2011年に起こった東日本大震災時、東北地方へは多くの物資や支援が寄せられました。日本は自然災害の多い国です。有事には助け合い精神が必要ですが、時と場合によっては善意が肩透かしになることも…。SNSで話題になっているテーマをご紹介します。
SNSで話題のリストとは?
私たち現代人は多くの人がインターネットを利用しています。
その中でもポピュラーなのはSNSの利用です。SNSとは、Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略語で、インターネットを通じた人との繋がりを提供するサービスのこと。TwitterやFacebook、LINEなどがそのサービスに該当します。
Twitterでは#(ハッシュタグ)という機能が利用できますが、皆さんは活用していますか?
ハッシュタグは同じ趣味や意見を共有したい時に使うマークです。
例えば
「#リビングインテリア実例」
と打てば、リビングインテリアに関心のある人の投稿が一覧で表示されます。
2011年の東日本大震災時、SNSは大活躍しました。
有事の際に呟かれたツイートは、未来への教訓にもなります。Twitterでは「#震災時に役に立ったもの」「#被災地でいらなかったもの」というタグがたっています。
災害が起こった時、支援が必要な物資は刻々と変わります。有事の当事者になった時、もしくは支援にまわる側になった時、こういった情報は役に立ちます。Twitterの情報を元に、災害時に必要不必要なリストをご紹介します。
食品関係
国の防災計画では、災害に備えて1週間分の食料を用意するのが好ましいという発表がされています。
災害が起こった際、気になるのは食品のこと。アレルギーや食事制限のある人ほど、備蓄品は日々チェックしておかなければなりません。では、何を購入すれば良いのでしょうか。
- 風猫 @WILD_LINX
- #震災時に役に立ったもの とは少し違うんだけど、保存食で辛いもの(味)は避けた方が良いかも。 のど渇くから。 まとめにも書かれてあるけど、チョコなんかのちょっとした甘いものはやっぱり喜ばれるね
- twitter出典:
- twitter.com
意外にもお菓子が人気
震災時の食糧支援というと、お湯を注げば食べられるカップ麺等が送る側には人気ですが、受け取る側の被災地ではお菓子が人気でした。
お菓子は火を通さなくても食べられ、賞味期限も比較的長いです。小分け袋になっているものは小腹が空いた時に重宝します。ポテトチップ等の塩分の強い物は水分を欲するので、チョコレートなどの甘い物が好まれたという話もありました。
お水は1日3リットル必要
東日本大震災時、食料の確保は比較的問題ありませんでしたが、水は入手困難に陥ったことを覚えているでしょうか。外国から水輸入もされましたね。
人間が一日に必要な水は3リットルと言われています。自宅には家族分の水を常にストックしておきましょう。
普段から用意しておくと良いもの
災害が起こった場合、一定期間は水や電気、ガスが停止します。そんな時は少量でカロリーの取れるものが大変役に立ちます。
カロリーメイトは家族分用意しておくと安心です。消費期限も長く、常温保存もOK。水と共に常備しておきたい保存食です。
お粥が好評
自宅への備蓄品としておすすめなのはお粥のレトルトです。お粥は水分たっぷりなので口当たりも滑らか、そして、冷たくても美味しいというメリットがあります。
乾パンや缶詰と共に備蓄品リストにぜひ入れましょう。
支援は避けた方が良い食品
被災地では水が貴重品になります。そのため、喉が渇くようなものはなるべく避けたくなります。辛いラーメンや塩分の強い物、お酒のおつまみなどは支援品としては不向きのようです。
一家に一台カセットコンロ
インフラが滞ってしまった場合に活躍するのはガスコンロ。これさえあれば煮炊きが可能になります。
