寒い冬に暖かさをもたらしてくれる暖房機器。今回はその中でも「ストーブ」に焦点をあてて詳しく解説していきます。ストーブには主に、石油ストーブ、ガスストーブ、電気ストーブの3種類があります。それぞれの特徴、メリット、デメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
ストーブの火に癒される冬
出典: www.beamsshopblog.jp
赤々と燃える火をゆっくり眺めるというのはなんという贅沢なのでしょう。冬の楽しみのひとつであると言えます。
そんな暖かい火を直接楽しむことができる暖房器具といえば、ストーブ以外にはありません。
直火が危険だと考える方も多いですが、火を直接見てその熱さを身をもって学べるという体験は貴重です。
電気で送られるファンの風が起きないため、ストーブの暖かさはじんわりとしていて、喉や肌にもやさしいものです。
ストーブの種類とおすすめ機種をご紹介していきます。
ストーブの種類をご紹介♪
石油ストーブ
出典: kakaku.com
石油ストーブは燃料に灯油を使います。同じ灯油を燃料にする暖房器具といえば、石油ファンヒーターがありますね。石油ファンヒーターと石油ストーブの違いは何でしょう。
石油ストーブは石油ファンヒーターと違い、電力を必要としません。石油ストーブは、燃料の灯油さえ入っていれば、コンセントのない場所でも点火することができるのです。(ほとんどの場合、点火に乾電池が必要となります)
暖房方式は放射式と対流式があり、給油方式では、カートリッジタンク式と固定タンク式があります。
ガスストーブ
出典: home.tokyo-gas.co.jp
ガスストーブは燃料にガスを使います。石油ストーブと同じで、やはり電力は使いません。
点火の際に乾電池を使用する場合もあります。ですので、石油ストーブと同じく、地震などで電力が止まった場合も使うことができますね。
電気ストーブ
出典: astigmatismmk.seesaa.net
電気ストーブは、電気を通すと発熱するニクロム線やカーボンなどを利用した暖房器具です。空気が汚れず、クリーンなまま暖房が使えます。
石油やガスと違い、電力を熱エネルギーに変えるので「火を楽しむ」というわけにはいきませんが、手軽に暖をとれると人気です。
電気ストーブには種類がいくつかあります。使われている発熱体や構造により分類されています。主な種類には、ニクロム線電気ストーブ、ハロゲンヒーター、カーボンヒーター、グラファイトヒーターがあります。
それぞれの特徴を比較してみよう
石油ストーブの特徴
石油ストーブの特徴と言えば、ヤカンを上に乗せたり、お餅を焼いたりすることができる点でしょうか。ヤカンを上に乗せれば、加湿効果が抜群ですね。ヤカンから出る湯気は、部屋の湿度を上昇させてくれます。加湿器要らずです。
また、地震で電気が止まってしまったときにも、灯油さえあればストーブを点けて暖まることができます。
短所としてあげられるのは石油臭さでしょうか。また、ファンヒーターと違い、送風機能がないので部屋全体が暖まりにくく、細かな温度調節ができません。定期的な換気に気を付けなければいけない点と、灯油の補給、消し忘れに注意が必要です。
ガスストーブの特徴
ガスストーブも、石油ストーブと同じく、電力を使わずに作動させることができます。地震などの電力が止まった非常時にも使えるということで、最近注目されつつあります。
温風が噴出しないので、乾燥しにくく喉にやさしいです。また、点火後すぐに暖まる即暖性の高さは大きな長所です。
石油ストーブと違い、給油の面倒は一切ありません。給油タンクがないので、本体がコンパクトです。
デメリットとしてあげられるのは、ガスのコンセントの設置が不可欠であることです。ない場合は工事が必要になってしまいます。
カセットコンロで使うガスボンベで作動するガスストーブもありますので、そちらであれば工事不要でガスストーブを楽しむことができます。
