11月から2月の寒い季節に旬をむかえる大根。おでんに入れたり大根おろしやサラダにしたり、とてもおいしく出番が多いですよね。大根が安く手に入るこの季節に、栄養たっぷりの大根を大量に買って保存しておきたいものです。大量買いした大根のおいしく保存できる方法や活用法をご紹介しましょう。
大根の冷蔵庫での保存方法
煮物にしても生で食べてもおいしい大根には、消化を助けるジアスターゼやアミラーゼという酵素が豊富に含まれています。
ジアスターゼは熱に弱いのですが、大根おろしにすることでその効果を発揮します。焼き肉や焼き魚、脂っこい料理に大根おろしが添えられているのにはわけがあり、大根がもつ酵素の力で消化を促すからなのです。
また、大根をすりおろすとピリッと辛みを感じますよね。これはイソチオシアネートという成分によるもので、消化液の分泌を促進し、血中にある脂肪の代謝を高めてくれるのです。まさに健康維持、美容効果に力強い味方ですね。焼き魚や焼き肉にたっぷり添えて意識的に食べるようにしましょう。
葉にはカロチン、カルシウム、食物繊維が含まれとても栄養価が高いので捨てずに保存しておいてくださいね。
出典: freedesign.jp
私たちの食生活、健康維持に欠かせない大根ですが、買ってきたらどのように保存していますか?
もちろん買ってきてなるべく早めに食べるのが一番おいしいのですが、安売りをしていたらついつい買い過ぎてしまうことがありますよね。
そんなときに、冷蔵庫で保存するコツを覚えておくと便利です。ポイントをおさえて保存するだけで、もちがぐんとよくなり、おいしくいただけるんですよ。そのポイントをご紹介します。
葉付きのものは切り落とす
葉がついている大根は、葉の部分を切り落とします。切るときは、大根とのさかいをギリギリに切るのではなく、2cm程度上で切ると保存しやすくなります。
葉をつけたまま保存すると、葉から水分が出たり、大根の栄養を葉が吸収し、大根がシワシワの水分が抜けきった状態になってしまうので、買ってきたらすぐに処理するようにしましょう。
乾燥させないこと
出典: www.homarecipe.com
切った大根の切り口は乾燥させないよう、全体をラップで包み、軽く湿らせた新聞紙でおおい包みます。
大根の乾燥を防ぐために、切り口にラップをするのはもちろんですが、ラップをしていないところから乾燥が始まるので、必ず大根全体をラップで包むようにしましょう。
出典: ahp-urawaza.jp
翌日すぐ大根を調理する場合は、作る料理にあった大きさにカットして、密閉容器かジッパーつきの袋に入れしっかり空気を抜いて冷蔵庫で保存しましょう。
いったんカットしてしまったものは日持ちしないので、翌日には使い切るようにします。
葉は固ゆでして冷凍
出典: healthy7755.com
栄養価が高い大根の葉はきれいに洗い、塩を入れた鍋で1分ほどゆでて、固ゆでにしておきます。
鮮やかな緑色をキープするためにゆがいたら、すぐに流水で洗って冷まし、ギュッとしぼってよく水気を切っておきます。
出典: cookpad.com
大根の葉を細かくきざんでジッパーつきの袋に入れて冷凍しておきましょう。水分がまだ残っているので、袋に入れる前にも、もう一度しっかりしぼって水気をとっておきます。
使うときはそのままフライパンなどで炒めたり煮たり、またお味噌汁に入れることができるので便利ですよ♪
冷凍した大根の葉とじゃこでふりかけを作ってみましょう。作り方は簡単♪
1.フライパンにごま油を入れてじゃこをカリカリに炒めます。
2.冷凍していた大根の葉をそのままフライパンに入れてさらに炒め、しょうゆ、酒、砂糖かみりんを加えて煮つめます。
3.仕上げに白ごまとかつお節をまぜてできあがり♪
ピリ辛が好きなかたは、たかの爪や一味、七味を混ぜるとおいしいですよ。炊きたてのごはん、ラーメンや炒飯のおいしい具材になります。
野菜室で立てて保存
出典: item.rakuten.co.jp
葉を取り、ラップと新聞でしっかり包んだ大根は、冷蔵庫の野菜室に立てて保存するのが一番です。
立てて保存するということは、大根を収穫前の状態に保つということです。
大根は土の中でまっすぐに埋まっているので、縦に伸びようとしてエネルギーを消費します。横にして保存すると、縦になろうとして余分に水分や糖分を消費するので、しおれるのが早くなるのです。
立てるときはラックや牛乳パック、ペットボトルを切ったものを利用すると便利です。
大根丸ごと1本のときは、立てて置くことが難しいかもしれません。そのときは半分に切るか、横にしてもかまいませんが、大根は低温での保存が適しているので、夏場は必ず冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。
どれぐらいまで保存できる?