ガスコンロは1台3,000円程度で入手可能です。有事だけではなく、キャンプや冬のお鍋時に利用できるものなので、一家に一台はあった方が良いグッズです。
服飾関係
東日本大震災の起こった時期は3月でしたね。東北地方は寒冷地のため、毛布や暖かな衣類が支援物資として喜ばれました。
服飾関係は気候や好みといったことが関係してきます。なかなか送ることが難しい品物ですので、喜ばれるもの・敬遠されるものをご紹介します。
- あい @iorite
- 古い靴。特にパンプス。革は傷んでるし靴底は劣化で剥がれるし臭いはするし、長時間履けるものでもないしで、処分に困って今でも倉庫に積んであった。 #被災地いらなかった物リスト
- twitter出典:
- twitter.com
運動靴や上履きは喜ばれる
被災地ではハイヒールやパンプスなどの見た目を美しくする靴よりも、運動靴や上履きなどの実用的な靴が好まれます。
靴というのは一種の消耗品です。それと水虫等の心配もあるため、支援として送る場合は、新品が喜ばれます。子どもには上履きの支援も嬉しいグッズだそうです。
洋服は動きやすいものを
洋服の支援物資を送る場合、現地の気候に合っているかを考えましょう。真冬にTシャツやサンダルを送ってこられても、荷物の置き場に困る被災者もいるのです。
家にある不要なものをリサイクルとして発送する場合も、状態の良い物を選んでください。自分が送られた時に嫌な気持ちになるものは避けましょう。
衛生用品
災害時に一番困るのは、インフラ機能が麻痺して日常生活に滞りがでることです。1週間以上お風呂に入れない、髪の毛が洗えない等の問題も。
家に備蓄しておきたいものや非常時に使える衛生用品とはどのようなものでしょうか。
おむつは常にストックを
東日本大震災の時、関東地方ではおむつがあっという間に品切れになりました。赤ちゃんにとっての必需品ですから、ストックがあっても買いだめをする人が多かったのですね。
おむつは常日頃から1つは自宅にストックしておくと安心です。支援物資としても喜ばれます。
ウエットティッシュは万能選手
避難所での生活は、衛生問題がつきものです。インフルエンザや風邪等の病原菌もあっという間に広まってしまいます。そこで活躍するのはウエットティッシュです。
顔や体を拭くだけではなく、髪の毛のべたつきもある程度落とせます。いろいろな用途に使用可能なウェットティッシュも常備しておきたいですね。
こんな意見も
twitterでは震災や防災関係のタグがあります。
「#震災時に役に立ったもの」
「#防災」
「#被災地いらなかったものリスト」
「#支援物資」
これらのタグがあることを覚えておくと、何かあった時にとても役に立ちます。
- rio @rioevery
- 大人たちがテンパって避難所探しや不明者探ししてる時、目の届く安全な所で子どもたちと遊んでくれた人たち。近くの学生、県人会の方々、あれは助かった。子どもと離れたその1時間が唯一気を抜いても許される時間で…余裕ができた。あの時はありがとうございました。 #震災時に役に立ったもの
- twitter出典:
- twitter.com
支援というのは、物資を送るだけが支援でないのがわかります。
人が傷ついた時は心のケアも必要です。
世の中には色々な手助けの方法があります。自分ができる範囲の活動をしたいですね。
私たち現代人は多くの人がインターネットを利用しています。
その中でもポピュラーなのはSNSの利用です。SNSとは、Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略語で、インターネットを通じた人との繋がりを提供するサービスのこと。TwitterやFacebook、LINEなどがそのサービスに該当します。
Twitterでは#(ハッシュタグ)という機能が利用できますが、皆さんは活用していますか?
