革財布は長く持っているとだんだん柔らかくなって手にしっくりと馴染むようになり、色合いにも味がでてきます。それは汚れが付着するのとも傷が増えたりくたびれてくるのとは全く違います。新品とはまた異なる自分だけの手に馴染んだ革財布をもつためのお手入れ術をご紹介します。
革財布の魅力
出典: longwallet-mens.com
革財布は美しく丈夫でしなやかです。はじめは硬いものが多いのですが、長くもつに連れて柔らかく手に馴染んで手放せなくなってしまいます。手をかけると、それに応えるように味わいも光沢もでてきます。合成皮革ではだせない味わいの一つです。
高級感
出典: www.kosukemasaki.com
ビジネスの場においても、持っている財布を見ると、その人の人となりが垣間見られます。すっと出された財布がしっかりとしたお手入れがされている状態のいい物であるならば、ブランド物のブランド力よりもずっと説得力があり、信頼の置ける人物と見えます。使い込まれた革の高級感にまさる安心感はありません。
経年変化(エイジング)
出典: blog.goo.ne.jp
革財布の最大の魅力は「経年変化(エイジング)」です。大抵のものは使えば使うほど劣化していきますが、革財布の、特に生皮の財布は使っていくほどに柔らかく手に馴染み味わい深くなっていきます。これが経年変化(エイジング)です。
もちろん、きちんとお手入れしないと、単に劣化してしまいます。上手に経年変化(エイジング)するためにはきちんとした手入れが必要になります。
革財布のお手入れ方法
購入したばかりの革財布は、きれいな状態ですが、油分が少ないデリケートな状態になっていて外部からダメージをうけやすいので、革用の保護クリームをまんべんなく薄く塗って革の繊維層を保護します。塗り終わったら日陰の風通りのいいところにおいて30分ほど乾かしてから柔らかい布で優しく乾拭きし、防水スプレーを掛けて保護しておきます。もう一度日陰で20分ほど乾かしてからクロスで軽く磨いて艶を出しておきます。
日々のお手入れ方法
出典: fans.exblog.jp
革財布の普段のお手入れの基本は、柔らかい天然素材の布でから拭きすることです。専用の布でなくても、着古した肌着は柔らかくなっていておすすめの素材です。メガネ拭き用の布もおすすめです。日常的に頻繁にやりましょう。
革用の保護クリームを塗って革に必要な油分と水分を補給するのは月に一回程度行いましょう。
手間を掛けてもできるだけ良い状態を保ちたい方は2週間ごとにメンテナンスするようにしましょう。メンテナンスの時期でなくても、革の表面が乾いたと思うときは保護クリームを塗っておくと安心です。
[コロニル] Collonil 1909 シュプリームクリームデラックス SI0021 (カラーレス)
¥2,272 (税込)
汚れてしまったときのお手入れ方法
革は汚れに弱いので、放置しているとすぐにシミになってしまうので、早めのメンテナンスを心がけましょう。
乾いた柔らかい布で優しく拭き取ります。また、少しづつ黒ずんでいく汚れや、部分的な汚れには、革専用の消しゴムが便利です。普通の消しゴムのように、汚れたところを優しくこするます。
やり過ぎるとそこだけ艶が出たり、色が薄くなることもあるので気をつけましょう。普通の消しゴムはつかってはいけません。
[コロニル] Collonil ソフトガミ(ドイツ製)消しゴムタイプのクリーナー
¥864 (税込)
濡れてしまった時のお手入れ方法
時間が経つに連れて水分や汚れが革の内部に浸透して元の状態に戻せなくなるので、できるだけ素早く手入れをしましょう。まずは乾いた柔らかい布で濡れた部分をよく拭き取り、陰干しします。焦らず完全に乾くまでよく乾かしてください。早く乾かしたいためにドライヤーや直射日光で乾かすことは革の油分まで急激に奪いとってダメージを大きくしてしまうので、厳禁です。
革にとって水分は大敵です。定期的に防水スプレーをして保護力をアップさせておく必要があります。防水スプレーでは完璧には防げないので、素早いメンテナンスを心がけましょう。
