屋外の掃除をしているとき、落ち葉などをはいて集めるのは大変ではないでしょうか。はいていると地面にへばりついてしまって取れなくなったりするんですよね。そんな時に役に立つのが、今回ご紹介するブロワーです。屋内でも使える便利な道具ですので、ぜひ活用してみてください。
ブロワーの種類
ブロワーは単純なつくりの道具で、用途に合わせていくつかのタイプに分かれています。まずはブロワーがどんなものか、どんな種類があるのかをご紹介していきましょう。
ブロワーってどんなもの?
ブロワーとは風をおこしてごみを吹き飛ばす道具です。ごみを吸い込んで集めることができるものもあります。先に述べたように用途に合わせていくつかの種類に分かれていて、手動のもの、電気で動くもの、エンジンで動くものにわけられます。掃除以外の用途に使われるものもありますが、こちらでは掃除に使われることの多い一般的なブロワーをご紹介していきましょう。
手動ブロワー
出典: pixta.jp
こちらは手動で風をおこすブロワーです。電気を使わないこと、風が弱いことが特徴です。カメラやPCといった精密機械に使うことが多いですね。PCの内部はいろいろなパーツがあって簡単には掃除できません。キーボードの隙間のごみも簡単には取れないですよね。そんな時にこのブロワーがあればとても楽に掃除をすることができます。
電動ブロワー
こちらは電動のブロワーになります。コードで電源につないで使うことが特徴ですね。手動のブロワーとはけた違いの出力をもっていて、屋外で使われることが多いです。落ち葉やごみを簡単に集めることができます。コードでつながっているので電池切れの心配せずに使うことができます。
コードレスブロワー、充電式ブロワー
出典: store.shopping.yahoo.co.jp
上と同じ電動のブロワーなんですが、こちらは電池式であるのが特徴です。外で使うとなるとコードは邪魔になってしまうことが多くなります。これはその心配をすることがなく、コードが届かない場所でも使うことができます。ただし、コードタイプのものとくらべると出力が落ちる場合があります。電池が切れると動かないので時間に制限があることも注意が必要ですね。
ブロワバキューム
こちらは大型で協力なタイプになります。こちらの特徴は吹き飛ばすだけでなく吸って集めることができる集塵機能がついているのが特徴です。広い範囲を一気に掃除することができますよ。吸い込んだごみや木の枝を粉砕してくれる機能がついているものもあります。
ただ、あまりにも強すぎて室内で使うのには向きません。また、コードがとてもみじかくて延長コードが必要になります。
モーターブロワー
こちらは電気ではなくモーターエンジンの力で動いています。ブロワバキュームと同じかそれ以上のパワーを持っています。エンジンを積んでいるのでコードを気にすることなく使用できるのが特徴です。
難点はその音。モーターエンジンを使用しているので仕方がないのですが、結構大きな音がします。燃料が必要になるのも少しネックになりますね。
浄化槽用ブロワー
こちらは今までご紹介してきたブロワーとは全く違うものになります。
トイレなどに設置されている浄化槽は微生物の力を借りて汚物を分解する装置です。その浄化槽の中の微生物が生きていくため必要な酸素を送ったり、かき混ぜて作用を活発化させることが主な役割になります。掃除には使えませんが、重要なものですね。
ブロワーの選び方
ブロワーを選ぶときにはどのような条件を確認すればいいのでしょう。それぞれの条件をご紹介します。
風量
出典: pixta.jp
風量とは空気を動かす力を指します。「立方メートル/分」の単位で表示されることが多いです。吐き出す力ではなく、掃除機のように吸い込む力で使われます。例えば「1立方メートル/分」と表示されていれば一分間に1立方メートルの空気を吸い込めることになりますね。
集塵機能を重視したいときにはこちらに注目してください。2.5立方メートル/分が平均的な風量のようです。
風圧
風圧とは、空気にかかる圧力を指します。こちらは「kpa(キロパスカル)」で表示されます。こちらは吐き出す力の表示ですね。あまりなじみのない単位ですから大まかに説明すると、畳半畳の上に100キログラムのおもりを置いたときに畳が押される力が大体1kpaになります。なかなかすごい力ですよね。電動のブロワーは少なくとも2kpaくらいありますから、これで精密機械の掃除をすると……壊してしまうのはわかってもらえるかと思います。
吹き飛ばすことをメインに考えているときは、この目安を使って選んでくださいね。
集塵機能
ブロワーを選ぶときに失敗してしまう人が多いのは、集塵機能についてなんです。ブロワーならどれでも集塵機能がついていると思って選んでしまうんですが、先ほど説明したようについていないものも多くあります。見分け方は集塵機能がついているものは袋を付けることができるようになっていることですね。
