鉢がいっぱいになりやすいので、2~3年に1回は植え替えをする必要があります。植え替えは、生育期の春か秋に行います。
出典: s.webry.info
自分で育てた種からも育てることができますし、種も販売されています。
種は撒く1週間前に冷蔵庫に入れてから種まきします。
バーミキュライトや赤玉土など保水性のある清潔な用土を用いて、種を5mm間隔でばらまき、上から土はかぶせないで暖かい日陰で水切れしないよう気を付けて管理します。3週間くらいしたら発芽します。ある程度の大きさに育つまでそのまま管理し、大きくなったら植え替えします。
植え替えるときは水はけのよい用土に植えます。サボテンや多肉植物用の土でも構いません。
ハオルチアは根がはる品種なので、根が回っているようなら植え替えをする必要があります。そのまま一回り大きい鉢に植え替えてもかまいませんが、株分けして増やしていくようにしましょう。
鉢を外して、根をきれいにほぐして土を落とします。このとき傷つけないように小株にわけ、そのまま植えつけずに、一日置いてから植えつけます。水はけのよい用土に植え替えてください。
ハオルチア株分け
株分けを実践している動画です。わかりやすいので、参考になります。
葉挿しは株の下のほうのよく育った葉をとって土に挿していきます。種類にもよりますが、2~6カ月で発根し、さらに半年~1年ほどで新しい芽が出てきます。葉が途中で折れていると根が出てこないときもあるので、付け根から折るようにしましょう。
出典: blog.livedoor.jp
ちょっと気の長くなるようなスパンのように思えますね。確かに植物のサイクルとしては成長が早いほうではありませんが、特殊なケースではありません。ゆっくりと大事に育てるからこそ愛着もひとしおです。
ハオルチアは室内栽培に適した育てやすい多肉植物ですが、間違った世話のし方をすると枯れてしまうので気を付けましょう。肥料はあまり必要のない品種なので、肥料のやりすぎにも気をつけましょう。
夏は暑いので、からからに乾くと枯れてしまうイメージがありますが、夏休眠しているので、からからに乾いていないと枯れてしまいます。水やりは月に1回くらいでも十分です。与えすぎには注意しましょう。根腐れの原因になります。
ハオルチアの徒長は、葉と葉の間が広がり縦に縦にぐんぐん伸びるというよりも、株が全体的に広がるような状態をいいます。もちろん、縦に伸びていく場合もあります。ハオルチアは、ぎゅっとしまった状態が良い状態と言います。よく育つと広がるのですが、広げないように育てます。
直射日光が嫌いなので、真夏にしっかり日に当てたりしないようにしてください。日陰を好みます。
多肉植物→サボテン→砂漠→日差したっぷりで元気になる、という図式は全く当てはまりません。夏、休眠しています。また、寒すぎて霜が降りるような環境でも枯れるので、気を付けるようにしてください。
ハオルチアを多く取り扱っているネットショップをいくつかご紹介します。コレクター向けのショップもありますが、ハオルチアの奥深さを知ることができるので、とても参考になります。
カクタス・ニシは、和歌山県和歌山市にあるサボテンと多肉植物を扱うショップですが、ハオルチア・コレクターから根強い支持があり、ハオルチアの交配種が数多く取り扱われています。「宝草×大型寿」といった、親品種も記載されています。HPの品種別カタログをクリックすると、ハオルチアが品種ごとにずらりと並び、さらにその品種の取扱苗も一つではないので、さながらハオルチア図鑑のようです。間違いのない優良品種や希少種もここで手に入れることができます。
luz(ルース)は東京都福生市のサボテン・多肉植物を中心に苗から植物に合うインテリアまで取り扱うショップです。ハオルチア販売数は213点と圧倒的です。「硬め」「ちょい硬」「ちょい軟」「軟らかめ」といった性質から選ぶアイコンもあって、あちこちクリックするだけでもとても楽しめます。
株式会社多肉永遠は群馬県太田市にある多肉植物やサボテンを専門に販売しているオンラインショップです。約40種のハオルチアが扱われています。多肉植物の専門店なので、寄せ植えも多く扱われていて、とても参考になります。
MILII(ミリー)は群馬県前橋市の多肉植物、サボテン販売のネットショップです。ハオルチアも55種の取り扱いがあります。そのほかの多肉植物も多数取り扱われています。
green factoryは愛知県豊田市の多肉植物とサボテンを中心とした観葉植物を扱うオンライン販売ショップです。株式会社三光ライト工業所が運営しています。現在売り切れのものもありますが、ハオルチアが62種扱われています。多肉植物が多く扱われています。
pico庵は多肉植物とサボテンを販売している石川県金沢市のショップです。
ハオルチアは欠品もありますが、114種取り扱われていて、コレクター向けの品種も取り揃えられています。コレクター向けの高級品種も多いため、一方からみた画像だけでなく、いろいろな方向から撮った画像で紹介されています。
コツ・ポイント
葉が硬いものから軟らかいものまで、品種が多様性に富むハオルチアは、日陰を好むため、一年中室内で育てられます。乾燥を好むため、頻繁な水やりが必要ありません。明りにかざすとキラキラと輝く窓のあるものもあり、楽しみ方の幅が広い植物です。夏休眠型の植物なので、夏はからからに乾くまで水やりが必要ありません。ぎゅっと固まったような状態が良い状態とされています。