湿度が高い時期のお手入れ方法
湿度が高い時はカビが生えやすい時期でもあります。カビが生えてしまうと、表面がきれいになっても内部までカビが侵食していることが多く、内部に残ってしまいます。そうならないためにも、カビが生えないようにメンテナンスが必要になってきます。
定期的なお手入れ(から拭き・保護クリーム&防水スプレー)、濡れたまま放置しない、風通しの良い場所に保管することが大切です。
カビが生えてしまったら、水で濡らして固く絞った柔らかい布でカビの生えたところを拭き取ります。こすらないよう気をつけて拭き取りましょう。
カビの生えて範囲が広い場合は、アルコールをつけた柔らかい布で拭き取り、風通しの良い所で陰干しします。きれいになるまで くりかえして拭きとってみましょう。
完璧には取り除けないので、革製品の専門クリーニング店に相談するようにしましょう。
縁が剥げてしまったときのお手入れ方法
革の縁のことを「コバ」といいます。コバの処理方法としては、切断面そのままのものと、コーティングしてある「コバ塗り」のものと、うすくすいた革で端をくるっと巻き込んで縫い上げた「ヘリ返し」のものの三種類があります。革財布の場合はコバ塗りのものとヘリ返しのものがほとんどです。このコバの周辺は縁と言えると思いますが、革製品を愛好するのであれば、縁と言わず「コバ」と読んでください。
出典: blog.livedoor.jp
まずブラシで丹念に毛穴などに溜まったゴミを取り除き、革用のローションを少量布に取って剥げたた部分を中心になじませていきます。塗りムラができないように手早く全体に塗り広げ、汚れを取ります。ローションで色が滲んでくるので染料を使わなくても自然に補色してくれるので、丹念に塗り広げましょう。乾いたらきれいな柔らかい布で乾拭きします。
[コロニル] Collonil 1909 レザーローション CN044011 (Colorless100ml)
¥1,450 (税込)
色馴染みがどうしてもうまく行かなて目立つような場合は、顔料が主成分の色が近いマニキュアで補修するのがおすすめです。ブラシの先でちょんちょんと塗るのがコツです。モゥブレィ レザーマニキュアは14色あります。ない色は混ぜて色合せします。
M.MOWBRAY M.モゥブレィ レザーマニキュア ブラック
¥1,028 (税込)
革補修用染料を使うのもおすすめです。画像は黒のものですが、42色のカラーバリエーションが有ります。それでも色が合わないときは、混ぜて使います。革への浸透力が強く、すぐに乾いて他のものには色落ちしません。布にとって補修箇所に塗りつけます。しっかり塗りつけたら陰干ししましょう。
着色補修クリーム(ブラック)SAPHIR サフィール】レノベイティング カラー補修クリーム 25ml
¥1,296 (税込)
革財布を使うときに気をつけたいこと
自分の手にピッタリと馴染んで、いい色合いになるまで良い状態に使っていきたい革財布にするためには、それなりの注意点もあります。きっちり守って、長く使えるようにしましょう。
小銭やカードを入れすぎない
小銭やカードをたくさんいれると、それだけでも革を痛めてしまいます。革財布への負担を少なくして、きれいな形を保ったまま長持ちさせるためには、詰め込み過ぎは厳禁です。小銭やカードをたくさん持ちたいなら、コインケースやカードケースを別途用意しましょう。
使い始めは革を徐々に慣らす
使い始めに革財布の中にパンパンに物を詰め込んでしまうと、革に急激に負担がかかり、伸びてしまいます。少しづつ革を慣らしていく必要があります。使い始めは控えめに中身を入れるようにしましょう。
男性の多くに、革財布をズボンの後のポケットに入れる人がありますが、座るときに革財布に圧力がかかり、痛みの原因になりやすくなっています。また、背中や腰は汗をかきやすいのでポケット内が蒸れやすく革の痛みを進めます。できればやめるようにしましょう。
汚れたり濡れたりしたらすぐにケア
革の汚れや濡れが内部に染み込んでしまう前に早急にケアをしたほうがダメージが少なくてすみます。放置していると深刻なダメージを引き起こすことがあるので、早めにケアしましょう。
