毎日のように洗濯をする私たちにとって、洗濯機は生活に欠かすことのできない存在です。そんな洗濯機から嫌な臭いを感じたことはありませんか?また、その臭いの元がわからなくてどう対処したらいいのか悩むこともありますよね。嫌な臭いの原因、予防策から掃除の仕方まで紹介していきます。
洗濯機の嫌な臭いの原因は?
出典: www.sweden-home.jp
洗濯物をきれいにしてくれるはずの洗濯機から嫌な臭いがしたら気になりますよね。そもそも臭いの原因がわからず困ってしまうことありませんか?まずは、なぜ洗濯機から嫌な臭いがするのかその原因を紹介していきます。
原因1:排水口から下水の嫌な臭いが
出典: www.cs-y.co.jp
洗濯機から下水のような臭いがすることはありませんか?その原因のほとんどは洗濯機の排水口にあります。排水口に汚れが溜まったり、排水トラップに水が入っていないことが原因で排水のような臭いが発生してしまうのです。
原因2:洗濯槽に黒カビが繁殖して
出典: www.barjp.com
画像のように洗濯したはずの洗濯物に黒いものがついていたなんて経験はありませんか?実はこれ黒カビが原因なんです。洗濯槽は黒カビが繁殖しやすい環境にあり、洗濯槽に残る水気などが原因でカビが発生してしまうのです。その結果、カビくさい臭いを引き起こしてしまうのです。
原因3:新品特有のプラスティックの臭い?
出典: cleaning-kyubin.com
新品の洗濯機を購入し利用したときに、新品特有のプラスティックのような嫌な臭いを感じることもあります。本来徐々に臭いが消えていくものではありますが、あまりにも臭いがひどい場合、また利用してしばらく経つのに臭いが消えない場合は、メーカーや購入したお店に問い合わせることも必要です。
原因1:なぜ排水口から下水のような臭いが?
普段洗濯機を利用していても排水口のことまで気になりませんよね。実はそんな排水口はゴミが詰まってしまうと水漏れの原因にもなる重要な場所なんです。そんな排水口からなぜ下水のような臭いがするのでしょうか?それには二つの原因が考えられます。
汚れがたまっている
出典: sozorog.hatenablog.com
排水口の汚れに気づいても、目についた表面のゴミだけを掃除しているのではないでしょうか?排水口の内部までとなると、洗濯機を移動して確認しないといけないので手間も時間もかかってしまいます。しかしいざ排水口の蓋を外してみると、紙の毛や糸くずなどのゴミが溜まっていることがあります。そのゴミや配管の汚れが原因で嫌な臭いを引き起こすことがあるのです。
排水トラップに水が入っていない
出典: www.alldenka.jp
二つ目は、排水トラップと呼ばれる部分に水が入っていないことが原因です。排水トラップとは、画像のように排水口のフタを外すと出てくる筒のようなものと、その下にあるコップ部分のことです。このコップ部分が重要で、中に水が入っていないと空気の通り道をつくってしまい、その下にある配管から下水の臭いが上がってきてしまうのです。配管から下水の臭いを上げないためにも排水トラップには必ず水を入れておくことが大事です。
排水口の掃除の仕方
掃除を始める前の注意点
洗濯機の排水口の掃除をはじめるまえに気を付けなければならないことがあります。まずは、洗濯機を移動させないといけないのですが、その際に次の注意点に気をつけてください。
出典: enechange.jp
1.感電予防のためにコンセントは外しましょう。洗濯機には高い電流が流れていますので、コンセントは抜いておきます。
出典: blogs.yahoo.co.jp
2.蛇口はしめておきましょう。蛇口を開けたままにしておくと、洗濯機を移動した際に誤ってホースが外れてしまい周囲に水が飛びちってしまうこともあります。それを防ぐためにも移動する前に必ず蛇口はしめておくことが大事です。
排水口を掃除しよう
注意点に気をつけて洗濯機を移動したら、さっそく掃除をはじめていきます。排水口の掃除は、ハブラシ・スポンジ・雑巾だけで簡単に掃除ができます。
出典: www.yurakomuten.com
1.まずは排水ホースを外し、排水口の網目になっているフタ部分(排水ホースと排水口を繋いでいる部分)を取り外します。その後、中に入っている排水トラップなども全て取り外します。
出典: kodawari-souji.blog.jp
2.髪の毛などのゴミを取り除き、配管の内部をハブラシできれいに掃除していきます。先ほど外した排水トラップなどもスポンジで洗い、雑巾で水気をとって戻しておきます。
3.最後に排水ホースを繋いで、洗濯機をもとの場所に戻して排水口の掃除の完了です。このとき、先ほども記述したように排水トラップには必ず水を入れておくことを忘れないでください。
排水口の詰まりや臭いなどのトラブルを避けるためにも、掃除は年に1~2回行うことをおすすめします。
原因2:なぜ洗濯槽にカビが繁殖するの?