集塵機能もただ集めるだけでなく集めたごみを粉砕して細かくしてくれるものもあります。どのような用途で使うのかを決めてから選ぶと間違いがなく選べます。
ブロワーを使って掃除をしてみよう
ここまではいろいろなタイプのブロワーを紹介してきました。ここからは実際にどんな風に使うのかをご紹介します。こちらを見てどんな用途に使えるか考えてみてくださいね。
家のまわりの落ち葉に
出典: pixta.jp
この用途で一番よく使われます。落ち葉ってはいてもはいても落ちてくるし、アスファルトにははりつくし……で掃除は結構大変なんですよね。そんな時はブロワーを使えば一網打尽です。
ブロワーで聞き飛ばして集めてからちりとりで取るのもいいですし、集塵機能付きならそのまま吸い込んでしまうこともできますよ。
車を洗ったあとに
洗車のあとはしっかりとふき取らないと跡が残ってしまいます。でも、すみずみまでふき取るのは大変なんですよね。
そこで活躍するのがブロワーです。これを使えば簡単に水を吹き飛ばすことができます。ふいたときにできる傷もつきませんのできれいにしあげることができますよ。
こちらには集塵機能は必要ありません。電源が近くにあるかどうかでコードのあるなしを選んでください。
PC周りやPCの内部ファンなどの掃除に
出典: pixta.jp
PCの掃除をしたことはありますか?キーボードにも思っているよりごみがついてしまっていたりするので、ぜひこの機会におこなってみてください。
手動のブロワーごみを吹き飛ばすのが効果的です。
パソコンの中は掃除をしたことがないという方、思いのほかほこりまみれになっています。掃除だけで動作がはやくなりますよ。
電動ブロワーでは威力が強すぎ、壊してしまう可能性があるので使わないでくださいね。
オススメのブロワー特集
ブロワーの使い方についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?いろいろな使い方ができて便利だとわかってもらえたのではないでしょうか。ここからは、それぞれのタイプでオススメのブロワーをご紹介しますね!
HAKUBA(手動タイプ)
まずご紹介するのは「HAKUBA メンテナンス用品 ハイパワーブロアープロ L ブラック KMC-61LBK」です。手動のブロワーは百均でも販売されているのですが、ほとんどはゴム製でぺたぺたとまわりにひっついてしまい、余計に汚してしまうことになったりします。こちらの商品はシリコン製なのでぺたつきませんし、あまりかたくなく使いやすいです。カメラやPCの掃除用にひとついかがでしょうか?
HAKUBA メンテナンス用品 ハイパワーブロアープロ L ブラック KMC-61LBK
¥1,460 (税込)
リョービ(電動ブロワー)
次にご紹介するのは「リョービ(RYOBI) ブロワ BL-3500V 682711A」です。手軽に手を出せるお値段なのがうれしいですよね。風圧も十分強くて使いやすいですよ。このようなコードのあるタイプは軽くて取り回しが楽なのもいいですね。
「BL-3500V」「BL-3500」がありますが、「BL-3500V」を選ぶようにしてくださいね。「BL-3500」は風圧調整ができないので一気に使い勝手が悪くなってしまいます。
リョービ(RYOBI) ブロワ BL-3500V 682711A
¥6,027 (税込)
マキタ(コードレス)
次にご紹介するのは「マキタ 充電式ブロワ 18V UB182DRF」です。コードレスタイプは出力に不安のあるものが多いですが、こちらは大丈夫。十分なパワーを持っています。
急速充電ができるので時間もかからず、連続利用にも向いています。洗車場などでは電源がないことも多く、コードレスタイプは重宝します。
ただ、電池がついている分重たくなってしまうことが難点です。使う状況によって使いわけるのもいいですね。
マキタ 充電式ブロワ 18V UB182DRF 本体付属バッテリー1個搭載モデル
¥24,978 (税込)
リョービ(ブロワバキューム)
こちらの「リョービ(RYOBI) ブロワバキューム RESV-1510V 696901A」は集塵機能に特化したブロワーといえます。かなり重く音も大きいため使い勝手はよくありませんが、そのパワーは折り紙付きです。吸い込み口に車輪がついているので低い位置で作業をしやすくなっています。
リョービ(RYOBI) ブロワバキューム RESV-1510V 696901A
¥17,134 (税込)
日立工機(モーターブロワー)
最後にご紹介するのは「日立工機 エンジンブロワ 排気量 23.9ml RB24EAP(S)」。エンジンタイプの強力なパワーが魅力です。3.9㎏と少し重いのですが、取り回しもしやすく女性にも扱いやすいです。
エンジンタイプはエンジンをかけるのが難しいものですが、こちらは「かるがるスタート」というシステムをつんでおり女性の力でも簡単にエンジンを始動させることができます。