出典: gonzi.jp
応急処置の場合、特別な道具は入りません。乾いた柔らかい布でやさしく拭いてあげるのが一番です。ごしごしこするとさらに傷を作ることもあるので、やさしく拭きとってあげてください。バックの底に使わなくなったメガネ拭きなどを用意しておくと、いつでもケアできるので便利です。
革財布のお手入れ用おすすめクリーム・オイルまとめ
革財布やバックなどのお手入れに使うクリームやオイルは色落ちしにくくべたつかないものを選びます。革財布のお手入れに適したクリーム類は靴に使うこともできますが、一般的に靴用によく売られているものと違うものが多いので、この機会にお気に入りを見つけておきましょう。
ラナパー レザートリートメント
[ラナパー] Renapur レザートリートメント Leather Balsam 100ml
¥2,160 (税込)
付属のスポンジに少量つけて薄く伸ばします。汚れ落とし、保護・ツヤだし、撥水・防カビ効果が得られます。
ビーワックス(蜜ロウ)とホホバ油(サボテンオイル)が主原料の100%天然のものです。財布だけでなく、ソファーやコートなど、革製品全般に使えます。塗った後は半日ほど陰干しするか触らないようにしましょう。
M.モゥブレイ アニリンカーフクリーム
[エムモゥブレィ] M.MOWBRAY アニリンカーフクリーム 2027 (ニュートラル)
¥972 (税込)
革製品全般につけます。浸透性が高く、革に潤いと栄養を与えて、長持ちさせてくれます。しっとりとした重厚感のある光沢と滑らかさに定評があります。
プロや愛好家御用達で、近代大型設備による大量生産品ではなく、職人技の手作り感を大事に、昔ながらの伝統製法を堅持しながらクオリティの向上に務めています。
弱アルカリ性のため、汚れ落とし効果が高いのも特徴の一つです。
デリケートレザー用のため、防汚・防水といったコーティング効果は高くないようなので、濡らさないよう気をつけましょう。
コロニル デリケートクリーム
[コロニル] Collonil デリケートクリーム CN044044 (Colorless50ml)
¥1,008 (税込)
コロニルの革用クリームといえば、「日々のお手入れ」の項目でご紹介した深みのある緑色の容器の「 1909 シュプリームクリームデラックス」のほうがポピュラーで高評価ですが、デリケートな革にも使えるこの「デリケートクリーム」もおすすめです。ゲル状クリームなので非常にノビが良いのが特徴です。表面の風合いを保ちながら汚れを落として革に栄養を与えてくれます。
サフィール デリケートクリーム
[サフィール] SAPHIR デリケートクリーム 50ml 9550122000 (Free)
¥1,080 (税込)
デリケートなソフト革のお手入れに、汚れを落として栄養を与えてくれ、ひび割れを防いでくれます。美しい艶と風合いが保てます。素材の蜜ロウの甘い香りがして、お手入れ後も2、3日香りが残ります。しっとりとした仕上がりになります。
コロンブス ミンクオイル
[コロンブス] columbus ミンクオイル シューズ・レザーグッズ用 45g【HTRC3】
¥433 (税込)
この絵柄を見て、ある程度の年齢層の方は「あれ、コロンブスだったっけ?」と思われるかと思います。
大正から続く老舗メーカーのものが同じパッケージの絵柄で長く愛用されていました。メイドインジャパンです。メーカーの自己破産により、一時品薄状態が続いていましたが、現在ネットでも人気商品になっています。非常にリーズナブルでありながら、高い品質が維持され、革製品のつやとしっとり感を高めてくれます。
革の達人 極
革の達人「極」 13871
¥998 (税込)
ドイツ生まれのレザークリームですが、原産国は日本です。
原材料は、蜜ロウ・ホホバ油・ワセリン・ラノリン。使用感は最初にご紹介したラナパーと差がないようです。
浸透性・保湿性・汚れ落ちどれをとっても満足の行く仕上がりになります。臭いはありません。しかもとてもリーズナブル。使ってみる価値アリです!