出典: okishumi.com
先に記述したように、洗濯機は黒カビが繁殖しやすい環境にあります。ではなぜ黒カビが繁殖しやすいのかその理由を詳しく紹介していきます。
湿気がこもってる
出典: d.hatena.ne.jp
湿度が高ければ高いほど黒カビは繁殖しやすくなります。洗濯後の洗濯機の湿度はまさに黒カビには都合のいい環境となるのです。洗濯後にすぐに取り出さない、これから洗う汚れ物を洗濯機の中に溜めておくだけでも黒カビの繁殖の要因となってしまうのです。
また、黒カビの繁殖に適した温度は20~30度といわれています。気温が低い環境でも繁殖するカビもあるので、季節問わずカビが繁殖してしまうともいえます。
洗濯槽に残った洗剤や食べ残しが影響
出典: croissantclub.magazineworld.jp
洗濯槽に溶けずに残ってしまった石鹸や洗剤も、洗濯槽についた黒カビを繁殖させてしまいます。柔軟剤投入口は特に洗剤が残って付着しているかもしれません。また、洗濯物を洗濯機に入れるときに、ご飯粒などの食べ残しがついていないか確認して入れることも大事です。その洗濯物についた食べ残しなども黒カビを繁殖させる原因となってしまいます。
カビを繁殖させない予防法
洗濯機のフタを開けておく
出典: mitate-recycle.com
洗濯槽の黒カビの繁殖を防ぐためには、まず湿度を上げないことが大事です。利用していないときはフタを開けておき、湿気がこもらないようにします。乾燥機能がついている洗濯機の場合は、熱を利用しない簡易乾燥を活用しながら湿度を抑えることも可能です。
また乾燥機能を利用することで洗濯機内が高温となるので、高温に弱い黒カビを退治することにも繋がるのです。
セスキ炭酸ソーダを使って洗濯する
出典: blog.livedoor.jp
先ほど洗濯槽に残った洗剤などが黒カビ繁殖の原因の一つと紹介しましたが、セスキ炭酸ソーダ(アルカリ剤)を利用して洗濯すると黒カビ繁殖の要因にはなりません。セスキ炭酸ソーダは無機物なので、たとえ洗濯槽に残ったとしても黒カビの栄養になることはないのです。
洗濯槽の洗浄の仕方
重層を使った洗浄方法
出典: 39.benesse.ne.jp
【準備するもの】
・重層1カップ分
・洗濯機の最大水位まで入る程度の水(ぬるま湯だとなお効果的で、お風呂上がりのお湯を利用すると経済的でもあります。)
1.洗濯槽の最大水位まで水を入れます。
2.重層1カップ分を投入し、約5分ほど回します。洗濯機の機能に毛布や布団洗いの機能があればそれを利用します。この機能を利用することで洗濯機の内側と外側の間に気流が生まれ黒カビが落ちやすくなります。
3.約5分ほど回したあと停止し、1晩そのまま置いておきます。
4.翌日も同じように約5分ほど回し、排水します。
5.再度水を洗濯機の最大水位まで入れ2回程度洗濯槽をゆすいだら、洗浄の完了です。
自宅のお掃除に重層を利用されている方も多いのではないでしょうか?そうでなくても100均などで簡単に手に入るので手軽に洗浄できる方法です。
クエン酸を使った洗浄方法
出典: item.rakuten.co.jp
【準備するもの】
・クエン酸1カップ分
・酸素系漂白剤(商品に記載された水量に対する量)
・洗濯機の最大水位まで入る程度の水(ぬるま湯だとなお効果的で、お風呂上がりのお湯を利用すると経済的でもあります。)
1.洗濯槽の最大水位まで水を入れます。
2.酸素系漂白剤を投入し、漂白したい布巾などがあれば、一緒に入れます。布巾などの漂白が終わったら取り出しておきます。
3.漂白が終わったら、そのまま洗濯機能の「槽洗浄」を選択し「スタート」を押します。押したあとすぐにクエン酸1カップ分を投入します。
4.約3分ほど回したあと停止させ、1晩そのまま置いておきます。
5.翌日一通り洗濯機を回して、洗浄の完了です。