ハッシュタグは同じ趣味や意見を共有したい時に使うマークです。
例えば
「#リビングインテリア実例」
と打てば、リビングインテリアに関心のある人の投稿が一覧で表示されます。
2011年の東日本大震災時、SNSは大活躍しました。
有事の際に呟かれたツイートは、未来への教訓にもなります。Twitterでは「#震災時に役に立ったもの」「#被災地でいらなかったもの」というタグがたっています。
災害が起こった時、支援が必要な物資は刻々と変わります。有事の当事者になった時、もしくは支援にまわる側になった時、こういった情報は役に立ちます。Twitterの情報を元に、災害時に必要不必要なリストをご紹介します。
国の防災計画では、災害に備えて1週間分の食料を用意するのが好ましいという発表がされています。
災害が起こった際、気になるのは食品のこと。アレルギーや食事制限のある人ほど、備蓄品は日々チェックしておかなければなりません。では、何を購入すれば良いのでしょうか。
意外にもお菓子が人気
震災時の食糧支援というと、お湯を注げば食べられるカップ麺等が送る側には人気ですが、受け取る側の被災地ではお菓子が人気でした。
お菓子は火を通さなくても食べられ、賞味期限も比較的長いです。小分け袋になっているものは小腹が空いた時に重宝します。ポテトチップ等の塩分の強い物は水分を欲するので、チョコレートなどの甘い物が好まれたという話もありました。
お水は1日3リットル必要
東日本大震災時、食料の確保は比較的問題ありませんでしたが、水は入手困難に陥ったことを覚えているでしょうか。外国から水輸入もされましたね。
人間が一日に必要な水は3リットルと言われています。自宅には家族分の水を常にストックしておきましょう。
普段から用意しておくと良いもの
災害が起こった場合、一定期間は水や電気、ガスが停止します。そんな時は少量でカロリーの取れるものが大変役に立ちます。
カロリーメイトは家族分用意しておくと安心です。消費期限も長く、常温保存もOK。水と共に常備しておきたい保存食です。
お粥が好評
自宅への備蓄品としておすすめなのはお粥のレトルトです。お粥は水分たっぷりなので口当たりも滑らか、そして、冷たくても美味しいというメリットがあります。
乾パンや缶詰と共に備蓄品リストにぜひ入れましょう。
支援は避けた方が良い食品
被災地では水が貴重品になります。そのため、喉が渇くようなものはなるべく避けたくなります。辛いラーメンや塩分の強い物、お酒のおつまみなどは支援品としては不向きのようです。
一家に一台カセットコンロ
インフラが滞ってしまった場合に活躍するのはガスコンロ。これさえあれば煮炊きが可能になります。
ガスコンロは1台3,000円程度で入手可能です。有事だけではなく、キャンプや冬のお鍋時に利用できるものなので、一家に一台はあった方が良いグッズです。
東日本大震災の起こった時期は3月でしたね。東北地方は寒冷地のため、毛布や暖かな衣類が支援物資として喜ばれました。
服飾関係は気候や好みといったことが関係してきます。なかなか送ることが難しい品物ですので、喜ばれるもの・敬遠されるものをご紹介します。
運動靴や上履きは喜ばれる
被災地ではハイヒールやパンプスなどの見た目を美しくする靴よりも、運動靴や上履きなどの実用的な靴が好まれます。
靴というのは一種の消耗品です。それと水虫等の心配もあるため、支援として送る場合は、新品が喜ばれます。子どもには上履きの支援も嬉しいグッズだそうです。
洋服は動きやすいものを
洋服の支援物資を送る場合、現地の気候に合っているかを考えましょう。真冬にTシャツやサンダルを送ってこられても、荷物の置き場に困る被災者もいるのです。
家にある不要なものをリサイクルとして発送する場合も、状態の良い物を選んでください。自分が送られた時に嫌な気持ちになるものは避けましょう。
災害時に一番困るのは、インフラ機能が麻痺して日常生活に滞りがでることです。1週間以上お風呂に入れない、髪の毛が洗えない等の問題も。
家に備蓄しておきたいものや非常時に使える衛生用品とはどのようなものでしょうか。
おむつは常にストックを
東日本大震災の時、関東地方ではおむつがあっという間に品切れになりました。赤ちゃんにとっての必需品ですから、ストックがあっても買いだめをする人が多かったのですね。
おむつは常日頃から1つは自宅にストックしておくと安心です。支援物資としても喜ばれます。
ウエットティッシュは万能選手
避難所での生活は、衛生問題がつきものです。インフルエンザや風邪等の病原菌もあっという間に広まってしまいます。そこで活躍するのはウエットティッシュです。
顔や体を拭くだけではなく、髪の毛のべたつきもある程度落とせます。いろいろな用途に使用可能なウェットティッシュも常備しておきたいですね。
twitterでは震災や防災関係のタグがあります。
「#震災時に役に立ったもの」
「#防災」
「#被災地いらなかったものリスト」
「#支援物資」
これらのタグがあることを覚えておくと、何かあった時にとても役に立ちます。
支援というのは、物資を送るだけが支援でないのがわかります。
人が傷ついた時は心のケアも必要です。
世の中には色々な手助けの方法があります。自分ができる範囲の活動をしたいですね。
コツ・ポイント
日本は自然が豊かな分、自然災害も起こりやすい国です。いつ起こるかわからないことには、事前の対応が吉と出ます。そして、支援に回る側になった時は、相手が本当に必要としている物を送るようにしたいですね。皆さんもハッシュタグ機能を利用して日々の生活を見直してみましょう。