コロンブス ブライドルレザークリーム
【COLUMBUS】コロンブス ブライドルレザークリーム ブライドルレザー専用のメンテナンスクリーム
¥1,728 (税込)
こだわりの高級皮革「ブライドルレザー」用になっていますが、それ以外の革にも十分対応できます。
主成分は蜜ロウ、ラノリン、マイクロワックス、ホホバオイル、ワセリンです。革に潤いとしなやかなつやを与えてくれ、うつくしい風合いが長く保てます。
革財布のお手入れ用おすすめ防水スプレー
革財布に限らず、革製品は水には特に弱いので、予防措置は大切です。革製品用の防水スプレーをスプレーしておくことで、かなりのリスクを減らすことができるので、ぜひおすすめしたいメンテナンスです。
コロンブス 防水スプレー
[コロンブス] columbus AMEDAS アメダス420mL 【HTRC2.1】
¥1,598 (税込)
スプレー後1分くらいで乾く上、汚れ防止・防水効果は折紙付きです!
革製品全般だけでなく、布製品や人工皮革にも使えます。財布だけでなく、ズボンの裾にもスプレーしておくと、濡れ知らず。濡らしたくないもの全般におすすめです。
コロニル ウォーターストップスプレー
collonil コロニル ウォーターストップスプレー 400ml
¥1,845 (税込)
革製品の表面を覆わず、革に浸透するタイプの防水スプレーです。革の呼吸を損なわないため、革を痛めずに防水効果をプラスしてくれます。靴やかばんなどの革製品にも使えますが、浸透しないエナメルには使えません。傘などにも使えます。
コロニル シュプリームプロテクトスプレー
[コロニル] Collonil 1909 シュプリームプロテクトスプレー CN044013 (Colorless200ml)
¥1,450 (税込)
コロニル最高級ライン”1909”シリーズの防水スプレーです。シダーウッドオイルを配合しています。コロニルには他にも防水スプレーは数種類出しています。シュプリームプロテクトスプレーはフッ化炭素樹脂が革に浸透し、通気性を損なわずに防水効果を与えてくれます。クリームを濡れない製品や、「広範囲でクリームを塗るのが大変な製品にスプレーしておくとつやが蘇ります。
出典: longwallet-mens.com
革財布は美しく丈夫でしなやかです。はじめは硬いものが多いのですが、長くもつに連れて柔らかく手に馴染んで手放せなくなってしまいます。手をかけると、それに応えるように味わいも光沢もでてきます。合成皮革ではだせない味わいの一つです。
高級感
出典: www.kosukemasaki.com
ビジネスの場においても、持っている財布を見ると、その人の人となりが垣間見られます。すっと出された財布がしっかりとしたお手入れがされている状態のいい物であるならば、ブランド物のブランド力よりもずっと説得力があり、信頼の置ける人物と見えます。使い込まれた革の高級感にまさる安心感はありません。
出典: blog.goo.ne.jp
革財布の最大の魅力は「経年変化(エイジング)」です。大抵のものは使えば使うほど劣化していきますが、革財布の、特に生皮の財布は使っていくほどに柔らかく手に馴染み味わい深くなっていきます。これが経年変化(エイジング)です。
もちろん、きちんとお手入れしないと、単に劣化してしまいます。上手に経年変化(エイジング)するためにはきちんとした手入れが必要になります。
購入したばかりの革財布は、きれいな状態ですが、油分が少ないデリケートな状態になっていて外部からダメージをうけやすいので、革用の保護クリームをまんべんなく薄く塗って革の繊維層を保護します。塗り終わったら日陰の風通りのいいところにおいて30分ほど乾かしてから柔らかい布で優しく乾拭きし、防水スプレーを掛けて保護しておきます。もう一度日陰で20分ほど乾かしてからクロスで軽く磨いて艶を出しておきます。
日々のお手入れ方法
出典: fans.exblog.jp
革財布の普段のお手入れの基本は、柔らかい天然素材の布でから拭きすることです。専用の布でなくても、着古した肌着は柔らかくなっていておすすめの素材です。メガネ拭き用の布もおすすめです。日常的に頻繁にやりましょう。
革用の保護クリームを塗って革に必要な油分と水分を補給するのは月に一回程度行いましょう。