クエン酸を利用して洗濯槽の洗浄を行うときには、必ず先に酸素系漂白剤で布巾などを漂白したあとにクエン酸を入れて洗浄することが重要です。酸素系漂白剤を利用せずにすぐにクエン酸で洗浄をはじめてしまうと、洗濯槽に残った石鹸カスと結合し「酸素石鹸」という新たな汚れが発生してしまうからです。
それでも取れないカビには過炭酸ナトリウム
出典: sakumakensetu.hamazo.tv
【準備するもの】
・過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)お湯10Lに対して100gぐらいの量
・約50度ぐらいまでのお湯(お風呂の残り湯を利用すると経済的です。)
出典: www.live-science.com
1.約50度までのお湯を洗濯槽の最大水位まで入れます。その際には、必ず洗濯機の耐熱温度を確認してからお湯を入れてください。
2.その中に過炭酸ナトリウムを投入します。
3.洗濯機能の「標準コース」の「洗い」のみを選択し、約3分ほど回します。
4.洗濯槽が非常に汚れていると過炭酸ナトリウムがその汚れに反応し、洗濯槽から溢れ出そうになるほど泡立つことがあります。そうなった場合は一時停止をし、泡を取り除きます。取り除いてもなお泡立ちがひどい場合は洗濯槽のお湯の量を減らしてください。
出典: www.live-science.com
5.約3分ほど回したら、そのままの状態で1~2時間置いておきます。
6.1~2時間経過後、洗濯槽に浮かび上がってきている黒カビなどの汚れを網を使って取り除きます。黒カビなどの汚れが出てきていない場合は、自分の手でかき混ぜると黒カビが出てくることがあります。
7.黒カビなどの汚れを取り除いたら、水を排出しすすぎから脱水運転を2回繰り返します。水の汚れがひどいときにはこの作業を数回繰り返し行います。
出典: www.live-science.com
8.最後に排水フィルターを取り外し、ゴミを取り除きます。フィルターを元に戻し、洗濯槽の洗浄完了です。
ドラム式洗濯機の黒カビの取り方
出典: fujimino.co.jp
【準備するもの】
・過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)お湯10Lに対して100gぐらいの量
・約50度ぐらいまでのお湯(お風呂の残り湯を利用すると経済的です。)
つけおきコースを利用して洗浄
出典: www.live-science.com
1.ドラム内になにも入ってない状態で、「つけおきコース」にして「洗い」のみを選択します。このとき水量は最下位で設定します。
出典: www.live-science.com
2.約50度ぐらいのお湯をこぼれない程度入れます。必ず洗濯機の耐熱温度を確認してからお湯を入れてください。
3.その中に過炭酸ナトリウムを投入し、運転開始します。
出典: www.live-science.com
4.洗濯槽が非常に汚れていると過炭酸ナトリウムが反応し洗濯槽から溢れ出るほどの泡が出てくることがあります。このとき洗濯機機能の「泡消し機能」が働き一部お湯が排出されることがあります。「泡消し機能」が働いた場合は排水が終わるのを待ち、一時停止をして浮いた黒カビなどは取り除いておきます。そして減った分のお湯と洗剤を足し、再稼働させます。
出典: www.live-science.com
5.運転が終わったら、フタを開けて浮いている黒カビなどを網で全て取り除きます。そして、すすぎから脱水までを行います。水汚れがひどいときにはこの作業を繰り返し行ってください。
出典: www.live-science.com
6.洗濯機の運転が全ておわったら、排水フィルターを取り外します。フィルターを掃除して元に戻し、洗濯槽の洗浄完了です。