出典: rassic.jp
大根を冷蔵保存した場合は、7~10日程度もちますが、夏場は1週間以内になります。
冬の寒い時期には、ベランダに出しておいても同じぐらい保存することができます。
また、冬場土の中に埋めておくと、数カ月保存できるそうです。土の庭がある方は試してみてくださいね!
大根は冷凍保存できる?
大根を大量に買ってきたときや知人にいただいたときには、冷蔵庫に入りきらないときがありますよね。大根は冷凍保存できるだろうか……迷うところですが、大丈夫です!
ちゃんと下処理をして冷凍すれば、大根も冷凍することができるんですよ。その方法をご説明します。
厚めの輪切りにしてから冷凍
出典: nanapi.jp
大根は、厚めの輪切りにしてから冷凍しましょう。
1.大根をよく洗う。
2.皮を厚めにむいて、3~4cmの厚さに輪切りにする。
3.ひとつひとつ空気を外に出すようにしながらラップで包む。
4.ジッパー付きの冷凍用袋に入れて冷凍する。
冷凍した大根の賞味期限は約1カ月~2カ月です。冷凍しているからと安心せずなるべく早めに使い切るようにしましょう。
出典: cookpad.com
冷凍保存する前にむいた大根の皮も栄養たっぷりなので捨てずにとっておき、お好みでにんじんや油揚げなどと一緒にきんぴらにしましょう。
こりこりした食感がおいしいですよ♪
出典: yasai-reitou.seesaa.net
生の大根は、大根おろしにしてから冷凍することもできます。
すりおろした大根おろしは、ジッパーつきの袋や小分けできる容器に入れて、しっかり空気を抜き冷凍室へ。
食べるときは自然解凍して、しっかり水気を切りましょう。なるべく細かくすりおろした方が食感がよくなるのでおすすめです♪
煮物などに使って
冷凍した大根は、食感と味が落ちているのでサラダには向きません。煮物にしておいしくいただきましょう。
大根は冷凍すると大根の水分が凍って、解凍するときに大根の水分が溶けるので調味料がしみこみやすくなるんです。時間のかかる煮物料理が簡単に、手早くできてしまいますよ。忙しい毎日に助かりますね。
解凍するときは完全に溶かしてしまわずに、半解凍の状態で調理するようにしましょう。
出典: xn--59jtb317n5pap61gg67d.com
冷凍した大根は、おでんに入れるのもおすすめです。いつもならおでんを作るときは、大根を下ゆでして他の具材と長時間煮込みますよね。
冷凍した大根は味がしみこみやすいので、時短でおいしいおでんを作ることができますよ。
切干大根にして保存してみよう
出典: oisiso.com
大根を食べても食べても食べきれない!というときには、切干大根にして保存しましょう。スーパーで売られている切干大根が自分で作れるの?と思われるかもしれませんが、これが意外と簡単なんです。
何よりも切干大根にすることで一番嬉しいのは、生の大根を天日干しにすると大根が本来もつ栄養価がさらにあがり、何カ月も保存できるようになることです。
作業は切って干すだけ!早速チャレンジしてみましょう。
切干大根の作り方
出典: chouriryoku.jp
まずは、大根についた泥や虫などきれいに洗っておきましょう。
では作り方です!