手間を掛けてもできるだけ良い状態を保ちたい方は2週間ごとにメンテナンスするようにしましょう。メンテナンスの時期でなくても、革の表面が乾いたと思うときは保護クリームを塗っておくと安心です。
[コロニル] Collonil 1909 シュプリームクリームデラックス SI0021 (カラーレス)
¥2,272 (税込)
革は汚れに弱いので、放置しているとすぐにシミになってしまうので、早めのメンテナンスを心がけましょう。
乾いた柔らかい布で優しく拭き取ります。また、少しづつ黒ずんでいく汚れや、部分的な汚れには、革専用の消しゴムが便利です。普通の消しゴムのように、汚れたところを優しくこするます。
やり過ぎるとそこだけ艶が出たり、色が薄くなることもあるので気をつけましょう。普通の消しゴムはつかってはいけません。
[コロニル] Collonil ソフトガミ(ドイツ製)消しゴムタイプのクリーナー
¥864 (税込)
時間が経つに連れて水分や汚れが革の内部に浸透して元の状態に戻せなくなるので、できるだけ素早く手入れをしましょう。まずは乾いた柔らかい布で濡れた部分をよく拭き取り、陰干しします。焦らず完全に乾くまでよく乾かしてください。早く乾かしたいためにドライヤーや直射日光で乾かすことは革の油分まで急激に奪いとってダメージを大きくしてしまうので、厳禁です。
革にとって水分は大敵です。定期的に防水スプレーをして保護力をアップさせておく必要があります。防水スプレーでは完璧には防げないので、素早いメンテナンスを心がけましょう。
湿度が高い時はカビが生えやすい時期でもあります。カビが生えてしまうと、表面がきれいになっても内部までカビが侵食していることが多く、内部に残ってしまいます。そうならないためにも、カビが生えないようにメンテナンスが必要になってきます。
定期的なお手入れ(から拭き・保護クリーム&防水スプレー)、濡れたまま放置しない、風通しの良い場所に保管することが大切です。
カビが生えてしまったら、水で濡らして固く絞った柔らかい布でカビの生えたところを拭き取ります。こすらないよう気をつけて拭き取りましょう。
カビの生えて範囲が広い場合は、アルコールをつけた柔らかい布で拭き取り、風通しの良い所で陰干しします。きれいになるまで くりかえして拭きとってみましょう。
完璧には取り除けないので、革製品の専門クリーニング店に相談するようにしましょう。
革の縁のことを「コバ」といいます。コバの処理方法としては、切断面そのままのものと、コーティングしてある「コバ塗り」のものと、うすくすいた革で端をくるっと巻き込んで縫い上げた「ヘリ返し」のものの三種類があります。革財布の場合はコバ塗りのものとヘリ返しのものがほとんどです。このコバの周辺は縁と言えると思いますが、革製品を愛好するのであれば、縁と言わず「コバ」と読んでください。
出典: blog.livedoor.jp
まずブラシで丹念に毛穴などに溜まったゴミを取り除き、革用のローションを少量布に取って剥げたた部分を中心になじませていきます。塗りムラができないように手早く全体に塗り広げ、汚れを取ります。ローションで色が滲んでくるので染料を使わなくても自然に補色してくれるので、丹念に塗り広げましょう。乾いたらきれいな柔らかい布で乾拭きします。
[コロニル] Collonil 1909 レザーローション CN044011 (Colorless100ml)
¥1,450 (税込)
色馴染みがどうしてもうまく行かなて目立つような場合は、顔料が主成分の色が近いマニキュアで補修するのがおすすめです。ブラシの先でちょんちょんと塗るのがコツです。モゥブレィ レザーマニキュアは14色あります。ない色は混ぜて色合せします。
M.MOWBRAY M.モゥブレィ レザーマニキュア ブラック
¥1,028 (税込)
革補修用染料を使うのもおすすめです。画像は黒のものですが、42色のカラーバリエーションが有ります。それでも色が合わないときは、混ぜて使います。革への浸透力が強く、すぐに乾いて他のものには色落ちしません。布にとって補修箇所に塗りつけます。しっかり塗りつけたら陰干ししましょう。