つけおきコースを利用しない洗浄方法
1.「つけおきコース」と同様にお湯を洗濯槽からこぼれない程度に入れます。
2.「洗い」時間の長いコースを選択します。「洗い」だけを選び、水量は最下位で設定します。
3.過炭酸ナトリウムを投入し運転開始します。
4.しばらくして「泡消し機能」が働いたら、先程紹介した「つけおきコースを利用して洗浄」と同様に対応します。
5.運転が終わったら黒カビなどを網で全て取り除き、「すすぎコース」で運転します。このとき水の汚れがひどい場合はすすぎから脱水を繰り返し行ってください。
6.最後に排水フィルターを取り外します。フィルターを掃除して元に戻し、洗濯槽の洗浄完了です。
洗濯機の掃除に便利な洗剤
排水口、洗濯槽の洗浄に活躍!酸素系漂白剤
シャボン玉石けん 酸素系漂白剤 750g
・漂白、消臭、除菌効果
¥386 (税込)
紹介してきましたように洗濯槽の洗浄に有効な洗剤です。排水口の掃除のあとに配管に流し入れて汚れを落とすことにも利用できます。また洗濯物の色柄物用の漂白することができます。さらに台所用品の除菌や漂白にも利用できるまさに万能の洗剤です。
洗濯槽の洗浄が簡単にできる洗剤
シャボン玉 洗たく槽クリーナー 500g
・1回分
・ステンレス槽・プラスティック槽兼用タイプ
¥455 (税込)
酸素系漂白剤が含まれているので、洗濯槽についた黒カビを簡単に除去できる洗剤です。洗濯槽いっぱいに水を入れ、この洗剤を入れて洗濯機を回すだけで簡単にきれいになります。便利な1回使い切りのタイプの洗剤です。
花王 洗たく槽ハイター 180g
・粉末酸素系
・1回分
・ステンレス槽・プラスティック槽兼用タイプ
¥448 (税込)
こちらも簡単に洗濯槽が洗浄できる洗剤です。こちらは粉末タイプとなっています。
これ一本でらくらく排水口掃除
ジョンソン パイプユニッシュ 800g
・パイプのつまり、ぬめり予防
¥266 (税込)
排水口の掃除に便利な洗剤です。排水口を掃除したあとに洗剤を入れると、手の届かない部分の配管についたヘドロゴミも簡単に掃除することができます。排水口の掃除後に利用すると効果的です。
ルック 濃効パイプマン 450ml
・少ない量で強力洗浄
¥198 (税込)
こちらの洗剤はノズル部分が小さく、狭い排水口には利用しやすい形となっています。また、濃密ジェル効果で少ない量で掃除することができます。
出典: www.sweden-home.jp
洗濯物をきれいにしてくれるはずの洗濯機から嫌な臭いがしたら気になりますよね。そもそも臭いの原因がわからず困ってしまうことありませんか?まずは、なぜ洗濯機から嫌な臭いがするのかその原因を紹介していきます。
出典: www.cs-y.co.jp
洗濯機から下水のような臭いがすることはありませんか?その原因のほとんどは洗濯機の排水口にあります。排水口に汚れが溜まったり、排水トラップに水が入っていないことが原因で排水のような臭いが発生してしまうのです。
出典: www.barjp.com
画像のように洗濯したはずの洗濯物に黒いものがついていたなんて経験はありませんか?実はこれ黒カビが原因なんです。洗濯槽は黒カビが繁殖しやすい環境にあり、洗濯槽に残る水気などが原因でカビが発生してしまうのです。その結果、カビくさい臭いを引き起こしてしまうのです。
出典: cleaning-kyubin.com
新品の洗濯機を購入し利用したときに、新品特有のプラスティックのような嫌な臭いを感じることもあります。本来徐々に臭いが消えていくものではありますが、あまりにも臭いがひどい場合、また利用してしばらく経つのに臭いが消えない場合は、メーカーや購入したお店に問い合わせることも必要です。