1.皮付きのまま4~5cmくらいの大きさに切り分けます。
皮をむいてもOKです!
2.たてに6~7mmぐらいに細切りにします。
少しぐらい太めでも気にしなくて大丈夫です。
3. 切った大根をザルやカゴに並べ、風通しがよく日光が当たる場所においておきます。
4.半日もたつと、少しひからびた感じになってきます。昼間は日光にあて、夜は室内に入れるという作業を1週間以上繰り返します。
5.10日ほどたち、お店で売っている切干大根のようになってきたらできあがり♪
出典: imaoi-kiyo.jp
切り方や日の当たり具合によって、乾燥する時間が変わります。
また、千切りにせず、輪切りのまま干してもおいしい干し大根ができますよ。
切って干すだけなので簡単です。ぜひ作ってみてくださいね!
干すことで旨み、栄養が増える!
大根は生の状態よりも、干すことでその栄養価がグッとアップします。太陽の光をあびることで、糖化され、甘みが増し、うまみ成分であるアミノ酸も増加するんです。
大根を干すことによるメリットがどれだけすごいかというと……
・骨や歯を丈夫にするカルシウムが15倍、貧血を予防する鉄分は32倍、代謝を促すビタミンB1、B2は10倍に!
・食物繊維が豊富に含まれ、コレステロールを体外に排出し、動脈硬化を予防する作用、また便秘を改善して大腸がんを予防する作用がある。
・食物繊維は食後に胃や腸の中で水分を吸収し膨らむので、少量でも満腹感が得られるため、ダイエットにも最適。美肌にも効果的♪
・飲酒により弱った肝臓や胃腸の調子を整え、保温作用により冷え性を治す働きも。
生の大根は大量に食べることはできませんが、切干大根なら煮物にしたり、お漬物にしたり、味付けや調理方法をかえて、たくさん食べることができますね。
栄養豊富な切干大根を積極的に毎日の食事にとりいれましょう!
切干大根のおすすめレシピ
栄養たっぷりで日持ちのする切干大根。毎日のおかず作りで大活躍すること間違いなしです♪ここでは切干大根を使ったおすすめのレシピをご紹介しましょう。
出典: cookpad.com
●切干大根の煮物
常備菜の定番、切干大根の煮物です。水で戻した切干大根に、ニンジン、油揚げ、ちくわ、しいたけなど好みの食材を入れて、だし汁と調味料を入れて煮詰めるだけ♪
多めにつくって冷蔵庫に入れておくと1週間ほど保存できるので、お弁当のおかずにも便利ですよ。
切干大根と根野菜のベジカレー
●切干大根と根野菜のベジカレー
切干大根とれんこんなどお好みの根野菜を豆乳で溶いた野菜だけのヘルシーカレー♪
ダイエット中の食事にぴったりですね!トッピングにトマトやオクラ、なすなどをのせると、色鮮やかで食欲をそそりますね。
切干大根のキムチ漬け
●切干大根のキムチ漬け
水でもどした切干大根をキムチの素であえるだけの簡単レシピ♪
お酒のあてやご飯のおともになりますね。
キュウリやカイワレ、酒蒸しにした鶏のささみを入れると、いろどりよく、ボリュームアップします。
出典: www.kyounoryouri.jp
●切干大根とキャベツのコールスロー
切干大根とキャベツで、さっぱりおいしいコールスローサラダを作りましょう。
細切りにしたたっぷりのキャベツと水で戻した切干大根をマヨネーズ、塩、粒マスタードだけで合えたさっぱりとした食感のコールスローです。
パンにはさんで、サンドイッチにしてもおいしそうですね♪
出典: www.elle.co.jp
●切干大根の台湾風玉子焼き
水でもどしておいた切干大根をにんにくしょうゆで下味をつけて、エスニックな味わいに仕上げる一風変わった玉子焼きです。
ごま油とにんにく醤油の香りが、淡白な切干大根によくしみこんでとてもおいしいんですよ♪
にんにくしょうゆは常備しておくといろいろな料理に使えて便利です。
煮物にしても生で食べてもおいしい大根には、消化を助けるジアスターゼやアミラーゼという酵素が豊富に含まれています。
ジアスターゼは熱に弱いのですが、大根おろしにすることでその効果を発揮します。焼き肉や焼き魚、脂っこい料理に大根おろしが添えられているのにはわけがあり、大根がもつ酵素の力で消化を促すからなのです。
また、大根をすりおろすとピリッと辛みを感じますよね。これはイソチオシアネートという成分によるもので、消化液の分泌を促進し、血中にある脂肪の代謝を高めてくれるのです。まさに健康維持、美容効果に力強い味方ですね。焼き魚や焼き肉にたっぷり添えて意識的に食べるようにしましょう。
葉にはカロチン、カルシウム、食物繊維が含まれとても栄養価が高いので捨てずに保存しておいてくださいね。
出典: freedesign.jp
私たちの食生活、健康維持に欠かせない大根ですが、買ってきたらどのように保存していますか?