着色補修クリーム(ブラック)SAPHIR サフィール】レノベイティング カラー補修クリーム 25ml
¥1,296 (税込)
自分の手にピッタリと馴染んで、いい色合いになるまで良い状態に使っていきたい革財布にするためには、それなりの注意点もあります。きっちり守って、長く使えるようにしましょう。
小銭やカードを入れすぎない
小銭やカードをたくさんいれると、それだけでも革を痛めてしまいます。革財布への負担を少なくして、きれいな形を保ったまま長持ちさせるためには、詰め込み過ぎは厳禁です。小銭やカードをたくさん持ちたいなら、コインケースやカードケースを別途用意しましょう。
使い始めに革財布の中にパンパンに物を詰め込んでしまうと、革に急激に負担がかかり、伸びてしまいます。少しづつ革を慣らしていく必要があります。使い始めは控えめに中身を入れるようにしましょう。
男性の多くに、革財布をズボンの後のポケットに入れる人がありますが、座るときに革財布に圧力がかかり、痛みの原因になりやすくなっています。また、背中や腰は汗をかきやすいのでポケット内が蒸れやすく革の痛みを進めます。できればやめるようにしましょう。
革の汚れや濡れが内部に染み込んでしまう前に早急にケアをしたほうがダメージが少なくてすみます。放置していると深刻なダメージを引き起こすことがあるので、早めにケアしましょう。
出典: gonzi.jp
応急処置の場合、特別な道具は入りません。乾いた柔らかい布でやさしく拭いてあげるのが一番です。ごしごしこするとさらに傷を作ることもあるので、やさしく拭きとってあげてください。バックの底に使わなくなったメガネ拭きなどを用意しておくと、いつでもケアできるので便利です。
革財布やバックなどのお手入れに使うクリームやオイルは色落ちしにくくべたつかないものを選びます。革財布のお手入れに適したクリーム類は靴に使うこともできますが、一般的に靴用によく売られているものと違うものが多いので、この機会にお気に入りを見つけておきましょう。
[ラナパー] Renapur レザートリートメント Leather Balsam 100ml
¥2,160 (税込)
付属のスポンジに少量つけて薄く伸ばします。汚れ落とし、保護・ツヤだし、撥水・防カビ効果が得られます。
ビーワックス(蜜ロウ)とホホバ油(サボテンオイル)が主原料の100%天然のものです。財布だけでなく、ソファーやコートなど、革製品全般に使えます。塗った後は半日ほど陰干しするか触らないようにしましょう。
[エムモゥブレィ] M.MOWBRAY アニリンカーフクリーム 2027 (ニュートラル)
¥972 (税込)
革製品全般につけます。浸透性が高く、革に潤いと栄養を与えて、長持ちさせてくれます。しっとりとした重厚感のある光沢と滑らかさに定評があります。
プロや愛好家御用達で、近代大型設備による大量生産品ではなく、職人技の手作り感を大事に、昔ながらの伝統製法を堅持しながらクオリティの向上に務めています。
弱アルカリ性のため、汚れ落とし効果が高いのも特徴の一つです。
デリケートレザー用のため、防汚・防水といったコーティング効果は高くないようなので、濡らさないよう気をつけましょう。
[コロニル] Collonil デリケートクリーム CN044044 (Colorless50ml)
¥1,008 (税込)
コロニルの革用クリームといえば、「日々のお手入れ」の項目でご紹介した深みのある緑色の容器の「 1909 シュプリームクリームデラックス」のほうがポピュラーで高評価ですが、デリケートな革にも使えるこの「デリケートクリーム」もおすすめです。ゲル状クリームなので非常にノビが良いのが特徴です。表面の風合いを保ちながら汚れを落として革に栄養を与えてくれます。
[サフィール] SAPHIR デリケートクリーム 50ml 9550122000 (Free)
¥1,080 (税込)
デリケートなソフト革のお手入れに、汚れを落として栄養を与えてくれ、ひび割れを防いでくれます。美しい艶と風合いが保てます。素材の蜜ロウの甘い香りがして、お手入れ後も2、3日香りが残ります。しっとりとした仕上がりになります。
[コロンブス] columbus ミンクオイル シューズ・レザーグッズ用 45g【HTRC3】
¥433 (税込)