普段洗濯機を利用していても排水口のことまで気になりませんよね。実はそんな排水口はゴミが詰まってしまうと水漏れの原因にもなる重要な場所なんです。そんな排水口からなぜ下水のような臭いがするのでしょうか?それには二つの原因が考えられます。
出典: sozorog.hatenablog.com
排水口の汚れに気づいても、目についた表面のゴミだけを掃除しているのではないでしょうか?排水口の内部までとなると、洗濯機を移動して確認しないといけないので手間も時間もかかってしまいます。しかしいざ排水口の蓋を外してみると、紙の毛や糸くずなどのゴミが溜まっていることがあります。そのゴミや配管の汚れが原因で嫌な臭いを引き起こすことがあるのです。
出典: www.alldenka.jp
二つ目は、排水トラップと呼ばれる部分に水が入っていないことが原因です。排水トラップとは、画像のように排水口のフタを外すと出てくる筒のようなものと、その下にあるコップ部分のことです。このコップ部分が重要で、中に水が入っていないと空気の通り道をつくってしまい、その下にある配管から下水の臭いが上がってきてしまうのです。配管から下水の臭いを上げないためにも排水トラップには必ず水を入れておくことが大事です。
洗濯機の排水口の掃除をはじめるまえに気を付けなければならないことがあります。まずは、洗濯機を移動させないといけないのですが、その際に次の注意点に気をつけてください。
出典: enechange.jp
1.感電予防のためにコンセントは外しましょう。洗濯機には高い電流が流れていますので、コンセントは抜いておきます。
出典: blogs.yahoo.co.jp
2.蛇口はしめておきましょう。蛇口を開けたままにしておくと、洗濯機を移動した際に誤ってホースが外れてしまい周囲に水が飛びちってしまうこともあります。それを防ぐためにも移動する前に必ず蛇口はしめておくことが大事です。
注意点に気をつけて洗濯機を移動したら、さっそく掃除をはじめていきます。排水口の掃除は、ハブラシ・スポンジ・雑巾だけで簡単に掃除ができます。
出典: www.yurakomuten.com
1.まずは排水ホースを外し、排水口の網目になっているフタ部分(排水ホースと排水口を繋いでいる部分)を取り外します。その後、中に入っている排水トラップなども全て取り外します。
出典: kodawari-souji.blog.jp
2.髪の毛などのゴミを取り除き、配管の内部をハブラシできれいに掃除していきます。先ほど外した排水トラップなどもスポンジで洗い、雑巾で水気をとって戻しておきます。
3.最後に排水ホースを繋いで、洗濯機をもとの場所に戻して排水口の掃除の完了です。このとき、先ほども記述したように排水トラップには必ず水を入れておくことを忘れないでください。
排水口の詰まりや臭いなどのトラブルを避けるためにも、掃除は年に1~2回行うことをおすすめします。
出典: okishumi.com
先に記述したように、洗濯機は黒カビが繁殖しやすい環境にあります。ではなぜ黒カビが繁殖しやすいのかその理由を詳しく紹介していきます。
出典: d.hatena.ne.jp
湿度が高ければ高いほど黒カビは繁殖しやすくなります。洗濯後の洗濯機の湿度はまさに黒カビには都合のいい環境となるのです。洗濯後にすぐに取り出さない、これから洗う汚れ物を洗濯機の中に溜めておくだけでも黒カビの繁殖の要因となってしまうのです。
また、黒カビの繁殖に適した温度は20~30度といわれています。気温が低い環境でも繁殖するカビもあるので、季節問わずカビが繁殖してしまうともいえます。
出典: croissantclub.magazineworld.jp
洗濯槽に溶けずに残ってしまった石鹸や洗剤も、洗濯槽についた黒カビを繁殖させてしまいます。柔軟剤投入口は特に洗剤が残って付着しているかもしれません。また、洗濯物を洗濯機に入れるときに、ご飯粒などの食べ残しがついていないか確認して入れることも大事です。その洗濯物についた食べ残しなども黒カビを繁殖させる原因となってしまいます。