広い場所を掃除するので電動のものでは物足りない、そんな方にオススメです。
日立工機 エンジンブロワ 排気量 23.9ml RB24EAP(S)
¥21,000 (税込)
ブロワーは単純なつくりの道具で、用途に合わせていくつかのタイプに分かれています。まずはブロワーがどんなものか、どんな種類があるのかをご紹介していきましょう。
ブロワーとは風をおこしてごみを吹き飛ばす道具です。ごみを吸い込んで集めることができるものもあります。先に述べたように用途に合わせていくつかの種類に分かれていて、手動のもの、電気で動くもの、エンジンで動くものにわけられます。掃除以外の用途に使われるものもありますが、こちらでは掃除に使われることの多い一般的なブロワーをご紹介していきましょう。
出典: pixta.jp
こちらは手動で風をおこすブロワーです。電気を使わないこと、風が弱いことが特徴です。カメラやPCといった精密機械に使うことが多いですね。PCの内部はいろいろなパーツがあって簡単には掃除できません。キーボードの隙間のごみも簡単には取れないですよね。そんな時にこのブロワーがあればとても楽に掃除をすることができます。
こちらは電動のブロワーになります。コードで電源につないで使うことが特徴ですね。手動のブロワーとはけた違いの出力をもっていて、屋外で使われることが多いです。落ち葉やごみを簡単に集めることができます。コードでつながっているので電池切れの心配せずに使うことができます。
出典: store.shopping.yahoo.co.jp
上と同じ電動のブロワーなんですが、こちらは電池式であるのが特徴です。外で使うとなるとコードは邪魔になってしまうことが多くなります。これはその心配をすることがなく、コードが届かない場所でも使うことができます。ただし、コードタイプのものとくらべると出力が落ちる場合があります。電池が切れると動かないので時間に制限があることも注意が必要ですね。
こちらは大型で協力なタイプになります。こちらの特徴は吹き飛ばすだけでなく吸って集めることができる集塵機能がついているのが特徴です。広い範囲を一気に掃除することができますよ。吸い込んだごみや木の枝を粉砕してくれる機能がついているものもあります。
ただ、あまりにも強すぎて室内で使うのには向きません。また、コードがとてもみじかくて延長コードが必要になります。
こちらは電気ではなくモーターエンジンの力で動いています。ブロワバキュームと同じかそれ以上のパワーを持っています。エンジンを積んでいるのでコードを気にすることなく使用できるのが特徴です。
難点はその音。モーターエンジンを使用しているので仕方がないのですが、結構大きな音がします。燃料が必要になるのも少しネックになりますね。
こちらは今までご紹介してきたブロワーとは全く違うものになります。
トイレなどに設置されている浄化槽は微生物の力を借りて汚物を分解する装置です。その浄化槽の中の微生物が生きていくため必要な酸素を送ったり、かき混ぜて作用を活発化させることが主な役割になります。掃除には使えませんが、重要なものですね。
ブロワーを選ぶときにはどのような条件を確認すればいいのでしょう。それぞれの条件をご紹介します。
出典: pixta.jp
風量とは空気を動かす力を指します。「立方メートル/分」の単位で表示されることが多いです。吐き出す力ではなく、掃除機のように吸い込む力で使われます。例えば「1立方メートル/分」と表示されていれば一分間に1立方メートルの空気を吸い込めることになりますね。
集塵機能を重視したいときにはこちらに注目してください。2.5立方メートル/分が平均的な風量のようです。
風圧とは、空気にかかる圧力を指します。こちらは「kpa(キロパスカル)」で表示されます。こちらは吐き出す力の表示ですね。あまりなじみのない単位ですから大まかに説明すると、畳半畳の上に100キログラムのおもりを置いたときに畳が押される力が大体1kpaになります。なかなかすごい力ですよね。電動のブロワーは少なくとも2kpaくらいありますから、これで精密機械の掃除をすると……壊してしまうのはわかってもらえるかと思います。
吹き飛ばすことをメインに考えているときは、この目安を使って選んでくださいね。
ブロワーを選ぶときに失敗してしまう人が多いのは、集塵機能についてなんです。ブロワーならどれでも集塵機能がついていると思って選んでしまうんですが、先ほど説明したようについていないものも多くあります。見分け方は集塵機能がついているものは袋を付けることができるようになっていることですね。
集塵機能もただ集めるだけでなく集めたごみを粉砕して細かくしてくれるものもあります。どのような用途で使うのかを決めてから選ぶと間違いがなく選べます。
ここまではいろいろなタイプのブロワーを紹介してきました。ここからは実際にどんな風に使うのかをご紹介します。こちらを見てどんな用途に使えるか考えてみてくださいね。