また、灯油に比べると、ガス代の方が一般的に割高です。部屋の中で太いガスホースが邪魔になるという感想もよく聞きます。
電気ストーブの特徴
電気ストーブの最大の特徴は、スイッチをオンにするとすぐに暖まる点でしょう。暖まると言っても部屋全体ではなく、ストーブのすぐそばにいる人間に暖かさを感じさせてくれます。
空気を汚さないので、換気に気を配る必要はありません。ハロゲンヒーターなどは安く手に入ります。
しかしやはり電力を使うので、長時間使っていると、電気代が高くつく場合があります。またハロゲンヒーターの場合は、ホコリがたまると火事になる恐れがあるので、こまめな掃除が必要です。
2015年おすすめ商品
【石油ストーブ】トヨトミ ダブルクリーン RC-W36F
出典: www.toyotomi.jp
特殊コーティングから発生する遠赤外線が、じんわりとした暖かさを感じさせてくれます。また、石油ストーブの悩みである臭いを大幅に軽減する工夫がなされています。
灯油を節約する低燃費運転が可能で、部屋が暖まり次第火力を徐々に絞ることで、60パーセントの火力での運転が可能になっています。
【ガスストーブ】イワタニ カセットガスストーブ
出典: imustatsumi.seesaa.net
カセットのガスボンベを装着することで点火し、暖まることができるお手軽なガスストーブです。本体の重さはわずか2.6kgなので、暖まりたい場所へサッと片手で持ち運べます。
脱衣所やデスクワークの足元に。小型なので場所も取りません。
【電気ストーブ】コロナ 遠赤外線電気ストーブ コアヒート
出典: www.amazon.co.jp
人体に吸収されやすい3~20ミクロンの遠赤外線がたっぷり放出されることにより、身体の芯まで暖まると評判です。
嫌な臭いがなく音も静かで、空気の汚れの心配いらずなのはやはり嬉しいですね。
省エネセンサーボタンをONにすることで、気になる電気代も抑えられます。
出典: www.beamsshopblog.jp
赤々と燃える火をゆっくり眺めるというのはなんという贅沢なのでしょう。冬の楽しみのひとつであると言えます。
そんな暖かい火を直接楽しむことができる暖房器具といえば、ストーブ以外にはありません。
直火が危険だと考える方も多いですが、火を直接見てその熱さを身をもって学べるという体験は貴重です。
電気で送られるファンの風が起きないため、ストーブの暖かさはじんわりとしていて、喉や肌にもやさしいものです。
ストーブの種類とおすすめ機種をご紹介していきます。
石油ストーブ
出典: kakaku.com
石油ストーブは燃料に灯油を使います。同じ灯油を燃料にする暖房器具といえば、石油ファンヒーターがありますね。石油ファンヒーターと石油ストーブの違いは何でしょう。
石油ストーブは石油ファンヒーターと違い、電力を必要としません。石油ストーブは、燃料の灯油さえ入っていれば、コンセントのない場所でも点火することができるのです。(ほとんどの場合、点火に乾電池が必要となります)
暖房方式は放射式と対流式があり、給油方式では、カートリッジタンク式と固定タンク式があります。
ガスストーブ
出典: home.tokyo-gas.co.jp
ガスストーブは燃料にガスを使います。石油ストーブと同じで、やはり電力は使いません。
点火の際に乾電池を使用する場合もあります。ですので、石油ストーブと同じく、地震などで電力が止まった場合も使うことができますね。
電気ストーブ
出典: astigmatismmk.seesaa.net
電気ストーブは、電気を通すと発熱するニクロム線やカーボンなどを利用した暖房器具です。空気が汚れず、クリーンなまま暖房が使えます。
石油やガスと違い、電力を熱エネルギーに変えるので「火を楽しむ」というわけにはいきませんが、手軽に暖をとれると人気です。