出典: mitate-recycle.com
洗濯槽の黒カビの繁殖を防ぐためには、まず湿度を上げないことが大事です。利用していないときはフタを開けておき、湿気がこもらないようにします。乾燥機能がついている洗濯機の場合は、熱を利用しない簡易乾燥を活用しながら湿度を抑えることも可能です。
また乾燥機能を利用することで洗濯機内が高温となるので、高温に弱い黒カビを退治することにも繋がるのです。
出典: blog.livedoor.jp
先ほど洗濯槽に残った洗剤などが黒カビ繁殖の原因の一つと紹介しましたが、セスキ炭酸ソーダ(アルカリ剤)を利用して洗濯すると黒カビ繁殖の要因にはなりません。セスキ炭酸ソーダは無機物なので、たとえ洗濯槽に残ったとしても黒カビの栄養になることはないのです。
出典: 39.benesse.ne.jp
【準備するもの】
・重層1カップ分
・洗濯機の最大水位まで入る程度の水(ぬるま湯だとなお効果的で、お風呂上がりのお湯を利用すると経済的でもあります。)
1.洗濯槽の最大水位まで水を入れます。
2.重層1カップ分を投入し、約5分ほど回します。洗濯機の機能に毛布や布団洗いの機能があればそれを利用します。この機能を利用することで洗濯機の内側と外側の間に気流が生まれ黒カビが落ちやすくなります。
3.約5分ほど回したあと停止し、1晩そのまま置いておきます。
4.翌日も同じように約5分ほど回し、排水します。
5.再度水を洗濯機の最大水位まで入れ2回程度洗濯槽をゆすいだら、洗浄の完了です。
自宅のお掃除に重層を利用されている方も多いのではないでしょうか?そうでなくても100均などで簡単に手に入るので手軽に洗浄できる方法です。
出典: item.rakuten.co.jp
【準備するもの】
・クエン酸1カップ分
・酸素系漂白剤(商品に記載された水量に対する量)
・洗濯機の最大水位まで入る程度の水(ぬるま湯だとなお効果的で、お風呂上がりのお湯を利用すると経済的でもあります。)
1.洗濯槽の最大水位まで水を入れます。
2.酸素系漂白剤を投入し、漂白したい布巾などがあれば、一緒に入れます。布巾などの漂白が終わったら取り出しておきます。
3.漂白が終わったら、そのまま洗濯機能の「槽洗浄」を選択し「スタート」を押します。押したあとすぐにクエン酸1カップ分を投入します。
4.約3分ほど回したあと停止させ、1晩そのまま置いておきます。
5.翌日一通り洗濯機を回して、洗浄の完了です。
クエン酸を利用して洗濯槽の洗浄を行うときには、必ず先に酸素系漂白剤で布巾などを漂白したあとにクエン酸を入れて洗浄することが重要です。酸素系漂白剤を利用せずにすぐにクエン酸で洗浄をはじめてしまうと、洗濯槽に残った石鹸カスと結合し「酸素石鹸」という新たな汚れが発生してしまうからです。
出典: sakumakensetu.hamazo.tv
【準備するもの】
・過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)お湯10Lに対して100gぐらいの量
・約50度ぐらいまでのお湯(お風呂の残り湯を利用すると経済的です。)
出典: www.live-science.com
1.約50度までのお湯を洗濯槽の最大水位まで入れます。その際には、必ず洗濯機の耐熱温度を確認してからお湯を入れてください。
2.その中に過炭酸ナトリウムを投入します。
3.洗濯機能の「標準コース」の「洗い」のみを選択し、約3分ほど回します。
4.洗濯槽が非常に汚れていると過炭酸ナトリウムがその汚れに反応し、洗濯槽から溢れ出そうになるほど泡立つことがあります。そうなった場合は一時停止をし、泡を取り除きます。取り除いてもなお泡立ちがひどい場合は洗濯槽のお湯の量を減らしてください。