もちろん買ってきてなるべく早めに食べるのが一番おいしいのですが、安売りをしていたらついつい買い過ぎてしまうことがありますよね。
そんなときに、冷蔵庫で保存するコツを覚えておくと便利です。ポイントをおさえて保存するだけで、もちがぐんとよくなり、おいしくいただけるんですよ。そのポイントをご紹介します。
葉がついている大根は、葉の部分を切り落とします。切るときは、大根とのさかいをギリギリに切るのではなく、2cm程度上で切ると保存しやすくなります。
葉をつけたまま保存すると、葉から水分が出たり、大根の栄養を葉が吸収し、大根がシワシワの水分が抜けきった状態になってしまうので、買ってきたらすぐに処理するようにしましょう。
出典: www.homarecipe.com
切った大根の切り口は乾燥させないよう、全体をラップで包み、軽く湿らせた新聞紙でおおい包みます。
大根の乾燥を防ぐために、切り口にラップをするのはもちろんですが、ラップをしていないところから乾燥が始まるので、必ず大根全体をラップで包むようにしましょう。
出典: ahp-urawaza.jp
翌日すぐ大根を調理する場合は、作る料理にあった大きさにカットして、密閉容器かジッパーつきの袋に入れしっかり空気を抜いて冷蔵庫で保存しましょう。
いったんカットしてしまったものは日持ちしないので、翌日には使い切るようにします。
出典: healthy7755.com
栄養価が高い大根の葉はきれいに洗い、塩を入れた鍋で1分ほどゆでて、固ゆでにしておきます。
鮮やかな緑色をキープするためにゆがいたら、すぐに流水で洗って冷まし、ギュッとしぼってよく水気を切っておきます。
出典: cookpad.com
大根の葉を細かくきざんでジッパーつきの袋に入れて冷凍しておきましょう。水分がまだ残っているので、袋に入れる前にも、もう一度しっかりしぼって水気をとっておきます。
使うときはそのままフライパンなどで炒めたり煮たり、またお味噌汁に入れることができるので便利ですよ♪
冷凍した大根の葉とじゃこでふりかけを作ってみましょう。作り方は簡単♪
1.フライパンにごま油を入れてじゃこをカリカリに炒めます。
2.冷凍していた大根の葉をそのままフライパンに入れてさらに炒め、しょうゆ、酒、砂糖かみりんを加えて煮つめます。
3.仕上げに白ごまとかつお節をまぜてできあがり♪
ピリ辛が好きなかたは、たかの爪や一味、七味を混ぜるとおいしいですよ。炊きたてのごはん、ラーメンや炒飯のおいしい具材になります。
出典: item.rakuten.co.jp
葉を取り、ラップと新聞でしっかり包んだ大根は、冷蔵庫の野菜室に立てて保存するのが一番です。
立てて保存するということは、大根を収穫前の状態に保つということです。
大根は土の中でまっすぐに埋まっているので、縦に伸びようとしてエネルギーを消費します。横にして保存すると、縦になろうとして余分に水分や糖分を消費するので、しおれるのが早くなるのです。
立てるときはラックや牛乳パック、ペットボトルを切ったものを利用すると便利です。
大根丸ごと1本のときは、立てて置くことが難しいかもしれません。そのときは半分に切るか、横にしてもかまいませんが、大根は低温での保存が適しているので、夏場は必ず冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。
出典: rassic.jp
大根を冷蔵保存した場合は、7~10日程度もちますが、夏場は1週間以内になります。
冬の寒い時期には、ベランダに出しておいても同じぐらい保存することができます。
また、冬場土の中に埋めておくと、数カ月保存できるそうです。土の庭がある方は試してみてくださいね!