出典: pixta.jp
この用途で一番よく使われます。落ち葉ってはいてもはいても落ちてくるし、アスファルトにははりつくし……で掃除は結構大変なんですよね。そんな時はブロワーを使えば一網打尽です。
ブロワーで聞き飛ばして集めてからちりとりで取るのもいいですし、集塵機能付きならそのまま吸い込んでしまうこともできますよ。
洗車のあとはしっかりとふき取らないと跡が残ってしまいます。でも、すみずみまでふき取るのは大変なんですよね。
そこで活躍するのがブロワーです。これを使えば簡単に水を吹き飛ばすことができます。ふいたときにできる傷もつきませんのできれいにしあげることができますよ。
こちらには集塵機能は必要ありません。電源が近くにあるかどうかでコードのあるなしを選んでください。
出典: pixta.jp
PCの掃除をしたことはありますか?キーボードにも思っているよりごみがついてしまっていたりするので、ぜひこの機会におこなってみてください。
手動のブロワーごみを吹き飛ばすのが効果的です。
パソコンの中は掃除をしたことがないという方、思いのほかほこりまみれになっています。掃除だけで動作がはやくなりますよ。
電動ブロワーでは威力が強すぎ、壊してしまう可能性があるので使わないでくださいね。
ブロワーの使い方についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?いろいろな使い方ができて便利だとわかってもらえたのではないでしょうか。ここからは、それぞれのタイプでオススメのブロワーをご紹介しますね!
まずご紹介するのは「HAKUBA メンテナンス用品 ハイパワーブロアープロ L ブラック KMC-61LBK」です。手動のブロワーは百均でも販売されているのですが、ほとんどはゴム製でぺたぺたとまわりにひっついてしまい、余計に汚してしまうことになったりします。こちらの商品はシリコン製なのでぺたつきませんし、あまりかたくなく使いやすいです。カメラやPCの掃除用にひとついかがでしょうか?
HAKUBA メンテナンス用品 ハイパワーブロアープロ L ブラック KMC-61LBK
¥1,460 (税込)
次にご紹介するのは「リョービ(RYOBI) ブロワ BL-3500V 682711A」です。手軽に手を出せるお値段なのがうれしいですよね。風圧も十分強くて使いやすいですよ。このようなコードのあるタイプは軽くて取り回しが楽なのもいいですね。
「BL-3500V」「BL-3500」がありますが、「BL-3500V」を選ぶようにしてくださいね。「BL-3500」は風圧調整ができないので一気に使い勝手が悪くなってしまいます。
リョービ(RYOBI) ブロワ BL-3500V 682711A
¥6,027 (税込)
次にご紹介するのは「マキタ 充電式ブロワ 18V UB182DRF」です。コードレスタイプは出力に不安のあるものが多いですが、こちらは大丈夫。十分なパワーを持っています。
急速充電ができるので時間もかからず、連続利用にも向いています。洗車場などでは電源がないことも多く、コードレスタイプは重宝します。
ただ、電池がついている分重たくなってしまうことが難点です。使う状況によって使いわけるのもいいですね。
マキタ 充電式ブロワ 18V UB182DRF 本体付属バッテリー1個搭載モデル
¥24,978 (税込)
こちらの「リョービ(RYOBI) ブロワバキューム RESV-1510V 696901A」は集塵機能に特化したブロワーといえます。かなり重く音も大きいため使い勝手はよくありませんが、そのパワーは折り紙付きです。吸い込み口に車輪がついているので低い位置で作業をしやすくなっています。
リョービ(RYOBI) ブロワバキューム RESV-1510V 696901A
¥17,134 (税込)
最後にご紹介するのは「日立工機 エンジンブロワ 排気量 23.9ml RB24EAP(S)」。エンジンタイプの強力なパワーが魅力です。3.9㎏と少し重いのですが、取り回しもしやすく女性にも扱いやすいです。
エンジンタイプはエンジンをかけるのが難しいものですが、こちらは「かるがるスタート」というシステムをつんでおり女性の力でも簡単にエンジンを始動させることができます。
広い場所を掃除するので電動のものでは物足りない、そんな方にオススメです。
日立工機 エンジンブロワ 排気量 23.9ml RB24EAP(S)
¥21,000 (税込)
コツ・ポイント
ブロワーという道具はあまり身近なものではなくどんなものかわからない、という方は多いかと思います。でもこの道具は風を起こすだけという単純なつくりからいろいろな使い方ができる便利な道具なんです。まずは価格の安いものが多いコードタイプのブロワーから始められてはいかがでしょう。この機会にぜひブロアーの世界を体験してみてくださいね。