出典: www.live-science.com
5.約3分ほど回したら、そのままの状態で1~2時間置いておきます。
6.1~2時間経過後、洗濯槽に浮かび上がってきている黒カビなどの汚れを網を使って取り除きます。黒カビなどの汚れが出てきていない場合は、自分の手でかき混ぜると黒カビが出てくることがあります。
7.黒カビなどの汚れを取り除いたら、水を排出しすすぎから脱水運転を2回繰り返します。水の汚れがひどいときにはこの作業を数回繰り返し行います。
出典: www.live-science.com
8.最後に排水フィルターを取り外し、ゴミを取り除きます。フィルターを元に戻し、洗濯槽の洗浄完了です。
出典: fujimino.co.jp
【準備するもの】
・過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)お湯10Lに対して100gぐらいの量
・約50度ぐらいまでのお湯(お風呂の残り湯を利用すると経済的です。)
出典: www.live-science.com
1.ドラム内になにも入ってない状態で、「つけおきコース」にして「洗い」のみを選択します。このとき水量は最下位で設定します。
出典: www.live-science.com
2.約50度ぐらいのお湯をこぼれない程度入れます。必ず洗濯機の耐熱温度を確認してからお湯を入れてください。
3.その中に過炭酸ナトリウムを投入し、運転開始します。
出典: www.live-science.com
4.洗濯槽が非常に汚れていると過炭酸ナトリウムが反応し洗濯槽から溢れ出るほどの泡が出てくることがあります。このとき洗濯機機能の「泡消し機能」が働き一部お湯が排出されることがあります。「泡消し機能」が働いた場合は排水が終わるのを待ち、一時停止をして浮いた黒カビなどは取り除いておきます。そして減った分のお湯と洗剤を足し、再稼働させます。
出典: www.live-science.com
5.運転が終わったら、フタを開けて浮いている黒カビなどを網で全て取り除きます。そして、すすぎから脱水までを行います。水汚れがひどいときにはこの作業を繰り返し行ってください。
出典: www.live-science.com
6.洗濯機の運転が全ておわったら、排水フィルターを取り外します。フィルターを掃除して元に戻し、洗濯槽の洗浄完了です。
1.「つけおきコース」と同様にお湯を洗濯槽からこぼれない程度に入れます。
2.「洗い」時間の長いコースを選択します。「洗い」だけを選び、水量は最下位で設定します。
3.過炭酸ナトリウムを投入し運転開始します。
4.しばらくして「泡消し機能」が働いたら、先程紹介した「つけおきコースを利用して洗浄」と同様に対応します。
5.運転が終わったら黒カビなどを網で全て取り除き、「すすぎコース」で運転します。このとき水の汚れがひどい場合はすすぎから脱水を繰り返し行ってください。
6.最後に排水フィルターを取り外します。フィルターを掃除して元に戻し、洗濯槽の洗浄完了です。
シャボン玉石けん 酸素系漂白剤 750g
・漂白、消臭、除菌効果
¥386 (税込)
紹介してきましたように洗濯槽の洗浄に有効な洗剤です。排水口の掃除のあとに配管に流し入れて汚れを落とすことにも利用できます。また洗濯物の色柄物用の漂白することができます。さらに台所用品の除菌や漂白にも利用できるまさに万能の洗剤です。
シャボン玉 洗たく槽クリーナー 500g
・1回分
・ステンレス槽・プラスティック槽兼用タイプ
¥455 (税込)
酸素系漂白剤が含まれているので、洗濯槽についた黒カビを簡単に除去できる洗剤です。洗濯槽いっぱいに水を入れ、この洗剤を入れて洗濯機を回すだけで簡単にきれいになります。便利な1回使い切りのタイプの洗剤です。