トマト出汁が美味しいと大人気。出汁の取り方と活用レシピ

1.トマト出汁って、出汁を使ったトマト料理のこと？

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いいえ、違います。トマトから出汁を取ったものを指します。

2.トマトで出汁がとれるとは思えないけど？

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確かに出汁と言えば、旨味成分がたっぷりの昆布やカツオが定番です。しかし、旨味成分を多く含んでいるのは、何もこの二つに限ったことではありません。
最近の調査で、トマトにも旨味成分が豊富だということが発見されております。

3.その「旨味成分」って何？

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旨味成分とは、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸などを指します。各種の代表的な食品は以下の通りです。
グルタミン酸：昆布
イノシン酸：カツオ、煮干し
グアニル酸：干しシイタケ
どの食品も出汁として馴染み深いものばかりですね。トマトはこの三種の内、グルタミン酸と言われる旨味成分が豊富に含まれているのです。

4.トマトって言うけど、自然の物でいいの？それとも加工されたものを使う？

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自然のものです。グルタミン酸は、取れたままのトマトに豊富に含まれています。ただ、青いままもぎ取ったトマトはNGです。
旨味成分は、食品の熟成と共に増える傾向にあり、トマトの場合、赤く色づきはじめたものよりも、真っ赤に熟れたものにより多くのグルタミン酸が含まれている傾向がみられます。

5.旨味があるのは分かったけど、和食に合うの？

レシピ「トマトのお浸し～ほうとうとともに」by ししずちゃん さん

和食との相性ももちろんバッチリです。トマトは洋食の印象が強いですが、和食との相性も高いです。シンプルな料理ですが、トマトのおひたしなんて、とっても美味しいですよね。
それと同じで、トマト出汁も和食との相性はバッチリ。また、トマトに豊富なグルタミン酸はカツオなどに多く含まれるイノシン酸との相性が良く、合わせて使うと旨味をさらに引き出すことができます。

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トマトの出汁の取り方を紹介しているページへのリンクを下に貼りましたので、ぜひそちらでご確認ください。

出汁が染みこんだはんぺんのおでん

レシピ「野郎飯流・トマト出汁で炊いた、はんぺんのおでん・トマト柚子胡椒添え」by zintomo さん

カツオや昆布の代用品としてお使いいただけますから、レパートリーは豊富です。お味噌汁や揚げだし豆腐、出汁巻き卵、お鍋など、出汁を使うお料理にお使いいただけます。洋風おでん（ポトフ風）にしても良いですね。ジャガイモやキャベツ、玉ねぎ、ウィンナー、ベーコンなど、コンソメの代わりにもお使いいただけます。和風、洋風と色々と幅も広がります。