電気ストーブには種類がいくつかあります。使われている発熱体や構造により分類されています。主な種類には、ニクロム線電気ストーブ、ハロゲンヒーター、カーボンヒーター、グラファイトヒーターがあります。
石油ストーブの特徴
石油ストーブの特徴と言えば、ヤカンを上に乗せたり、お餅を焼いたりすることができる点でしょうか。ヤカンを上に乗せれば、加湿効果が抜群ですね。ヤカンから出る湯気は、部屋の湿度を上昇させてくれます。加湿器要らずです。
また、地震で電気が止まってしまったときにも、灯油さえあればストーブを点けて暖まることができます。
短所としてあげられるのは石油臭さでしょうか。また、ファンヒーターと違い、送風機能がないので部屋全体が暖まりにくく、細かな温度調節ができません。定期的な換気に気を付けなければいけない点と、灯油の補給、消し忘れに注意が必要です。
ガスストーブの特徴
ガスストーブも、石油ストーブと同じく、電力を使わずに作動させることができます。地震などの電力が止まった非常時にも使えるということで、最近注目されつつあります。
温風が噴出しないので、乾燥しにくく喉にやさしいです。また、点火後すぐに暖まる即暖性の高さは大きな長所です。
石油ストーブと違い、給油の面倒は一切ありません。給油タンクがないので、本体がコンパクトです。
デメリットとしてあげられるのは、ガスのコンセントの設置が不可欠であることです。ない場合は工事が必要になってしまいます。
カセットコンロで使うガスボンベで作動するガスストーブもありますので、そちらであれば工事不要でガスストーブを楽しむことができます。
また、灯油に比べると、ガス代の方が一般的に割高です。部屋の中で太いガスホースが邪魔になるという感想もよく聞きます。
電気ストーブの特徴
電気ストーブの最大の特徴は、スイッチをオンにするとすぐに暖まる点でしょう。暖まると言っても部屋全体ではなく、ストーブのすぐそばにいる人間に暖かさを感じさせてくれます。
空気を汚さないので、換気に気を配る必要はありません。ハロゲンヒーターなどは安く手に入ります。
しかしやはり電力を使うので、長時間使っていると、電気代が高くつく場合があります。またハロゲンヒーターの場合は、ホコリがたまると火事になる恐れがあるので、こまめな掃除が必要です。
【石油ストーブ】トヨトミ ダブルクリーン RC-W36F
出典: www.toyotomi.jp
特殊コーティングから発生する遠赤外線が、じんわりとした暖かさを感じさせてくれます。また、石油ストーブの悩みである臭いを大幅に軽減する工夫がなされています。
灯油を節約する低燃費運転が可能で、部屋が暖まり次第火力を徐々に絞ることで、60パーセントの火力での運転が可能になっています。
【ガスストーブ】イワタニ カセットガスストーブ
出典: imustatsumi.seesaa.net
カセットのガスボンベを装着することで点火し、暖まることができるお手軽なガスストーブです。本体の重さはわずか2.6kgなので、暖まりたい場所へサッと片手で持ち運べます。
脱衣所やデスクワークの足元に。小型なので場所も取りません。
【電気ストーブ】コロナ 遠赤外線電気ストーブ コアヒート
出典: www.amazon.co.jp
人体に吸収されやすい3~20ミクロンの遠赤外線がたっぷり放出されることにより、身体の芯まで暖まると評判です。
嫌な臭いがなく音も静かで、空気の汚れの心配いらずなのはやはり嬉しいですね。
省エネセンサーボタンをONにすることで、気になる電気代も抑えられます。
コツ・ポイント
冬は乾燥しやすく喉も痛めやすいので、じんわりと暖まるストーブはおすすめです。寒くなると、お風呂場と室内の温度差によるヒートショックも心配になってきますよね。コンパクト設計のものを選べば、狭い脱衣所にも置けて手軽に暖をとることができますよ。ご自身の家や希望に合ったベストなストーブを選んで、この冬を快適に過ごしましょう!