大根を大量に買ってきたときや知人にいただいたときには、冷蔵庫に入りきらないときがありますよね。大根は冷凍保存できるだろうか……迷うところですが、大丈夫です!
ちゃんと下処理をして冷凍すれば、大根も冷凍することができるんですよ。その方法をご説明します。
出典: nanapi.jp
大根は、厚めの輪切りにしてから冷凍しましょう。
1.大根をよく洗う。
2.皮を厚めにむいて、3~4cmの厚さに輪切りにする。
3.ひとつひとつ空気を外に出すようにしながらラップで包む。
4.ジッパー付きの冷凍用袋に入れて冷凍する。
冷凍した大根の賞味期限は約1カ月~2カ月です。冷凍しているからと安心せずなるべく早めに使い切るようにしましょう。
出典: cookpad.com
冷凍保存する前にむいた大根の皮も栄養たっぷりなので捨てずにとっておき、お好みでにんじんや油揚げなどと一緒にきんぴらにしましょう。
こりこりした食感がおいしいですよ♪
出典: yasai-reitou.seesaa.net
生の大根は、大根おろしにしてから冷凍することもできます。
すりおろした大根おろしは、ジッパーつきの袋や小分けできる容器に入れて、しっかり空気を抜き冷凍室へ。
食べるときは自然解凍して、しっかり水気を切りましょう。なるべく細かくすりおろした方が食感がよくなるのでおすすめです♪
冷凍した大根は、食感と味が落ちているのでサラダには向きません。煮物にしておいしくいただきましょう。
大根は冷凍すると大根の水分が凍って、解凍するときに大根の水分が溶けるので調味料がしみこみやすくなるんです。時間のかかる煮物料理が簡単に、手早くできてしまいますよ。忙しい毎日に助かりますね。
解凍するときは完全に溶かしてしまわずに、半解凍の状態で調理するようにしましょう。
出典: xn--59jtb317n5pap61gg67d.com
冷凍した大根は、おでんに入れるのもおすすめです。いつもならおでんを作るときは、大根を下ゆでして他の具材と長時間煮込みますよね。
冷凍した大根は味がしみこみやすいので、時短でおいしいおでんを作ることができますよ。
出典: oisiso.com
大根を食べても食べても食べきれない!というときには、切干大根にして保存しましょう。スーパーで売られている切干大根が自分で作れるの?と思われるかもしれませんが、これが意外と簡単なんです。
何よりも切干大根にすることで一番嬉しいのは、生の大根を天日干しにすると大根が本来もつ栄養価がさらにあがり、何カ月も保存できるようになることです。
作業は切って干すだけ!早速チャレンジしてみましょう。
出典: chouriryoku.jp
まずは、大根についた泥や虫などきれいに洗っておきましょう。
では作り方です!
1.皮付きのまま4~5cmくらいの大きさに切り分けます。
皮をむいてもOKです!
2.たてに6~7mmぐらいに細切りにします。
少しぐらい太めでも気にしなくて大丈夫です。
3. 切った大根をザルやカゴに並べ、風通しがよく日光が当たる場所においておきます。
4.半日もたつと、少しひからびた感じになってきます。昼間は日光にあて、夜は室内に入れるという作業を1週間以上繰り返します。
5.10日ほどたち、お店で売っている切干大根のようになってきたらできあがり♪
出典: imaoi-kiyo.jp
切り方や日の当たり具合によって、乾燥する時間が変わります。
また、千切りにせず、輪切りのまま干してもおいしい干し大根ができますよ。
切って干すだけなので簡単です。ぜひ作ってみてくださいね!
大根は生の状態よりも、干すことでその栄養価がグッとアップします。太陽の光をあびることで、糖化され、甘みが増し、うまみ成分であるアミノ酸も増加するんです。
大根を干すことによるメリットがどれだけすごいかというと……
・骨や歯を丈夫にするカルシウムが15倍、貧血を予防する鉄分は32倍、代謝を促すビタミンB1、B2は10倍に!
・食物繊維が豊富に含まれ、コレステロールを体外に排出し、動脈硬化を予防する作用、また便秘を改善して大腸がんを予防する作用がある。
・食物繊維は食後に胃や腸の中で水分を吸収し膨らむので、少量でも満腹感が得られるため、ダイエットにも最適。美肌にも効果的♪
・飲酒により弱った肝臓や胃腸の調子を整え、保温作用により冷え性を治す働きも。
生の大根は大量に食べることはできませんが、切干大根なら煮物にしたり、お漬物にしたり、味付けや調理方法をかえて、たくさん食べることができますね。
栄養豊富な切干大根を積極的に毎日の食事にとりいれましょう!
栄養たっぷりで日持ちのする切干大根。毎日のおかず作りで大活躍すること間違いなしです♪ここでは切干大根を使ったおすすめのレシピをご紹介しましょう。
出典: cookpad.com
●切干大根の煮物
常備菜の定番、切干大根の煮物です。水で戻した切干大根に、ニンジン、油揚げ、ちくわ、しいたけなど好みの食材を入れて、だし汁と調味料を入れて煮詰めるだけ♪
多めにつくって冷蔵庫に入れておくと1週間ほど保存できるので、お弁当のおかずにも便利ですよ。
切干大根と根野菜のベジカレー
●切干大根と根野菜のベジカレー
切干大根とれんこんなどお好みの根野菜を豆乳で溶いた野菜だけのヘルシーカレー♪
ダイエット中の食事にぴったりですね!トッピングにトマトやオクラ、なすなどをのせると、色鮮やかで食欲をそそりますね。
切干大根のキムチ漬け
●切干大根のキムチ漬け
水でもどした切干大根をキムチの素であえるだけの簡単レシピ♪
お酒のあてやご飯のおともになりますね。
キュウリやカイワレ、酒蒸しにした鶏のささみを入れると、いろどりよく、ボリュームアップします。
出典: www.kyounoryouri.jp
●切干大根とキャベツのコールスロー
切干大根とキャベツで、さっぱりおいしいコールスローサラダを作りましょう。
細切りにしたたっぷりのキャベツと水で戻した切干大根をマヨネーズ、塩、粒マスタードだけで合えたさっぱりとした食感のコールスローです。
パンにはさんで、サンドイッチにしてもおいしそうですね♪
出典: www.elle.co.jp
●切干大根の台湾風玉子焼き
水でもどしておいた切干大根をにんにくしょうゆで下味をつけて、エスニックな味わいに仕上げる一風変わった玉子焼きです。
ごま油とにんにく醤油の香りが、淡白な切干大根によくしみこんでとてもおいしいんですよ♪
にんにくしょうゆは常備しておくといろいろな料理に使えて便利です。
コツ・ポイント
大根は生のままでも体によく、干すと栄養価がさらにアップすることがお分かりいただけたと思います。大根そのものに強いにおいや味がなく、どんな料理や味付けにもうまくなじんでくれるところも魅力です。大根が大量に手に入ったら、半分は野菜室に、半分は切干大根にして保存してみましょう。経済的でもあり、調理する時間も短くなるので、生活にゆとりが生まれておすすめです。ぜひ試してみてくださいね♪